Joomla! の設定(Google Compute Engine)

Joomla を Google Compute Engine の仮想マシン インスタンスで実行するのは簡単で、数分しかかかりません。この詳細なチュートリアルに沿うことで、LAMP スタックをインストールしてルートアクセスを設定した Debian 仮想マシン インスタンスで Joomla を設定できます。

目標

  • 仮想マシンを設定する
  • Joomla をダウンロードする
  • データベースを設定する
  • ウェブベースの設定を実行する
  • Joomla サイトを表示する
  • Joomla からメールを送信する

仮想マシンを設定する

まず、Cloud Launcher を使用して LAMP 開発スタックを自動的にデプロイします。

完了したら、MySQL の管理者パスワードを書き留めておきます。パスワードやその他のデプロイ情報は、いつでも、Google Cloud Platform Console の [クリック デプロイ] ページに戻って確認できます。

次に、ポート 80 を開いてサーバーへの HTTP トラフィックを許可します。手順は次のとおりです。

  1. Compute Engine のインスタンスのページで仮想マシン インスタンスを表示します。
  2. [外部 IP] 列で、LAMP サーバーの外部 IP アドレスをクリックします。
  3. 表示されたダイアログ ボックスで、[HTTP トラフィックを許可する] チェックボックスをオンにします。
  4. [適用] をクリックしてダイアログ ボックスを閉じます。

Joomla をダウンロードする

Joomla のパッケージ ファイルを仮想マシン インスタンスにダウンロードして解凍し、所有権と権限の設定を変更します。

  1. Google Cloud Platform Console を使用して、SSH で仮想マシン インスタンスに接続します。

  2. SSH コンソール ウィンドウで、ウェブルート ディレクトリに移動します。

    cd /var/www/html
    
  3. デフォルトの index.html ファイルを削除します。robots.txt ファイルは残しておきます。

    sudo rm index.html
    
  4. 次のコマンドを入力して、Joomla 3.3.6 のパッケージをダウンロードします。

    sudo wget http://joomlacode.org/gf/download/frsrelease/19822/161255/Joomla_3.3.6-Stable-Full_Package.tar.gz
    

    別のバージョンを使用する場合は、JoomlaCode ページに利用可能なバージョンへのリンクがあります。

  5. ダウンロードしたアーカイブからファイルを抽出します。

    sudo tar -xvzf Joomla_<version>-Stable-Full_Package.tar.gz
    
  6. ウェブサーバーのルート ディレクトリの所有権を変更して、Apache がファイルにアクセスできるようにします。

    sudo chown -R www-data:www-data /var/www/
    
  7. ファイルとディレクトリの権限を変更します。オーナーにファイルの読み取りおよび書き込みとディレクトリの読み取り、書き込み、実行を許可し、オーナー以外のユーザーにファイルの読み取りとディレクトリの読み取りおよび実行を許可します。

    sudo find . -type f -exec chmod 644 {} \;
    sudo find . -type d -exec chmod 755 {} \;
    

データベースを設定する

Joomla 用の MySQL データベースを作成し、ルート以外のユーザー アカウントに権限を付与して、Joomla がそのアカウントを使用してデータベースにアクセスできるようにします。MySQL の管理者パスワードは、LAMP スタックのデプロイ後は [クリック デプロイ] 設定ページで確認できます。

  1. 新しいデータベースを作成して、「joomla」などの名前を付けます。

    mysqladmin -u root -p create <database-name>
    
  2. MySQL コンソールにログインします。メッセージが表示されたら MySQL の管理者パスワードを入力します。

    mysql -u root -p
    
  3. Joomla が使用する MySQL ユーザー アカウントのデータベース権限を設定します。

    GRANT ALL ON <database-name>.* TO '<username>'@'localhost' IDENTIFIED BY '<password>';
    
  4. MySQL コンソールを終了します。

    exit
    

ウェブベースの設定を実行する

Joomla の設定はブラウザから行うことができます。

  1. サイトの外部 IP アドレスを入力して Joomla の設定ページに移動します。Cloud Platform Console の仮想マシン インスタンスの IP アドレスのリンクをクリックして移動することもできます。

  2. [Configuration] タブで必要な情報を入力して、[Next] をクリックします。

  3. [Database] タブで、先ほど作成した MySQL アカウントの情報を入力します。データベース権限を設定したときに入力したのと同じアカウント名、パスワード、データベース名を使用してください。完了したら [Next] をクリックします。

  4. [Overview] タブで、サンプルデータのオプションを選択します。本番サイトではデフォルト値の [None] を使用できます。

  5. [Email configuration] で、サイトの設定を含むメールを受け取る場合は [Yes] をクリックします。

  6. 設定を完了するには [Install] をクリックします。

  7. 設定が完了したら、[Remove installation folder] をクリックして設定ファイルをクリーンアップします。

Joomla サイトを表示する

Joomla サイトを表示するには、サイトの IP アドレスを入力します。Cloud Platform Console の仮想マシン インスタンスの外部 IP アドレスのリンクをクリックして表示することもできます。

Joomla からメールを送信する

Google Compute Engine では、ポート 25、465、587 で送信接続が許可されていません。インスタンスからメールを送信するには、SendGrid などのパートナー サービスを使用する必要があります。SendGrid は、Google Compute Engine のお客様に無料または有料のパッケージを提供しています。費用は月々のメールの量によって変動します。

SendGrid アカウントを取得する

SendGrid の Google パートナー ページを使用してアカウントを作成します。お客様が有料パッケージを申し込むと Google に報酬が支払われます。

メールの送信について詳しくは、インスタンスからのメールの送信をご覧ください。

SendGrid を使用するための Joomla の設定

Joomla のコントロール パネルを使用してメールの設定を行います。

  1. コントロール パネルを表示するには、サイトの外部 IP アドレスを入力して、末尾に「/administrator」を追加します。ログインを求められる場合があります。

  2. 左側のナビゲーション メニューで [グローバル設定] をクリックします。

  3. [メール設定] で、[メールの送信] が [はい] に設定されていることを確認します。

  4. [メーラー] の一覧で [SMTP] を選択します。

  5. [送信元アドレス] を変更して、サイトのドメインの有効なメールアドレスが含まれるようにします。

  6. [SMTP 認証] で [はい] を選択します。

  7. [SMTP ポート] に「2525」と入力します。

  8. SendGrid アカウントのユーザー名とパスワードを入力します。

  9. [SMTP ホスト] に「smtp.sendgrid.net」と入力します。

  10. [保存して閉じる] をクリックします。

テストメールの送信

Joomla からメールを送信して SendGrid との統合をテストします。ユーザーを作成して、そのユーザーにプライベート メッセージを送信する必要があります。

  1. Joomla のコントロール パネルのメインページで、左側のナビゲーション領域にある [ユーザ管理] をクリックします。

  2. [ユーザ管理] ページで [新規] をクリックします。

  3. フォームにユーザーの詳細を入力します。メールアドレスには、管理者アカウントとは別のアドレスを指定する必要があります。

  4. [このユーザが所属するグループ] タブで [Administrator] を選択します。

  5. [保存して閉じる] をクリックします。

  6. メニューバーで、[コンポーネント] > [メッセージ] > [新規プライベート メッセージ] の順に選択します。

  7. [宛先] のボタンをクリックして、上で追加した新しいユーザーを選択します。

  8. 件名とメッセージを入力して、[送信] をクリックします。

メールの送信に失敗する場合は、SendGrid ウェブサイトにログインして、SendGrid アカウントが有効であることを確認します。アカウントが有効になるまでにしばらくかかる可能性があります。SendGrid のメール アクティビティのページを調べて、メールがなんらかの理由でブロックされていないかどうかを確認することもできます。

次のステップ

Joomla! の名称、ロゴ、関連商標は Open Source Matters, Inc. に帰属し、その許可の下で使用されています。

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