Eventarc には、Google Cloud コンソールまたは Google Cloud CLI を使用してトリガーを管理するさまざまな方法があります。
トリガーの削除
トリガーを削除できます。
コンソール
Google Cloud コンソールで、[Eventarc] の [トリガー] ページに移動します。
[Eventarc] に移動- トリガーを選択して [ 削除] をクリックします。
gcloud
gcloud eventarc triggers delete TRIGGER
TRIGGER
は、トリガーの ID または完全修飾 ID に置き換えます。
トリガーの一覧表示
すべてのロケーションでトリガーの一覧表示、フィルタ、並べ替えを行うことができます。
コンソール
すべてのトリガーを一覧表示するには、Google Cloud コンソールで [Eventarc] の [トリガー] ページに移動します。
[Eventarc] に移動このコマンドは、すべてのロケーションのトリガー名、リージョン、イベント プロバイダ、宛先情報、タイプを一覧表示します。
- トリガーを名前、リージョン、作成日でフィルタするには:
- [ フィルタ] テキスト ボックスをクリックします。
- [プロパティ] のリストから、トリガーをフィルタするオプションを選択します。
単一のプロパティを選択するか、論理演算子
OR
を使用してプロパティとフィルタを追加します。 - トリガーを名前、リージョン、または作成日で並べ替えるには、
Name
、Region
、Created
の横にある [ 並べ替え] アイコンをクリックします。
gcloud
gcloud eventarc triggers list --location=-
すべてのロケーションのトリガー名、タイプ、宛先、ステータスが一覧表示されます。
トリガーの説明
特定のロケーションにあるトリガーの説明を取得できます。
コンソール
Google Cloud コンソールで、[Eventarc] の [トリガー] ページに移動します。
[Eventarc] に移動- トリガーのリストから、詳細を確認するトリガーをクリックします。
[トリガーの詳細] ページに、名前、イベント プロバイダ、条件、トリガーの宛先など、トリガーの詳細が表示されます。
gcloud
gcloud eventarc triggers describe TRIGGER \ --location=LOCATION
次のように置き換えます。
TRIGGER
: トリガーの ID または完全修飾識別子。LOCATION
: Eventarc トリガーのロケーション。
トリガーに関する次の情報を返します。
- トリガーの作成時刻
- トリガーのリンク先の詳細
- 条件の一致(イベント フィルタなど)
- トリガーの名前
- トリガーの条件
- トリガーに関連付けられているサービス アカウントのメールアドレス
- Pub/Sub サブスクリプションやトピック名などのトランスポート レイヤの詳細
トリガーの更新
トリガーは次のように更新できます。
gcloud eventarc triggers update TRIGGER --location=LOCATION \ --event-filters=NEW_EVENT_FILTERS \ --service-account=NEW_SERVICE_ACCOUNT \ --destination-workflow=NEW_DESTINATION_WORKFLOW \ --destination-workflow-location=NEW_DESTINATION_WORKFLOW_LOCATION
次のように置き換えます。
TRIGGER
: トリガーの ID または完全修飾識別子。LOCATION
: Eventarc トリガーのロケーション。
次のいずれかを更新できます。
NEW_EVENT_FILTERS
: トリガーのイベント ルーティングを構成するために使用するフィルタ。例:type=google.cloud.pubsub.topic.v1.messagePublished
NEW_SERVICE_ACCOUNT
: トリガーに関連付けられた Identity and Access Management(IAM)サービス アカウントのメールアドレス。NEW_DESTINATION_WORKFLOW
: トリガーからイベントを受け取る、デプロイ済みワークフローの ID。NEW_DESTINATION_WORKFLOW_LOCATION
: 宛先ワークフローがデプロイされるロケーション。
たとえば、新しいサービス アカウントでトリガーを更新するには、次のようにします。
gcloud eventarc triggers update cal-workflows-trigger \ --service-account="${TRIGGER_SA}@${PROJECT_ID}.iam.gserviceaccount.com"
これは、サービス アカウント new-serviceaccount@
を使用して PROJECT_ID
.iam.gserviceaccount.comcal-workflows-trigger
という名前のトリガーを更新します。