Ruby ランタイム

概要

Cloud Functions の関数は、オペレーティング システムのバージョンに加えアドオン パッケージ、言語サポート、お使いの関数をサポートして呼び出す Functions Framework ライブラリで構成される環境で実行されます。この環境は言語バージョンで識別され、ランタイムと呼ばれます。

Cloud Functions は、次の Ruby ランタイムをサポートしています。

  • Ruby 3.2(推奨)
  • Ruby 3.0
  • Ruby 2.7
  • Ruby 2.6

ランタイムの概要と、各 Ruby ランタイムが使用する Ubuntu のバージョンについては、Cloud Functions の実行環境をご覧ください。

ランタイムの選択

関数を実行する Ruby ランタイムは、関数をデプロイするときに指定する必要があります。Ruby ランタイムを指定するには:

gcloud

Google Cloud CLI を使用している場合は、--runtime パラメータを使用してランタイムを指定します。NAME には、関数名を指定します。例:

gcloud functions deploy NAME --runtime ruby32 --trigger-http

その他のデプロイ パラメータについては、gcloud ツールを使用したデプロイをご覧ください。

コンソール

Google Cloud コンソールを使用している場合は、Google Cloud コンソール クイックスタートで詳しい手順をご覧ください。

ソースコードの構造

Cloud Functions が関数の定義を見つけるためには、ソースコードが特定の構造に従っている必要があります。詳しくは、Cloud Functions の作成をご覧ください。

関数の準備

関数は、Google Cloud コンソールから直接準備することも、ローカルマシンに作成してアップロードすることもできます。Ruby 開発用のローカルマシンを準備するには、Ruby 開発環境の設定をご覧ください。 関数を呼び出すライブラリは Ruby Functions Framework です。

依存関係の指定

関数の依存関係は、プロジェクト ファイルに追加することで指定できます。詳細については、Ruby での依存関係の指定をご覧ください。

次のステップ