Dataproc の Anaconda オプション コンポーネント

Dataproc クラスタを作成する際には、オプション コンポーネント機能を使用して、Anaconda などの追加コンポーネントをインストールできます。このページでは Anaconda コンポーネントについて説明します。

Anaconda コンポーネントは Python ディストリビューションの 1 つであり、1,000 件を超える一般的なデータ サイエンス パッケージを備えたパッケージ マネージャーでもあります。コンポーネントは、すべてのクラスタノード上の /opt/conda/anaconda にインストールされ、デフォルトの Python インタープリタになります。インストールの詳細については、Dataproc Python 環境の構成をご覧ください。

コンポーネントをインストールする

Dataproc クラスタの作成時にコンポーネントをインストールします。 Dataproc イメージの各リリースに含まれるコンポーネント バージョンについては、サポートされる Dataproc バージョンをご覧ください。

gcloud コマンド

Anaconda コンポーネントを含む Dataproc クラスタを作成するには、--optional-componentsフラグを指定した gcloud dataproc clusters create cluster-name コマンドを使用します。

gcloud dataproc clusters create cluster-name \
    --region=region \
    --optional-components=ANACONDA \
    ... other args

REST API

Dataproc API を使用して Anaconda コンポーネントを指定するには、clusters.create リクエストの一部として SoftwareConfig.Component を使用します。

Console

  1. コンポーネントを有効にします。
    • Google Cloud コンソールで、Dataproc の [クラスタの作成] ページを開きます。[クラスターを設定] パネルが選択されています。
    • [コンポーネント] セクションで次の設定を行います。
      • [オプション コンポーネント] で、クラスタにインストールする Anaconda やその他のオプション コンポーネントを選択します。