Cloud Composer のバージョニング

このページでは、Cloud Composer のバージョニングの仕組みについて説明します。バージョニングにより、環境を作成するときに Cloud Composer イメージのバージョンを選択できるようになります。

Apache Airflow を円滑に実行するために、Cloud Composer により、標準の Airflow リリースを他の一般的なバイナリや Python ライブラリとバンドルした Docker イメージが構築されます。イメージには、Cloud Composer に固有で、アップストリームの Airflow コードベースには適さない Airflow の変更が含まれています。Cloud Composer 固有の Airflow の変更とプリインストールされたパッケージをまとめて composer-addon と呼びます。Cloud Composer では定期的に、新しい Airflow リリースと composer-addon の改善を含むイメージがリリースされます。

Airflow バージョンのサポート

AirFlow は、ソフトウェアのセマンティカルなバージョニング スキーマに従います。Cloud Composer は、最後の 2 つの安定板の Airflow マイナー リリースと、そのマイナー リリース用の最新の 2 つのパッチ バージョンをサポートします。たとえば、最新の Airflow リリースが X.Y.Z の場合、Cloud Composer は次のリリースをサポートします。

  • X.Y.Z と X.Y.Z-1: マイナー リリース X.Y の最新の 2 つのパッチ バージョン
  • X.Y-1 と X.Y-2: 最後の 2 つの安定版のマイナー リリース。パッチ番号を飛ばして、そのパッチがその特定のマイナー リリースの最後のパッチ番号であるとします。

バージョン スキーマ

標準の Airflow リリースに加えて、Cloud Composer イメージには、いくつかの一般的なバイナリとライブラリ(open-jdk、mysql、google-cloud-storage など)が含まれています。次の Cloud Composer イメージ バージョニング スキーマは、composer-addon と Airflow のバージョンをキャプチャします。

composer-a.b.c-airflow-x.y.z

ここで

  • composer-a.b.c は Cloud Composer マネージド カスタマイズのバージョンです。
  • airflow-x.y.z は標準の Airflow リリースです。

バージョン フラグとエイリアス

現在は、Cloud Composer では、最新の composer-addon バージョンに固定された Cloud Composer イメージのバージョンがサポートされています。Cloud Composer 環境を作成するときに、--image-version フラグを使用して composer-a.b.c-airflow-x.y.z 形式で環境のバージョンを指定できます。あるいは、--airflow-version フラグを使用して airflow-x.y.z の形式で Airflow バージョンを指定することもできます。これにより、最新の composer-addon バージョンと指定された Airflow バージョンを使用して環境を作成します。

Cloud Composer では、次のバージョンのエイリアスの使用もサポートされます。

  • composer-latest-airflow-x.y.z により、サポートされている最新の composer-addon バージョンで Cloud Composer イメージのバージョンを指定します。
  • composer-a.b.c-airflow-x.y により、composer-a.b.c-airflow-x.y.z に自動的に展開する Cloud Composer イメージのバージョンを指定します。ここで、z は最新のパッチ番号です。
  • composer-latest-airflow-x.y により、airflow-x.y.z に自動的に展開するサポートされている最新の composer-addon バージョンで Cloud Composer イメージのバージョンを指定します。ここで、z は最新のパッチ番号です。

composer-latest-airflow-x.y.z で Cloud Composer 環境のバージョンを作成しても、バージョン アップグレードは自動的に提供されません。作成時に、Cloud Composer により、エイリアス composer-latest-airflow-x.y.zcomposer-a.b.c-airflow-x.y.z に解決されます。

バージョンの選択

新しい環境を作成するときに、その環境で使用する Cloud Composer のバージョンと Python のバージョンを選択できます。バージョンを選択しない場合は、デフォルトの Cloud Composer のバージョンが使用されます。

環境を更新して、使用する Cloud Composer のバージョンと Airflow のバージョンを選択することもできます。

利用可能なバージョンとデフォルトのバージョンについては、バージョン リストをご覧ください。

バージョンのサポート終了とサポート

Cloud Composer のバージョンは、バージョン リリースの後の一定期間サポートされます。この期間中、これらのバージョンを使用する Cloud Composer 環境がサポートされます。サポート期間が終了すると、Cloud Composer は非推奨になり、非推奨のバージョンを実行している環境はサポートされなくなります。Cloud Composer のバージョンのサポートは次のように定義されています。

  • リリース日から 0〜12 か月: そのバージョンを実行している Cloud Composer 環境は完全にサポートされます。
  • リリース日から 12〜18 か月: そのバージョンを実行している Cloud Composer 環境は、セキュリティ問題に関するお客様への通知以外のサポートはされません。
  • リリース日から 18 か月以降: そのバージョンを実行している Cloud Composer 環境はサポートされず、完全にユーザー管理となります。
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