割り当てと上限

Cloud Healthcare API は、さまざまな理由でリソースの使用を制限しています。たとえば、割り当て量を制限して予期しない使用量の急増を防ぐことで Google Cloud ユーザーのコミュニティを保護しています。Google Cloud では無料トライアルの割り当ても用意しています。この割り当て量制限により、Google Cloud(Cloud Healthcare API を含む)を試しているユーザーは、制限付きでアクセスできます。

Cloud Healthcare API の割り当ては、リージョン単位で適用されます。単一のリージョンの割り当てが枯渇しても、他のリージョンでの Cloud Healthcare API の使用には影響しません。

割り当てと使用量の確認

割り当てとは、ストレージの上限(上り上限とも呼ばれる)とオペレーションの制限のことです。

プロジェクトで利用できるリソースの割り当て量は、Cloud Console の [割り当て] ページで確認できます。

Cloud Healthcare API の割り当てのみを表示する場合は、[すべてのサービス]、[なし] の順にクリックし、[Cloud Healthcare API] を選択します。

割り当て量はすべてのプロジェクトで同じとは限りません。Cloud Healthcare API の使用が多くなるに伴い、割り当てが増加する可能性があります。使用量の大幅な増加が見込まれる場合は、事前に Google Cloud Console の [割り当て] ページから割り当て量の調整をリクエストできます。割り当ての増加リクエストを行っても課金されません。料金が発生するのは、リソースの使用量が増えたときのみです。

リソースに関する制限

Cloud Healthcare API は、リクエストのコンテンツのサイズを制限します。たとえば、DICOM リクエストの X 線画像のサイズなどが制限されます。リソース上限の変更はリクエストできません。ただし、状況によっては、インポート オペレーションを使用して、リソース上限よりも大きなコンテンツをインポートできます。

以下のリソース上限が適用されます。また、これらは変更される可能性があります。

モダリティ リクエスト サイズの上限
DICOM
  • Store トランザクション: 無制限。その他すべてのメソッドは 10 MB
  • Store トランザクション / Retrieve トランザクション: オペレーションが 1 時間を超えるとタイムアウトが発生します
  • Search トランザクション メソッドの最大オフセットは 1,000,000
  • 匿名化: 匿名化では、1 GB を超える DICOM ファイルを処理できません
  • 取り込んだ DICOM ファイルの上限はタグ 1 つあたり 2 GB です。この上限には、ネイティブ形式でエンコードされた PixelData が含まれます
  • DICOM データをコード変換する場合、最大ファイルサイズは 1 GB、最大フレームサイズは 150 MB
  • dicomStores.import: 最大ファイルサイズは 20 GB
FHIR executeBundle: 50 MB。その他すべてのメソッドは 10 MB
HL7v2 10 MB

関連するリソース上限を超えるコンテンツを処理しようとすると、エラーが発生します。

リソース上限を超えるコンテンツへのインポート オペレーションの使用

インポート オペレーションにより、関連するリソース上限を超えるコンテンツを処理できます。インポート オペレーションのコンテンツ サイズは、個々のオブジェクトに対する Google Cloud の最大ストレージ サイズである 5 TB によってのみ制限されます。インポート オペレーションは、インポート オペレーションにかかる時間を決定するストレージの割り当てに影響を受けます。たとえば、DICOM ストアに多くの DICOM インスタンスを格納する必要があり、リクエスト サイズの上限による影響を受けたくない場合は、インポート オペレーションを使用することをおすすめします。利用可能な Store トランザクション メソッドを使用してインスタンスをアップロードする代わりに、インスタンスを Cloud Storage バケットにアップロードしてから、DICOM ストアにインポートできます。

インポート オペレーションを使用して DICOM データをインポートするための詳細な手順については、DICOM データのインポートとエクスポートを参照してください。

インポート オペレーションを使用して FHIR リソースをインポートするための詳細な手順については、FHIR リソースのインポートとエクスポートを参照してください。

インポート オペレーションを使用して HL7v2 メッセージをインポートするための詳細な手順については、HL7v2 メッセージのインポートを参照してください。

割り当ての変更をリクエストする

割り当て量の変更をリクエストするには、serviceusage.quotas.update 権限が必要です。この権限は、事前定義された役割(オーナー、編集者、割り当て管理者)にはデフォルトで含まれています。

  1. [割り当て] ページに移動します。

    [割り当て] ページに移動

  2. [割り当て] ページで、変更する割り当てを選択します。Cloud Healthcare API の割り当てのみを表示する場合は、[サービス]、[なし] の順にクリックし、[Cloud Healthcare API] を選択します。
  3. 編集する割り当てのチェックボックスをオンにします。
  4. ページ上部にある [割り当てを編集] ボタンをクリックします。
  5. フォームに記入し、[次へ] をクリックします。
  6. リクエストする上限を入力し、[次へ] をクリックします。
  7. [リクエストを送信] をクリックします。

割り当てを減らすリクエストは、デフォルトでは拒否されます。割り当て量を減らしたい場合は、要件の説明を記載してサポートメールに返信してください。サポート担当者が対応いたします。

リクエストの送信後、24~48 時間以内に Cloud Healthcare API チームから返信いたします。

リクエストの完了に十分な時間が確保されるように、少なくとも数日前に追加のリソースを計画してリクエストしてください。