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Public Sector

教育 2021: 4 つの焦点分野

2020年12月3日
Google Cloud Japan Team

※この投稿は米国時間 2020 年 11 月 24 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。

パンデミックの最中にあって教育の改善をどう進めるかということが喫緊の課題となっています。この課題に対処するため、多くの教育機関がクラウドツールに目を向け、学生のためになるような革新的な取り組みを急ピッチで進めています。12 月 8~9 日に開催される仮想イベント「Google Cloud Public Sector Summit」では、過去 1 年間にわたりこの取り組みに携わってきた教育リーダーたちに、これまでに学んだ洞察と教訓を共有していただきます。

教育機関が改善の取り組みを推進している主な分野は以下の 4 つです。また、2021 年にはその勢いがさらに増すと予想されます。

  • 仮想学習とサポートの実現

  • 複雑なデータからのインサイトの抽出

  • 妥協のないコンプライアンスの確保

  • 多様性、公平性、包括性の強化

仮想学習とサポートの実現

パンデミックにより、教育現場で業務、研究、学習をオンラインへと移行する流れが加速しました。教育機関は、対面授業から仮想授業やハイブリッド授業に驚くべき速さで移行しました。G Suite for Education を使用する世界中の教師と生徒は、2019 年の開始時の 8000 万人から増加し、現在は 1 億 5000 万人以上です。リンチバーグ大学では、3 月のわずか 5 日間ですべてのスタッフに Google Meet のトレーニングを実施しました。また、Google Meet を仮想学習や業務に使用するだけでなく、さまざまな組織が仮想エージェントを立ち上げて、24 時間年中無休でリアルタイムのサポートを提供しています。こうしたエージェントは、学校の再開から COVID の検査に至るまで、家庭やコミュニティからのあらゆる問い合わせに対応しています。Upper Grand District School Board の Bill Mackenzie 氏とトロント市の Marco Palermo 氏が出演するセッション「Scaling Virtual Support in the Pandemic Era: The AI Connection」で、組織が Google Cloud テクノロジーを使用して、仮想エージェントの運用をごく短期間で開始する方法を学びましょう。

複雑なデータからのインサイトの抽出

学校は多くのデータを利用できますが、そうしたデータは数百または数千もののソースにまたがって存在することが多いため、データから意味のある情報を抽出することは容易ではありませんでした。しかし、分析用のクラウドツールを使用することで、教育現場のリーダーがリアルタイムで分析情報を取得できるようになりました。例えば、落第や中退のリスクが高い学生を割り出すといったことが可能になっています。詳細については、Jenzabar の Ling Chai Maginn 氏と Strategic Education の Joe Schaefer 氏の視点を取り上げた Public Sector Summit セッション「Driving Student Success with AI and Analytics」をご覧ください。

妥協のないコンプライアンスの遵守

セキュリティとコンプライアンスの要件は、教育機関や政府機関の前に課題や障害として立ちはだかっているように見えることもあります。しかし、クラウドツールを使用すれば、教育機関がコンプライアンスのニーズを満たすのを支援したり、変革を起こしたりすることもできます。また、クラウドを使用すると、教育現場のリーダーは「そうしたサービスの実行に必要な物理リソースをオンプレミスでデプロイすることに頭を悩ませずに、学校運営の他の優先事項にリソースを振り分けることができる」とラファイエット大学 Bill Thomson 氏は述べています。また、Public Sector Summit の Sean Broestl 氏とのセッション「Create a Scalable Virtual Learning Environment with Infrastructure as Code」で、ブラウン大学がクラウドをどのように使用しているかをご覧ください。

多様性、公平性、包括性の強化

学校や大学は、すべての学生、教育者、研究者が人種、性別、経済状態とは無関係に機会を平等に得られるようにするにはどうしたらよいか、という問題に取り組み続けています。私たち自身が問題を理解し対処するための積極的な努力をしない限り、パンデミックによって不平等が悪化し続けることは間違いありません。研究者であり教育者でもあるスタンフォード大学の Jennifer Eberhardt 博士は、偏見を見つけ断ち切るために、多くの組織と協力してきました。Public Sector Summit セッション「Biased: Uncovering the Hidden Prejudice that Shapes What We See, Think, and Do」では、博士に教育、職場、公共の安全に関する例を共有していただきます。

Google Cloud Public Sector Summit に今すぐ登録してください。50 を超えるセッションの視聴、「質問会」の予約、さまざまなリソースの検索は無料です。12 月 8 日と 9 日に参加できない場合でも、イベントに登録することで、いつでもオンデマンドでセッションを視聴できるようになります。

-Google Cloud 高等教育機関担当 Steven Butschi

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