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パートナー

パートナーの成長を支援する Google Cloud Marketplace Private Offers の新機能

2022年8月5日
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Google Cloud Japan Team

※この投稿は米国時間 2022 年 7 月 26 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。

今年の初めにお伝えしたように、Google は、お客様とパートナーの成長を加速させる目的で、Google Cloud Marketplace に大きな投資を行っています。これには、Marketplace を通じて Google Cloud パートナーからソフトウェアを購入する際に、企業のお客様が必要とする購入の柔軟性と選択肢を提供する新しい技術的機能が含まれています。

これまで以上に柔軟な Private Offers 

本日、Google Cloud Marketplace の Private Offers が一般公開されましたのでお知らせいたします。これらの新しく拡張されたディール作成機能により、Google Cloud パートナーは、共通のお客様が望む方法で購入できるよう支援できます。すべての Marketplace パートナーには、非公開で交渉した Google Cloud Marketplace のディールについて、料金、お支払いスケジュール、条件をさらにカスタマイズするためのオプションがあります。例えば、以下の通りです。

  • プロダクト タイプを超えたサポート: SaaS、Virtual Machine、Kubernetes の各プロダクトを Private Offers で購入可能にする。

  • サブスクリプションと割引のモデルを拡大: 新しい確約利用割引(CUD)、強化された定額料金および使用量に応じた定額料金は、お客様のビジネスモデルをより良くサポート。

  • 柔軟なお支払いスケジュールと契約期間オプション: Private Offers は、前払いと後払いなどの支払うタイミングのオプションやさまざまな契約期間の選択により、お客様が望む相互の購入方法と一致させることが可能。

  • 前払い型分割払い機能: お客様が支払いたい時期に合わせて、定額または前回比割り増し価格で、契約期間中に複数回の前払いを行えるようにする。

  • ディール固有の条件: 既存のライセンス契約やカスタマイズされたライセンス契約を各オファーにアップロードすることで、既存ディールの利用規約を活用し、赤線引きの作業を減らすことで購入プロセスを加速できる。

  • Private Offer の修正と延長:   更新、既存ディールの拡大、お客様のプランの更新、プロダクトの新機能の立ち上げなどをサポート。
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これらの機能を提供することは、パートナーの皆様が Google Cloud でビジネスを成長させるための重要なステップとなります。NetApp の Google Cloud セールス スペシャリストの国際責任者である Kathy Barboza 氏は次のように述べています。「Private Offers は新たな機会の拡大をもたらし、両社がお客様により良いサービスを提供できるよう支援するものです。NetApp と Google Cloud は、Google Marketplace の Private Offers を通じてお客様固有のニーズに対応し、長期的な関係、成長、収益を確立するために協力しています。このパートナーシップにより、共通のお客様は、デジタル トランスフォーメーションを進めるうえで重要なビジネス要件に対応する柔軟性とともに、予算を予測する能力を得ることができています。」

また、これらの新機能は、Google Cloud Marketplace を通じて取引されるディールを加速させる既存の利点に加えて提供されるものです。

  • 購入者は、Google Cloud との既存の契約を Marketplace の購入に活用でき、より迅速な導入と価値実現までの時間を短縮するために調達を簡素化することが可能

  • お客様は、Marketplace での取引を通じてコミットメントされた支出を減少させることができ、コスト削減を最大化し、自社ソリューションおよびサードパーティ ソリューションでスマートな支出をすることが可能。

  • Marketplace で購入した商品はすべて Google からの 1 回の請求書に表示され、お客様は簡単に支出を分析し、管理することが可能。

Google Cloud Marketplace のビジネスとお客様にとってのメリットについては、Partner Advantage の Marketplace Partner Fundamentals をご覧ください。

これは、お客様がビジネス上の課題をより迅速に解決し、当社のパートナー エコシステムのさらなる成長を促進するための大きな一歩となります。Google Cloud Marketplace は、すでに世界中の Google Cloud のお客様にインプロダクトで表示する最速の方法でした。カスタマイズされた大規模な企業間ディールの実行と拡大が、これまで以上に簡単かつ柔軟に行えるようになりました。

シンプルな Private Offer の構成

Private Offers で Google Cloud を利用したビジネスの拡大をお考えですか?それでは、ガイド付きの制作フローを見てみましょう。

前提として、取引可能なリスティングを Google Cloud Marketplace に公開する必要があります。

プロダクトが公開されると、お客様は Marketplace 内で直接、または Google の営業担当者を通じて、またはの既存の契約を通じて、交渉によるディールを要求できます。オフラインで、お客様と料金、条件、お支払いスケジュールを確認しながら、Google Cloud Marketplace > Producer Portal で新しい Private Offer を作成し、取引可能な SaaS、VM、Kubernetes の関連プロダクトとプランを選択して、ディールごとに 3 つのサブスクリプション モデルのいずれかをサポートすることから始めることができます。

SaaS、VM、Kubernetes プロダクトで使用量のみの料金モデルを採用している場合、お客様に確約利用割引(CUD)サブスクリプションを提供することが可能です。お客様は、プロダクトを使用するために一定額の支出を約束し、コミットメントに基づいた割引を受けることができます。このコミットメントは、プロダクトのさまざまなリソースに対して柔軟に適用できます。

特に SaaS プロダクトについては、さらに 2 つのサブスクリプション モデルが用意されています。

  1. 定額料金: お客様は、指定された数のソフトウェア機能に対して、一定の利用料金を支払う。
  2. 使用量に応じた定額料金:  お客様は、特定の数量の機能へのアクセスを含む、ソフトウェアの利用料金を支払う。定額料金に含まれないリソース使用量については、お客様は追加料金を支払います。
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Private Offer のサブスクリプション モデルには、確約利用割引(CUD)、定額料金、使用量に応じた定額料金の 3 種類があります。

プロダクトとプランを選択した後、受取人(お客様、またはこのオファーが再販されている場合は Google Cloud 販売パートナー)の詳細を入力します。受取人の請求先アカウント ID を入力します。ID の確認方法はこちらをご覧ください。Private Offer は、請求先アカウントに割り当てられたすべてのプロジェクトに適用されます。Private Offer について質問がある場合に、お客様が連絡できる Google の営業担当の連絡先情報を提供します。

また、Private Offer ダッシュボードに表示されるメモを追加することも可能です。パートナー企業では、注文番号、調達 ID、その他の CRM ID を使用して、社内で使用しているツール内でディールを追跡している場合もあります。

次に、お支払いスケジュールと、お客様に提供する割引価格を選択します。後払い方式は毎月請求されます。一方、前払い方式は多くの大企業がクラウド利用を管理するために採用している方式で、分割払いのスケジュールを構成できます。1 回の分割払いの期間は最長 1 年で、各回の金額は前回と同等以上でなければなりません。また、契約期間を示し、作成日から最大 3 か月の受付期限を提示します。後払いの場合、契約期間終了時に、お客様がこの注文を自動更新できるかどうかも選択できます。

ここで、お客様のソリューションでお客様に同意していただきたいソフトウェアのライセンス条項を選択します。Google の標準的なエンドユーザー使用許諾契約(EULA)を使用することもできます。また、ディールごとにカスタマイズしたものをアップロードして名前を付けることも可能です。ほとんどの Private Offers では、標準的な EULA を使用しています。しかし、特定のシナリオでは、カスタム条項を提供できます。たとえば、既存の顧客と以前に合意した条件を再利用することで、冗長な法的な審査を省略でき、お客様と顧客の時間を節約できます。

これで、詳細が正確であることを確認し、ディールに関するお客様のビューをプレビューする準備が整いました。すべてがうまくいったら、Private Offer へのリンクを作成し、お客様に送信してレビューと承諾を求めます。

ちなみに、将来のオファーについては、今から心配する必要はありません。Google はお客様の利用や更新の増加に対応できるように、十分な柔軟性を持たせています。また、パートナーはお客様のニーズの高まりに応じて、既存のオファーを次のように修正できます

  • アップセルとアップグレードのための分割払い契約の修正 

  • 将来の分割払いの追加と未払い分割払いの編集

  • 契約期間の延長

  • 既存プランで開始された新機能の提供

構成後、正確かどうかを確認し、[URL を生成] をクリックしてお客様または販売パートナーに送信します。

この新機能の活用方法については、Private Offer のドキュメントをご覧ください。

Google Cloud Marketplace でこれまで以上に柔軟なディールができるように、この新しい Private Offer 機能を提供できることを嬉しく思います。今後も、お客様のデジタル トランスフォーメーションを加速させるために、パートナー エコシステムに投資し、さらなる機会を提供していきますので、ご期待ください。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

- Google Cloud Marketplace、シニア プロダクト マネージャー Sakshi Goel
Google Cloud Marketplace、プロダクト マーケティング マネージャー Justin Holzwarth

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