Cloud IoT Core では Cloud Monitoring と Cloud Logging を使用できます。
モニタリング
Cloud Monitoring は、レジストリ レベルで指標を自動的に提供します。Cloud Monitoring を使用して、レジストリ内のアクティブなデバイスの総数を表示するダッシュボードなど、ダッシュボードを作成できます。特定の指標がしきい値を超えた場合(レジストリ内のデバイス間で送受信される課金対象のバイトの量が、設定した上限を超えた場合など)にアラートを設定することもできます。Cloud Logging では、Cloud Monitoring のログベースの指標を使用することもできます。ユーザー定義の指標(特定の Pub/Sub トピックにデータをパブリッシュしたデバイスの数など)を構成することで、役立つ情報が得られます。
Cloud IoT Core でのモニタリングの使用に関する情報については、リソースのモニタリングをご覧ください。
ロギング
Cloud IoT Core は、監査ログとデバイスログの 2 種類のログを生成します。どちらも Cloud Logging で表示できます。
監査ログ
監査ログは「誰が、いつ、どこで何をしたか」の確認に役立ちます。たとえば、監査ログを使用すると、特定の時刻にデバイスを作成したユーザーや、最近デバイス構成を送信したユーザー、レジストリの IAM ポリシーが最後に設定された日時を確認できます。
Cloud IoT Core は、次の管理アクティビティ オペレーションの監査ログを作成し、デフォルトで提供します。これらのログに費用はかかりません。また、Cloud Logging の割り当てにはカウントされません。
CreateDeviceRegistry
DeleteDeviceRegistry
UpdateDeviceRegistry
CreateDevice
DeleteDevice
UpdateDevice
ModifyCloudToDeviceConfig
SetIamPolicy
Cloud IoT Core はデータアクセスに関する監査ログを書き込みます。このログはデフォルトで提供されません。これらのログには、Cloud Logging の割り当てと料金が適用されます。
GetDeviceRegistry
ListDeviceRegistries
GetDevice
ListDevices
GetIamPolicy
Cloud IoT Core での監査ログの使用の詳細については、Cloud 監査ログの表示をご覧ください。
デバイスのログ
デバイスのログを使用して、デバイスの接続、エラー、その他のライフサイクル イベントに関する情報を確認できます。監査ログはレジストリ レベルのオペレーションに関する情報を提供しますが、デバイスログは個々のデバイスの問題の特定に使用できます。
デバイスのログは自動的に収集されないため、手動で有効にする必要があります。これらには独自の割り当てと上限が適用されますが、Cloud Logging の割り当てにはカウントされません。ただし、Cloud Logging の料金が適用されます。
Cloud IoT Core でのデバイスログの使用の情報については、デバイスログの表示をご覧ください。