Cloud DLP の料金

このページでは、Cloud Data Loss Prevention(DLP)の料金について説明します。このページの料金は米ドル(USD)表記となっています。

Cloud DLP の料金は、次の価格表に基づき使用量に応じて課金されます。各請求期間の最終日に、その期間中の使用量と料金を記載した請求書が作成されます。このページの料金は米ドル(USD)表記となっています。

米ドル以外の通貨でお支払いの場合は、Cloud Platform SKU に記載されている該当通貨の料金が適用されます。

Cloud DLP でスキャンする情報の量によっては、請求額が非常に高くなる可能性があります。費用を抑えながら、目的のデータのみを Cloud DLP で的確にスキャンする方法については、Cloud DLP コストの管理をご覧ください。

Google Cloud Platform 料金計算ツールを使用することで、スキャンするコンテンツの種類と量に基づいて Cloud DLP の費用を見積もることができます。

ストレージ ジョブの料金

2019 年 6 月 12 日の時点で、GCP 内に保存されているデータの Cloud DLP による検査の料金は以下のとおりです。

1 か月間に検査されたストレージ データ ギガバイト(GB)あたりの料金
1 GB まで 無料
1 GB~50 テラバイト(TB) $1.00
50 TB 超 $0.75
500 TB 超 $0.60

GCP 内に保存されているコンテンツの検査の詳細については、ストレージとデータベースに保存されている機密データの検査をご覧ください。

新しいコンテンツ メソッドの料金(2019 年 11 月 8 日から)

2019 年 11 月 8 日から、Cloud DLP コンテンツ メソッドの料金は、以下のスケジュールに従い、検査または変換されたバイト数に基づいて請求されます。

コンテンツ検査メソッドの料金

1 か月間に検査されたコンテンツ データ GB あたりの料金
1 GB まで 無料
1 GB 超 $3.00
1 TB 超 $2.00

コンテンツ変換メソッドの料金

1 か月間に変換されたコンテンツ データ GB あたりの料金
1 GB まで 無料
1 GB 超 $2.00
1 TB 超 $1.00

コンテンツ メソッドの料金(2019 年 11 月 7 日まで)

Cloud DLP は、データを検査してその一部を変換する一連の機能を提供します。どのような場合でも、料金はご利用いただいた分にだけ発生します。前払い料金などは設定されていません。Cloud DLP では、次の表にまとめられた機能 をサポートしています。

機能 説明
組み込み infoType 検出器による検査 それぞれの組み込み分類子が名前、電話番号、メールアドレス、社会保障番号などの各種データ要素を検出します。
カスタム infoType 検出器による検査 カスタム定義された辞書を使用して新しい要素を分類するか、事前定義された infoType を拡張できます。
画像の秘匿化 画像からテキストを抽出して分類し、結果を長方形のボックスでマスキングした新しい画像を生成します。
匿名化 表形式またはフリーテキスト形式のデータを変換し、列、レコード、infoType の結果ごとにマスキング、秘匿化、難読化を行います。

料金は、処理された合計バイト数とリクエストされた機能によって決まります。たとえば、検査リクエストは、検査された合計バイト数と使用された事前定義またはカスタム infoType の総数に基づいています。検査と変換の両方を行うリクエストでは、両方の機能の料金が請求されます。ただし、別途定められている場合はこの限りではありません。たとえば、image.redact メソッドで(変換ではなく)検査を行い、RedactConfigReplaceWithInfoTypeConfig で結果を変換する単純な秘匿化では、変換されたバイト数はカウントされません。

単位

請求される料金は、処理された単位数と該当する階層に従って毎月決定されます。単位には 2 種類あり、それぞれの種類が別々に計算されます。

  • 検査単位は、検査された合計バイト数と、検査に使用された事前定義またはカスタム infoType の総数に基づいています。検査単位数の計算方法と検査のアクションの詳細については、下記の検査をご覧ください。
  • 変換単位は、変換されたバイト数に基づいています。変換単位数の計算方法と変換アクションの詳細については、下記の変換をご覧ください。

それぞれの種類の単位の料金は、以下の表に詳しく示した段階の独自スケジュールによって設定されています。各表の階層は、ギガ単位(GU)とテラ単位(TU)の範囲で指定されています。それぞれの範囲内には、1 GU あたりの価格が記載されています。たとえば、所定の課金サイクルでは次のようになります。

  • 検査は最初の 10 GU が無料
  • 検査単位は 10 GU から 1 TU の範囲の単位数に対して 1 GU あたり $0.30 が課金されます。

検査単位

階層 1 階層 2 階層 3 階層 4
最初の 10 GU 1 TU までの追加分 1 GU につき 10 TU までの追加分 1 GU につき 10 TU を超える追加分 1 GU につき
無料 $0.30 $0.20 $0.10

検査を実行する各リクエストにより、リクエストで処理された検査単位数が報告されます。

変換単位

階層 1 階層 2 階層 3 階層 4
最初の 1 GU 1 TU までの追加分 1 GU につき 10 TU までの追加分 1 GU につき 10 TU を超える追加分 1 GU につき
無料 $3.00 $2.00 $1.00

変換を実行する各リクエストにより、リクエストで処理された変換単位数が報告されます。変換には、匿名化と再識別を実行するリクエストが含まれます。

各種類の単位にはリクエストあたりの最小値があり、単位数がその最小値を下回った場合はその最小値に切り上げられます。切り上げはリクエストごとに行われます。

次の表に、Cloud DLP で直接課金されるメソッドと、それぞれのメソッドで課金される単位の種類を示します。

API メソッド コンテンツ検査 コンテンツ変換
projects.image.redact ×
projects.content.inspect ×
projects.content.deidentify
projects.content.reidentify

検査

検査単位は、検査された合計バイト数と、使用された事前定義またはカスタム infoType の総数に基づいています。なお、ここではキロ単位を表す「KU」を使用します。検査単位に対して請求が発生するリクエストでは、こうした単位が次のように計算されます。

  1. 検査でリクエストされた個別の infoType の数が 10 未満の場合は、10 に切り上げます。
  2. その数値と検査されたバイト数の積を求めます。
  3. その結果が 10 KU 未満の場合は、10 KU に切り上げます。

検査メソッドは次のとおりです。

変換

変換単位は、変換されたバイト数に基づいています。なお、ここではキロ単位を表す「KU」を使用します。変換単位に対して請求が発生するリクエストでは、こうした単位が次のように計算されます。

  1. 変換されたバイト数の合計を計算します。
  2. その結果が 1 KU 未満、かつ、このリクエストで請求される検査単位がない場合に限り、1 KU に切り上げます。

変換メソッドは次のとおりです。

リクエストごとの単位計算

次の表に、さまざまなリクエストでの単位計算方法の詳しい例を示します。なお、ここではキロ単位を表す「KU」を使用しています。

検査バイト数 検査で構成されている infoType 変換バイト数 最終的な検査単位 最終的な変換
単位
切り上げなしの検査 1 KB 12 0 12 KU(1 KB×12) 0
infoType 切り上げありの検査 2 KB 8 0 20 KU(2 KB×10) 0
単位切り上げありの検査 500 B 10 0 10 KU(500 B×10 を切り上げ) 0
切り上げなしの変換 0 0 2 KB 0 2 KU
切り上げありの変換 0 0 500 B 0 1 KU(500 B を切り上げ)
検査のスキップと切り上げありの変換 1 KB 10 500 B 10 KU(1 KB×10) 500 B

請求期間ごとの課金料金

次の表に、1 回の請求期間内の単位課金方法の詳しい例を示します。それぞれの例では、記載の検査単位と変換単位がその請求期間での各種類の合計単位数になっています。

検査単位 変換単位 最終的な検査料金 最終的な変換料金
階層 1 での無料使用 9 GU 900 MU 9 GU×$0.00/GU = $0.00 0.9 GU×$0.00/GU = $0.00
階層 2 での有料使用 30 GU 4 GU (10 GU×$0.00/GU) +
(20 GU×$0.30/GU) = $6.00
(1 GU×$0.00/GU) +
(3 GU×$3.00/GU) = $9.00
階層 3 での有料使用 1200 GU 1100 GU (10 GU×$0.00/GU) +
(1,000 GU×$0.30/GU) + (190 GU×$0.20/GU) = $338.00
(1 GU×$0.00/GU) +
(1,000 GU×$3.00/GU) + (99 GU×$2.00/GU) = $3,198.00

米ドル以外の通貨でお支払いの場合は、Cloud Platform SKU に記載されている該当通貨の料金が適用されます。

エンドツーエンドの例

次の表に、リクエストのさまざまな量と構成に対する月額費用を示します。

1 か月あたりのリクエスト数 1 リクエストあたりの検査バイト数 1 リクエストあたりの検査用構成済み InfoType 数 1 リクエストあたりの変換バイト数 請求料金
検査のみ 200 万回 1 KB 10 0 (1 KB×10 = 10 KU)
×200 万 = 20 GU

(10 GU×$0.00/GU) +
(10 GU×$0.30/GU)
= $3.00
変換のみ 200 万回 0 0 1 KB (1 KB = 1 KU)
×200 万 = 2 GU

(1 GU×$0.00/GU) +
(1 GU×$3.00/GU)
= $3
検査と変換 200 万回 10 KB 10 1 KB 検査:
(10 KB×10 = 100 KU)
×200 万 = 200 GU

(10 GU×$0.00/GU) +
(190 GU×$0.30/GU) = $57.00

変換:
(1 KB = 1 KU)
×200 万 = 2 GU

(1 GU×$0.00/GU) +
(1 GU×$3.00/GU) = $3.00

合計:
$57.00(検査) +
$3.00(変換) = $60.00

米ドル以外の通貨でお支払いの場合は、Cloud Platform SKU に記載されている該当通貨の料金が適用されます。

リスク分析

リスク分析では、BigQuery のリソースを使用するので、BigQuery の使用量に応じて料金が発生します。Cloud DLP によってリスク分析の追加料金が発生することはありません。

リスク分析ジョブは、projects.dlpJobs.create メソッドと次の構成オブジェクトを使用して作成されます。

費用管理

Cloud DLP でスキャンする情報の量によっては、請求額が非常に高くなる可能性があります。費用を抑えながら、目的のデータのみを Cloud DLP で的確にスキャンする方法については、Cloud DLP コストの管理をご覧ください。

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