ローカル サーバーでの Java 用 Cloud クライアント ライブラリの使用

App Engine Java プロジェクトでは、Java 用 Cloud クライアント ライブラリを使用して、Google Cloud API によって公開されているリソースやサービスにアクセスします。

大部分の Google Cloud サービスでは、アプリケーションのアクセスを許可する必要があります。サービスアカウントは、個々のエンドユーザーではなく、特定の Google Cloud プロジェクトでデプロイされたアプリケーションに属している特別な Google アカウントです。App Engine で実行されると、Java 用 Cloud クライアント ライブラリはこのサービス アカウントを使用して Google サービス API を呼び出します。

ローカル ボックスの App Engine エミュレータで同じアプリケーションを実行する場合、GCP プロジェクトとサービス アカウントを指定する必要があります。

ローカル サーバーに対するアクセスの構成

Java 用 Cloud クライアント ライブラリにアクセスするようにローカル サーバーを構成するには:

  1. [Run] > [Run Configurations] を選択します。

  2. 新しい App Engine ローカル サーバーの実行構成を作成するか、既存の構成を選択します。

  3. [Cloud Platform] タブを開きます。

    実行構成を構成するためのダイアログ ボックス。App Engine ローカル サーバー用に新しい実行構成が作成され、[Cloud Platform] タブが開きます。[Account]、[Project]、[Service Key] 用のフィールドが存在します。参照ボタンを使用して、サービスキーのパスを選択します。[Create New Key]、[Revert]、[Apply]、[Run] の各ボタンが表示されますが、無効になっています。

  4. 使用する [Account] を選択するか、新しいアカウントを追加します。

  5. アプリケーションに関連付けられた [Project] を選択します。

  6. [Create New Key] を選択します。

    Eclipse によって新しいサービスキーが作成され、[Service key] フィールドにパスが表示されます。

    実行構成を構成するためのダイアログ ボックス。App Engine ローカル サーバー用に新しい実行構成が作成され、Google Cloud が開きます。[Account]、[Project]、[Service Key] 用のフィールドが存在します。参照ボタンを使用して、サービスキーのパスを選択します。[Create New Key]、[Revert]、[Apply]、[Run] の各ボタンが表示されます。アカウントとプロジェクトが選択されています。[Service key] フィールドには、キーファイルへのパスが表示されます。

  7. [Apply] を選択します。

API Console で作成したサービス アカウントキーを選択して、JSON ファイルとしてローカル ファイル システムにダウンロードすることもできます。

次のステップ