GitHub からのリポジトリのビルド

GitHub トリガーを使用すると、Git の push または pull リクエストが行われたときにビルドを自動的に実行できます。ビルドの結果は GitHub と Google Cloud コンソールの両方で確認できます。

このページでは、Cloud Build GitHub アプリを使用して、GitHub トリガーを作成し、GitHub からリポジトリをビルドする方法について説明します。Cloud Build トリガーCloud Build リポジトリの詳細を確認します。

準備

  • Cloud Build API を有効にします。

    API を有効にする

変更のビルドと表示

GitHub トリガーを使用してビルドするには、接続されたソース リポジトリに変更を push して commit するか、pull リクエストでビルドを構成する必要があります。変更をチェックインすると、Cloud Build がコードをビルドします。

GitHub でビルドの変更を確認するには、リポジトリの チェック タブに移動します。

[conversation] タブのスクリーンショット

Cloud Build が変更をビルドしたことを確認できます。また、コードのビルドに要した時間やビルド ID など、ビルドに関するその他の詳細も表示されます。

ビルドの変更を Cloud Build で表示するには、[View more details on Google Cloud Build] をクリックします。Google Cloud コンソールの [ビルドの詳細] ページが開き、ステータス、ログ、ビルドステップなどのビルド情報が表示されます。

データ共有

Cloud Build から GitHub に送信されるデータにより、トリガーを名前で識別し、GitHub でビルドの結果を確認できます。

現在、次のデータは Cloud Build と GitHub の間で共有されています。

  • Cloud プロジェクト ID
  • トリガーの名前
  • ビルドログ

2020 年 8 月より前にトリガーを作成した場合、プロジェクトでデータ共有が有効になっていない可能性があります。Cloud Build データ共有タブの [有効にする] をクリックすることで、プロジェクト内のすべての GitHub トリガーに対してデータ共有を有効にできます。

GitHub リポジトリで必須ステータス チェックを有効にしている場合、データ共有を有効にするとステータス チェックが一時的に中断する場合があります。次の方法で、ステータス チェックの設定を調整してトリガー名を検索できます。

  • GitHub リポジトリで Cloud Build 固有の必須チェックをすべて無効にする
  • Cloud Build でデータ共有が有効になっていることを確認する
  • Cloud Build でステータスをリポジトリに送信する新しいビルドを実行する
  • 必要なステータス チェックを再び有効にし、トリガー名を選択する

次のステップ