このページでは、Google Kubernetes Engine が特定のアドオンにリソースを動的に割り当てる方法について説明します。
アドオンの自動スケーリング
GKE は、アドオン リサイザを使用して metrics-server アドオンと heapster アドオンをスケーリングします。アドオン リサイザは、クラスタ内のノード数に比例して、管理コンテナのリソース リクエストとリソース制限をスケーリングします。次の数式を使います。
Kubernetes のバージョン | 数式 |
---|---|
1.11.x 以前 | \( R=b+m \times \max(n,16) \) |
1.12.x 以降 | \( R=b+m \times \max(n,5) \) |
リソース リクエストまたはリソース制限 \(R\) は、基本リクエスト/制限 \(b\) に下限リソース要件 \(m\) を加算し、それにクラスタのノード数 \(n\) を乗算したものと同等です。
クラスターのノード数が 5 以下(Kubernetes 1.11.x 以前のバージョンの場合はノード数が 16 以下)の場合、アドオン リサイザはクラスターのノード数を 5 としてリソースを割り当てます。