Google、Bangkit アカデミーを通してインドネシアのクラウド、機械学習、モバイル開発に関する教育の促進を支援

※この投稿は米国時間 2022 年 6 月 17 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。

インドネシアでの長年にわたるデジタル人材開発を経て、Google は Bangkit のサポーターとなりました。Bangkit は、インドネシアのテクノロジー企業やスタートアップのために優れた技術人材を育成することを目的とした専門教育機関です。Bangkit は、インドネシア全土で、Google、政府、業界、大学という複数の関係者が連携する取り組みを進めています。

昨年、Bangkit は、3,000 人の生徒が約 15,000 のコースと専門課程を修了した多大なる功績により、インドネシアの大統領と教育文化省から栄誉を称えられました。

• Google Cloud でのクラウド コンピューティング: Google Associate Cloud Engineer 認定試験の準備をサポートします。一部のコース コンポーネントはオンラインでも受講できます。

• Android でのモバイル開発: Google Associate Android Developer 認定試験の準備をサポートします。オンライン版にはこちらからアクセスできます。 

• Tensorflow での機械学習: Tensorflow Developer 認定試験の準備をサポートします。一部のオンライン コースは、他の受講者向けにこちらからアクセスできるようになっています。

Bangkit 2022 には、3,100 人の大学生の登録があり、5 か月間の学習コースで、大学の単位と業界の認定資格の取得を目指します。プログラムでは、近い将来テクノロジー関連の仕事に就くために熱意を持って準備している多様な生徒が受け入れられています。女性や障がいのある人、そしてインドネシア全土からの学生の応募が支援、奨励されています。

2019 年の試験運用のときから、Bangkit は次の 3 つの指針に従っています。  

• 業界主導: Google、GoTo、Traveloka をはじめとする業界のエキスパートがカリキュラムと講師を提供します。講師には、Laurence Moroney（Google、AI アドボケイト リード）といった重要人物、さまざまな Google Developer Expert、その他の熱心な専門家が名を連ねています。

• 没入型: 個人およびグループによるオンライン学習を組み合わせます。

• 学際的: テクノロジー、ソフトスキル、英語の知識とベスト プラクティスを取り入れて、キャリアへの準備を十分に整えられるようにサポートします。

プログラムでは、2022 年 2 月から 7 月まで、18 週間の学習体験を通して、900 時間のカリキュラムが組まれています。

生徒が Bangkit から得られる特典は次のとおりです。

• 単位換算

• Google のキャリアフェアでの雇用機会

• Google Cloud、TensorFlow、AAD の試験クーポン

• 業界からのインキュベーション資金とメンターシップのサポート

Bangkit 2022 の終盤に、生徒は Capstone プロジェクト チャレンジに向けてチームを組み、環境やユーザー補助といったインドネシアが抱える特に差し迫った問題に対する解決策を提案します。上位 15 チームが選抜され、自ら提案した Capstone プロジェクトを育成していくための資金が提供されます。これらの教育およびキャリア準備サービスはすべて無料で提供されます。

Google は、業界、政府、大学、企業と連携して、スキルに対する今日の需要が満たされるように支援しています。オハイオ州による住民へのテクノロジー スキル提供の支援から、ミネソタ大学ローチェスター校との連携による保健科学のカスタマイズされた学位プログラムの作成に至るまで、Google はパートナー企業がクラウド ファーストの世界に向けてクライアントの準備を整えるお手伝いをいたします。

- 高等教育機関担当アジア太平洋地域プログラム マネージャー Ray Fleming