Chromebook での Datalab の起動

Datalab は非推奨であり、datalab create コマンドを使用して新しい Datalab インスタンスを作成することはできません。 Vertex AI Workbench は、Datalab より優れた機能を備えたノートブックベースの環境を提供します。新しいプロジェクトには Vertex AI Workbench を使用し、Datalab ノートブックを Vertex AI Workbench に移行することをおすすめします。詳細については、サポート終了情報をご覧ください。 Datalab プロジェクトを Vertex AI Workbench に移行する方法については、ヘルプをご覧ください。

目的: このページでは、Cloud Shell セッションから Datalab を起動する手順を示します。サポート対象外のプラットフォームやデバイス（Google Chromebook など）に Google Cloud CLI をインストールできない場合に、この方法を使用できます。Google SDK をインストールできる場合は、このガイドの手順ではなく、Cloud Datalab インスタンスのライフサイクルを管理するの手順に従って Datalab の設定と起動を行ってください。

始める前に

1. Google Cloud アカウントにログインします。Google Cloud を初めて使用する場合は、アカウントを作成して、実際のシナリオでの Google プロダクトのパフォーマンスを評価してください。新規のお客様には、ワークロードの実行、テスト、デプロイができる無料クレジット $300 分を差し上げます。

2. Google Cloud Console の [プロジェクト セレクタ] ページで、Google Cloud プロジェクトを選択または作成します。

   注: この手順で作成するリソースをそのまま保持する予定でない場合、既存のプロジェクトを選択するのではなく、新しいプロジェクトを作成してください。チュートリアルの終了後にそのプロジェクトを削除すれば、プロジェクトに関連するすべてのリソースを削除できます。

   プロジェクト セレクタに移動

3. Cloud プロジェクトに対して課金が有効になっていることを確認します。詳しくは、プロジェクトで課金が有効になっているかどうかを確認する方法をご覧ください。

4. Google Compute Engine and Cloud Source Repositories API を有効にします。

   API を有効にする

5. Google Cloud Console の [プロジェクト セレクタ] ページで、Google Cloud プロジェクトを選択または作成します。

   注: この手順で作成するリソースをそのまま保持する予定でない場合、既存のプロジェクトを選択するのではなく、新しいプロジェクトを作成してください。チュートリアルの終了後にそのプロジェクトを削除すれば、プロジェクトに関連するすべてのリソースを削除できます。

   プロジェクト セレクタに移動

6. Cloud プロジェクトに対して課金が有効になっていることを確認します。詳しくは、プロジェクトで課金が有効になっているかどうかを確認する方法をご覧ください。

7. Google Compute Engine and Cloud Source Repositories API を有効にします。

   API を有効にする

Cloud Shell から Datalab を起動する

Datalab は非推奨であり、datalab create コマンドを使用して新しい Datalab インスタンスを作成することはできません。 参考までに、インスタンスを作成する次の手順を示します。詳細については、サポート終了情報をご覧ください。

1. Google Cloud Platform プロジェクトから Cloud Shell セッションを開始します。
2. Cloud Shell セッション ウィンドウで以下のコマンドを実行し、Datalab VM インスタンスを作成します。インスタンスには必ず一意の名前を付けてください。名前は先頭が小文字で、その後に 62 文字以下の小文字、数字、ハイフンで構成します。末尾をハイフンにすることはできません。

   datalab create instance-name
   

3. [ウェブでプレビュー] ボタン をクリックし、[ポートの変更] > [ポート 8081] を選択して、Datalab ホームページをブラウザで開きます。

   

   ブラウザで Datalab のホームページが開きます。

   

Cloud Shell セッションがアクティブな間、Datalab インスタンスへの接続は開いたままになります。Cloud Shell のセッション ウィンドウを閉じるか、60 分間にわたりセッションの非アクティブ状態が続くと、接続は終了します。Datalab インスタンスへの接続を再確立するには、Cloud Shell セッションを再起動し、Cloud Shell ターミナル ウィンドウで次のコマンドを実行します。

 datalab connect instance-name

接続を再確立したら、Cloud Shell の [ウェブでプレビュー] ボタン を使用して [ポート 8081] を選択し、Datalab のホームページをブラウザで再度開きます。

Cloud Shell の使用量上限。Datalab の接続を Cloud Shell で長時間開いたままにすると、Cloud Shell の使用量上限に近づいているという警告メッセージが表示されることがあります。上限を超えると、セッションと Datalab インスタンスへの接続が切断されます。