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サステナビリティ

IT 業界の予測: 組織がアプリケーション設計の一環としてサステナビリティを最優先に

2023年1月6日
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Google Cloud Japan Team

※この投稿は米国時間 2022 年 12 月 17 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。

編集者注: この投稿は Google Cloud のエキスパートが IT 業界の今後を予測するシリーズの一部です。今後数年間の IT 業界の変化について予測した内容の一覧をご覧ください。


予測: 2025 年までに、デベロッパーの 4 分の 3 が、サステナビリティを開発の主要な指針として位置付けるようになる。

これまで長い間、速く、安全で、費用対効果の優れた、シンプルかつ確実な開発を行うことに焦点が置かれてきましたが、最近では開発における新たな指針として「サステナブルな開発」が優先されるようになっています。

気候変動対策の迅速な目標達成から目を背けることのできる時代は終わろうとしています。しかしながら、企業はいまだに効果的な対処方法の模索に苦慮しています。IT 部門のエグゼクティブの約 65% は、サステナビリティへの取り組みを改善しようとしているものの、その方法がわからないと回答しています。また、36% は、サステナビリティの実現度を確認する測定ツールすら持ち合わせていないと回答しています。

企業は、自社の環境フットプリントについてのより正確なデータと、クラウドの二酸化炭素排出量を測定、報告、削減するためのツールを必要としています。たとえば、Google Cloud には Carbon Footprint ツールがあります。このツールは、データセンターのマシンが使用するエネルギーの実測値に基づいて、電力生産や化石燃料などから排出される二酸化炭素の総排出量を測定します。

この独自のレポートは、スコープ 1、2、3 のクラウド排出量の全体像を映し出すものです。データをプロジェクト、サービス、リージョンごとに細分化することで、二酸化炭素排出量の削減に役立つ具体的なアクションを起こしたり、よりサステナブルな意思決定を行ったりすることができます。また、クラウド排出量データを BigQuery にエクスポートして詳しく分析することで、組織の温室効果ガス排出量の報告に必要な情報をサステナビリティ担当チームに提供できます。

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では、組織がよりサステナブルなアプリケーションを構築するうえで、サステナブルな設計はどのように役立つのでしょうか?

実は、「低炭素」の Google Cloud リージョンにアプリケーションをデプロイすることで、電力総排出量を大幅に削減できます。たとえば、Google Cloud のラスベガス データセンターではなくオレゴン データセンターを選ぶと、どちらのリージョンもレイテンシが同等であるにもかかわらず、電力総排出量を約 80% 削減することができます。

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サステナビリティを設計に組み込むことで、大きな違いが生まれます。また、Google Cloud コンソールで低炭素リージョンを示すアイコンを確認した新規ユーザーは、よりサステナブルな意思決定を行う可能性が 50% も高まることがわかっています。

Google Cloud が、皆様に大規模な二酸化炭素排出量削減の機会を簡単に見つけてもらえるよう取り組んでいるのは、これが理由です。お客様は、Google Cloud のインテリジェントなクラウド最適化ツールである Active Assist で、アイドル状態のリソースとそれに関連する排出量を取り除くための推奨事項を確認できます。サステナビリティ機能は Google Cloud のツール全体に組み込まれており、今後も随時追加していく予定です。2025 年までに、Google のクラウドにデプロイされるシステムの 4 分の 3 で、サステナビリティが設計における主要な判断基準になると確信しています。

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- グループ プロダクト マネージャー Steren Giannini

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