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Public Sector

サウスベンド市住民のクラウド コンピューティング スキル獲得を支援

2023年1月12日
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Google Cloud Japan Team

※この投稿は米国時間 2022 年 12 月 23 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。

インディアナ州サウスベンド市当局はこのほど、Google Cloud との連携のもと、職を求める地域の住民 500 人が Upskill SB を通じて Google Cloud Skills Boost を無償で利用できるようにすると発表しました。この取り組みは、クラウド コンピューティング スキルのトレーニング、レベルアップ、資格認定の機会を住民に提供し、技術職に就くための道を開くことを目的としたものです。

現在、企業や、非営利団体、政府機関においてクラウド コンピューティング技術を活用して組織を強化する動きが進んでいます。そうした中、クラウドスキルのある人材へのニーズは米国全土でも、インディアナ州でも、そしてサウスベンドでも高まっています。Lightcast によると、米国ではクラウド関連の求人案件が 2022 年 10 月時点で正味 27,180 件ありました。クラウドスキルは IT 部門が最も必要としているスキルになっています。技術リーダーの 3 分の 1 以上が、クラウドスキルを持つプロフェッショナルが最も見つけにくいと答えています。

「Google Cloud とのパートナーシップによって、クラウド コンピューティング分野が急成長しているときに、この分野でキャリアを積むために必要とされるスキルを、住民が無償で身に付けられるようになります」と語るのは、サウスベンド市コミュニティ投資担当エグゼクティブ ディレクター、Caleb Bauer 氏です。「住民は Google Cloud Skills Boost を使ってキャリア形成における次のステップに踏み出せます。需要の高いスキルを獲得する道が開かれることになるのです。」

Google Cloud Skills Boost は Google Cloud に関する学習とトレーニングのすべてを支えるプラットフォームです。地域の大学も、Google Cloud の高等教育機関向けプログラムを通じて、学生が Google Cloud Skills Boost を無償で利用できるようにすることができます。学生は無料のオンラインラボ、クエスト、コースの利用を申し込むことができます。学部で無料の Google Cloud Computing Foundations Curriculum を利用し、学生が Google Cloud 認定資格の取得準備をするように指導することもできます。

「サウスベンド市の求職者に Google Cloud Skills Boost を無料で提供できることを光栄に思っています」と、Google Cloud で人材開発リードを務める Alice Kamens は言います。「Google Cloud では、誰もがクラウド コンピューティングのキャリアに必要な技術トレーニングを受けられるように取り組んでいます。このたびの連携は、そうした取り組みを一歩押し進めた形です。」

プログラムの詳細や Upskill SB のお申し込みについては、Upskill SB の Google Cloud に関するページをご覧ください。このプログラムの利用には、パソコン、ハンドヘルド デバイス、スマートフォンなどのデバイスのほか、インターネットへのアクセスが必要です。


- グローバル公共部門ソリューションおよび政府事業責任者 Emma Fish
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