Google Cloud Next '25 で行われた 229 の発表のまとめ

Alison Wagonfeld
VP Marketing, Google Cloud
※この投稿は米国時間 2025 年 4 月 12 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。
Google Cloud Next '25 が今週開催され、その興奮の余韻は今なお続いています。ラスベガスでは、10 以上の基調講演とスポットライト、700 のセッションが行われ、350 社以上のスポンサー パートナーの皆様にすばらしい Expo ショーにご参加いただきました。まさに、インタラクティブな体験が満載の充実した 1 週間となりました。参加者の皆様には、AI イノベーション、データクラウド、最新のインフラストラクチャ、セキュリティ、Google Workspace など、幅広い分野で実践的な学習をお楽しみいただきました。
開会の基調講演では、AI に最適化された Google のプラットフォームの最先端のプロダクト イノベーションをお見せし、Google Cloud で構築を行っている数百社のお客様とパートナー様をご紹介したほか、5 つのすばらしいデモも行いました。10 分間の基調講演のまとめで、ハイライトをご覧になれます。
デベロッパー基調講演では、AI がどのようにデベロッパー ワークフローに革命をもたらしているのかをご紹介し、Gemini を活用した構築からマルチエージェント システムの作成など、幅広いトピックを取り上げた 7 つのすばらしいデモを披露しました。
昨年は、お客様が働き方の変革に向けて、どのように生成 AI の画期的な可能性を模索しているのかをご紹介しました。今年は、お客様がどのように Google AI から実際のビジネス価値を得ているのかをご紹介し、イベント全体で数百件の導入事例を取り上げました。その中には、Sphere が Google AI を使用して『オズの魔法使い』の全没入型体験を強化した見事な事例も含まれています。

充実した 1 週間を振り返り、Next ‘25 で行われた全 228 件の発表を以下にまとめました。
AI とマルチエージェント システム


モデル: Google DeepMind の研究に基づき、さまざまなファーストパーティ モデルと新しいサードパーティ モデルを Vertex AI Model Garden に追加することを発表しました。
1. Gemini 2.5 Pro は、Vertex AI、AI Studio、Gemini アプリで公開プレビュー版としてご利用いただけます。Gemini 2.5 Pro は、最良の品質を実現し、詳細な推論とコーディングの専門知識を必要とする最も複雑なタスクに対応するよう設計されています。Gemini 2.5 Pro は Chatbot Arena で 1 位を獲得しています。
2. Google の低レイテンシで最も費用効率の高い Thinking モデルである Gemini 2.5 Flash が、Vertex AI、AI Studio、Gemini アプリで近日中にご利用いただけるようになります。
3. Imagen 3: Google が提供する最高品質のテキスト画像変換モデルで、画像生成機能と、画像の欠損部分や損傷部分を再構築するインペイント機能の改善を行いました。
4. Chirp 3: Google の音声生成および音声理解モデルに、わずか 10 秒の音声入力でカスタム音声を作成できる新機能、「インスタント カスタム音声」が追加されました。
5. Lyria: 業界初のエンタープライズ対応テキスト音楽変換モデルを使って、シンプルなテキスト プロンプトを 30 秒のミュージック クリップに変換できます。
6. Veo 2: Google の高度な動画生成モデルに、新しい編集機能とカメラ制御機能が追加されました。お客様はこれらの機能を使用して、動画コンテンツを正確に調整して再利用できます
(Veo 2 を使って作成した基調講演カウントダウン時計をご覧ください)。
7. Meta の Llama 4 が Vertex AI で一般提供となりました。
8. Ai2 が Google Cloud とのパートナーシップを発表しました。これにより、Ai2 のオープンモデル ポートフォリオが Vertex AI Model Garden でご利用いただけるようになります。
こうしたモデルが追加されることで、Vertex AI は動画、画像、音声、音楽にわたる生成メディアモデルを備えた唯一のハイパースケーラー プラットフォームとなります。
お客様の AI エージェント イニシアチブを強化していただけるよう、Google は Vertex AI の新たな機能強化を発表しました。これらの機能強化により、適切なモデルをより適切にチューニング、デプロイ、管理できるようになります。
9. Vertex AI ダッシュボード: 使用状況、スループット、レイテンシのモニタリングと、エラーのトラブルシューティングが可能になり、可視性と制御性が向上します。
10. モデルのカスタマイズとチューニング: すべてのファーストパーティ モデル(Gemini、Imagen、Veo、エンベディング モデル、翻訳モデルなど)とオープンモデル(Gemma、Llama、Mistral)で、独自のデータを基盤モデルと組み合わせて安全にカスタム トレーニングとチューニングを管理することもできます。
11. Vertex AI Model Optimizer: 品質と費用の望ましいバランスに基づいて、各プロンプトに対して最高品質のレスポンスを自動的に生成できます。
12. Live API: Gemini に音声と動画を直接ストリーミングします。エージェントがリッチメディアをリアルタイムで処理して応答できるようになり、没入型のマルチモーダル アプリケーションの新たな可能性が開かれます。
13. Vertex AI グローバル エンドポイント: 複数のリージョンを横断して Gemini モデルの容量を考慮したルーティングを提供し、トラフィックのピーク時やリージョン サービスの変動時でもアプリケーションの応答性を維持します。
また、どのテクノロジー フレームワークやモデルを選択した場合でも、マルチエージェント システムを構築して管理できる新しい機能を導入しました。
14. エージェント開発キット(ADK): このオープンソース フレームワークにより、エージェント動作の正確な制御を維持しながら、高度なマルチエージェント システムを構築するプロセスがシンプルになります。エージェント開発キットでは、Model Context Protocol (MCP)がサポートされています。MCP は、AI モデルがさまざまなデータソースやツールにアクセスしてやり取りする統一的な方法を提供します。そのため、個別にカスタム統合する必要はありません。
15. Agent2Agent(A2A)プロトコル: Google は、オープンな Agent2Agent プロトコルを作成した最初のハイパースケーラーです。このプロトコルにより、企業はマルチエージェント エコシステムをサポートすることが可能になり、基盤となるフレームワークやモデルに関係なくエージェント同士が相互に通信できます。Accenture、Box、Deloitte、Salesforce、SAP、ServiceNow、TCS など 50 社以上のパートナー様が、マルチエージェント システムの共通のビジョンを示すこのプロトコルの定義に積極的に貢献しています。


16. Agent Garden: すぐに使用できるサンプルとツールをまとめたものです。ADK から直接アクセスできます。事前構築済みのエージェント パターンとコンポーネントを活用して開発プロセスを加速させ、実例から学ぶことができます。
17. Agent Engine: Vertex AI のフルマネージド エージェント ランタイムです。テスト、リリース、信頼性の機能が組み込まれたカスタム エージェントを、グローバル規模で安全に本番環境にデプロイできます。
18. Google マップによるグラウンディング1: 地理空間に関する情報に依存するエージェントを、Google マップを使用してグラウンディングできるようになりました。これにより、エージェントは米国の場所に関連付けられた地理空間情報を使用してレスポンスを返すことができます。
19. Customer Engagement Suite: この最新バージョンには、人間のような声、会話中にエージェントがより適切に対応できるように感情を理解する機能、AI エージェントが顧客のデバイスを通じてリアルタイムで見たものを解釈し、それに応答できるようにするストリーミング動画のサポート、ノーコード インターフェースでエージェントを構築するための AI アシスタントが含まれます。
エンタープライズ検索と AI エージェントの導入を企業全体に拡大できるように、Google Agentspace の画期的な機能強化も発表しました。Agentspace により、Google の最新の基盤モデル、Google 品質の検索、強力な AI エージェント、実用的な企業の知識をすべての従業員が利用できるようになります。


20. Chrome Enterprise とのインテグレーション: Agentspace が Chrome に直接組み込まれるので、従業員は既存のワークフロー内でデータやリソースなどの情報を簡単かつ安全に見つけられます。
21. Agent Gallery: Google、社内チーム、パートナーのエージェントなど、企業全体で利用可能なエージェントを 1 か所で確認できるため、エージェントの検索と使用が容易になります。
22. Agent Designer: 日々の作業を自動化したり、知識を強化したりするカスタム エージェントを作成するためのノーコード インターフェースです。Agent Designer を使用すると、従業員は技術的な経験に関係なく、エージェントを個々のワークフローやニーズに合わせて調整できます。
23. Idea Generation エージェント: あらゆる分野で新しいアイデアを自律的に生み出し、科学的方法にヒントを得た競争システムで評価して最適なソリューションを見つけることで、従業員のイノベーションを支援します。
24. Deep Research エージェント: 従業員に代わって複雑なトピックを調査し、社内外の情報源から情報を統合して、包括的で読みやすいレポートを単一のプロンプトで作成します。
Google は、次のような Google DeepMind と Google Research の優れた機能を Google Cloud の新しいインフラストラクチャと AI 機能に統合しました。
25. AlphaFold 3: Google DeepMind と Isomorphic Labs が開発した新しい AlphaFold 3 高スループット ソリューションを非営利目的で利用でき、Google Cloud Cluster Toolkit 経由でデプロイできます。このソリューションでは、自動スケーリング インフラストラクチャによって費用を最小限に抑えながら、最大数万のタンパク質配列を効率的にバッチ処理できます。
26. WeatherNext AI モデル: Google DeepMind と Google Research の WeatherNext モデルは、迅速かつ正確な天気予報を可能にします。現在 Vertex AI Model Garden でご利用いただけます。組織はさまざまな研究や業界の用途に合わせてカスタマイズしてデプロイできます。
AI インフラストラクチャ
AI Hypercomputer スタック全体の新たなイノベーションをご紹介します。これらのイノベーションにより、全体で提供される 1 ドルあたりのインテリジェンスがこれまで以上に多くなります。
27. Ironwood: 第 7 世代の TPU が AI に最適化されたハードウェアのポートフォリオに加わり、思考や推論に特化した AI モデルが大規模に強化されます(2025 年後半にリリース予定)。詳しくはこちらをご覧ください。


28. Google Distributed Cloud(GDC): Google は NVIDIA と提携し、Dell を主要パートナーとして、NVIDIA Blackwell システムに Gemini を導入しました。これにより、エアギャップのある環境でも接続環境でもローカルで Gemini を使用できるようになりました。詳しくはこちらをご覧ください。
29. Pathways on Cloud: Google DeepMind が開発した Pathways は、Google のあらゆる AI を支える分散ランタイムであり、Google Cloud で初めて利用可能になりました。
30. TPU 上の vLLM: vLLM を TPU に導入し、TPU で推論を簡単に実行できるようにします。vLLM で PyTorch を最適化したお客様は、ソフトウェア スタックを変更することなく TPU で推論を実行できるようになります。また、必要に応じて TPU と GPU の両方でサービスを提供することもできます。
31. リソース管理とジョブ スケジューリングのプラットフォームの Dynamic Workload Scheduler で、Trillium、TPU v5e、A4(NVIDIA B200)、A3 Ultra(NVIDIA H200)VM を Flex Start モードでプレビュー版としてサポートを開始いたました。また、TPU の Calendar モードも今月中にサポートを開始します。
32. A4 VM と A4X VM: NVIDIA の B200 と GB200 Blackwell GPU をそれぞれ搭載した A4 VM と A4X VM の提供開始により、GPU ポートフォリオが大幅に強化されました。A4X VM は現在プレビュー版で提供しています。Google は、この両方のオプションを提供する初のクラウド プロバイダです。
33. NVIDIA Vera Rubin GPU: Google Cloud は、ラックあたり最大 15 エクサフロップの FP4 推論パフォーマンスを提供する、NVIDIA の次世代 Vera Rubin GPU をいち早く提供します。
34. Cluster Director(旧 Hypercompute Cluster): 物理的に同じ場所に配置された VM、ターゲットを絞ったワークロード配置、高度なクラスタ メンテナンス制御、トポロジーを考慮したスケジューリングの機能を活用して、アクセラレータのグループを単一のユニットとしてデプロイおよび管理できます。今年後半に予定されている新しいアップデートには、Cluster Director for Slurm、3600 オブザーバビリティ機能、ジョブ継続性機能などがあります。プレビュー版への参加をご希望の方は、こちらからご登録ください。
アプリケーション開発
Google Cloud 上で、そして Google Cloud のツールを使用して行う開発は、日々進化しています。
35. 新しい Application Design Center(現在プレビュー版)では、キャンバス スタイルの視覚的なアプローチでアプリケーション テンプレートを設計、変更できます。また、デプロイ用のアプリケーション テンプレートの構成や、Infrastructure as Code のインライン表示、チームメイトとの共同設計も可能です。
36. 新しい Cloud Hub サービス(現在プレビュー版)は、アプリケーション環境全体の中央コマンドセンターとして機能し、デプロイ、健全性とトラブルシューティング、リソースの最適化、メンテナンス、割り当てと予約、サポートケースに関する分析情報を提供します。こちらからぜひ Cloud Hub をお試しください。
37. App Hub は、アプリケーションを相互接続されたサービスまたはワークロードとしてモデル化し、アプリケーション中心のビューを提供します。現在、20 以上の Google Cloud プロダクトと統合されています。
38. Application Monitoring(公開プレビュー版)は、アプリケーション コンテキストによるテレメトリー(ログ、指標、トレース)の自動タグ付け、アプリケーション対応アラート、すぐに使えるアプリケーション ダッシュボードをサポートしています。
39. Cost Explorer(限定公開プレビュー版)を使用すると、アプリケーションの詳細な費用や使用率の指標を可視化して、効率化の機会を特定できます。試用をご希望の場合は、こちらからお申込みください。
40. Gemini Code Assist エージェントは、コードの移行、新機能の実装、コードレビュー、テストの生成、モデルのテスト、ドキュメント作成など、開発者の一般的なタスク対応を支援します。新しい Gemini Code Assist かんばんで、進捗状況を追跡できます。
41. エンタープライズ セキュリティとプライバシー機能を備えた AI コーディング サポートを必要とするプロの開発者向けに、Android Studio で Gemini Code Assist の提供を開始しました。
42. Gemini Code Assist ツール(現在プレビュー版)を使用して、Google アプリやパートナーのツール(Atlassian、Sentry、Snyk など)からの情報にアクセスできます。
43. 新しい Firebase Studio 開発環境内の Gemini Code Assist のアプリ プロトタイピング エージェント(プレビュー版)を使って、アプリのアイデアを完全に機能するプロトタイプ(UI、バックエンド コード、AI フローを含む)に変換できます。
44. Gemini Cloud Assist がプレビュー版の App Design Center と統合されました。これにより、アプリケーション インフラストラクチャの設計とデプロイが加速されます。
45. Gemini Cloud Assist Investigations はクラウド環境のデータを活用して、トラブルシューティングと問題解決を加速します。こちらから限定公開プレビュー版にご登録ください。
46. Gemini Cloud Assist が、Storage Insights、Cloud Observability、Firebase、データベース センター、Flow Analyzer、FinOps ハブなどの Google Cloud サービスと、セキュリティおよびコンプライアンス関連のサービスに統合されました。
47. FinOps ハブ 2.0 で、無駄な費用に関する分析情報や費用最適化の提案が Gemini Cloud Assist によって提供されるようになりました。
48. Google Developer Program の新しい Enterprise ティア(限定プレビュー版)では、1 シートあたり月額 $75 という手頃な定額料金で Google Cloud とその AI プロダクトを安全に試すことができます。詳しくはこちらをご覧ください。
コンピューティング
どのようなワークロードであっても、最適な価格、パフォーマンス、信頼性レベルでワークロードを実行できる Compute Engine 仮想マシンをご利用いただけます。
49. AMD の第 5 世代 EPYC プロセッサを基盤とし、Google Titanium と組み合わされた新しい C4D VM は、前世代と比較してパフォーマンスが大幅に向上しています(SPECrate®2017_int_base ベンチマーク(推定値)では C3D と比較して最大 30% 向上)。C4D は現在プレビュー版でご利用いただけます。ぜひお試しください。
50. 第 6 世代 Intel Granite Rapids CPU を基盤とする C4 VM は、Compute Engine VM の中で最高周波数(最大 4.2 GHz)を誇ります。
51. Titanium ローカル SSD を搭載した C4 シェイプは、データベースやキャッシュ レイヤなどの I/O 集約型ワークロードのパフォーマンスを向上させ、ローカル SSD のレイテンシを最大 35% 短縮します。
52. C4 ベアメタル インスタンスは、前世代と比較して、一般的なコンピューティングで最大 35%、ML レコメンデーション ワークロードで最大 65% のパフォーマンス向上を実現します。
53. 新しい大規模な C4 VM シェイプは、最大 288 vCPU までスケールでき、2.2 TB の高パフォーマンス DDR5 メモリを搭載し、キャッシュ サイズが大きくなっています。プレビュー版へのアクセスは、こちらからリクエストできます。
Compute Engine には、次のような特殊な VM ファミリーと独自の機能も豊富に用意されています。
54. 要求の厳しい HPC ワークロード向けの新しい H4D VM は、第 5 世代 AMD EPYC CPU を基盤としており、12,000 FLOPS を超えるノード全体での VM パフォーマンス、コアあたりのパフォーマンス、950 GB/秒を超えるメモリ帯域幅は、いずれも最高水準を誇ります。H4D プレビュー版には、こちらからご登録いただけます。
55. M4 VM は、744 GB~3 TB のビジネス クリティカルなインメモリ SAP HANA ワークロードと SAP NetWeaver アプリケーション サーバーの認定 VM です。従来のメモリ最適化 M3 と比較して、コスト パフォーマンスが最大 65%、SAP Application Performance Standard(SAPS)が 2.25 倍向上しています。
56. Z3 ストレージ最適化ファミリーに新しい Titanium SSD が搭載され、インスタンスあたり 3 TB~18 TB の 9 種類の新しい小型シェイプが提供されるようになりました。また、Z3 ファミリーに新たに導入されるストレージ最適化ベアメタル インスタンスは、最大 72 TB の Titanium SSD を搭載し、物理サーバー CPU への直接アクセスが可能です。プレビュー版にご興味がございましたら、こちらからご登録ください。
57. Nutanix Cloud Clusters(NC2) on Google Cloud を使用すると、プライベート クラウドとパブリック クラウドのアプリ、データ、AI を実行、管理、運用できます。公開プレビュー版にはこちらからご登録いただけます。
58. Google Cloud VMware Engine に 18 のノードシェイプが追加され、VMware Engine v1 と v2 のノードシェイプの総数は 26 に増加しました。
59. Titanium ファミリー内の Titanium ML アダプタに NVIDIA ConnectX-7 ネットワーク インターフェース カード(NIC)が安全に統合されました。これにより、GPU 間の非ブロッキング帯域幅は 3.2 Tbps になります。
60. Titanium オフロード プロセッサで GPU クラスタが Jupiter データセンター ファブリックと統合され、クラスタのスケールが拡大しました。
61. マネージド インスタンス グループ(MIG)を単一のエンティティとして管理できるようになりました。
62. MIG で、Vertex AI と Autopilot での確約利用割引(CUD)と予約の共有がサポートされるようになりました。
コンテナと Kubernetes
最近では AI など、種類がますます拡大するワークロードにおいて Google Kubernetes Engine(GKE)上での運用の重要性が高まっています。
63. GKE Inference Gateway は、インテリジェントなスケーリング機能とロード バランシング機能を備えており、生成 AI モデル対応のスケーリングとロード バランシングの手法でリクエストのスケジューリングとルーティングを処理できます。
64. GKE Inference Quickstart を使用すると、AI モデルと必要なパフォーマンスを選択できます。GKE は、それに合わせて適切なインフラストラクチャ、アクセラレータ、Kubernetes リソースを構成します。
65. Anyscale とのパートナーシップにより、GKE 上の RayTurbo を発表しました。これはオープンソース Ray の最適化されたバージョンで、データ処理を 4.5 倍高速化し、サービングに必要なノードを 50% 削減します。
66. Cluster Director for GKE(旧 Hypercompute Cluster)の一般提供を開始いたしました。コンピューティング、ストレージ、ネットワーキングの機能を備えた高速化 VM の大規模クラスタを、単一のユニットとして動作するようにデプロイ、管理できます。
67. GKE Autopilot で Pod スケジューリングの高速化、スケーリングの反応時間の短縮、容量の適正化などが行われ、パフォーマンスが向上しました。
68. 第 3 四半期から、Autopilot のコンテナ最適化コンピューティング プラットフォームを Standard GKE クラスタでご利用いただけるようになります。特定のクラスタ構成は必要ありません。
導入事例


さまざまな業界と地域における数百件の新しい導入事例を取り上げ、お客様が Google Cloud をどのように活用して大きな成果を上げているのかをご紹介しました。以下にその一部をご紹介します。
69. Agoda: 世界最大級のデジタル旅行プラットフォームの Agoda は、Vertex AI で Imagen と Veo を使用して旅行先に関する独自の視覚情報や動画を作成しています。
70. Bayer: 予測 AI と高度な分析を使用してインフルエンザの傾向を予測するエージェントを構築しました。
71. Bending Spoons: Imagen 3 を同社の Remini アプリに統合して、よく利用されている新 AI フィルタをリリースし、1 日あたり 6,000 万枚という驚異的な数の写真を処理しています。
72. Bloomberg Connects: Gemini を使用して、美術館などの文化施設でデジタル コンテンツをより多くの訪問者に利用してもらうための新しい方法を模索しています。
73. Citi: Vertex AI を使用して、15 万人以上の従業員に生成 AI を活用した生産性向上ツールを迅速にデプロイしています。
74. DBS: アジアの大手金融サービス グループである DBS は、Customer Engagement Suite を使用して、顧客からの電話対応時間を 20% 短縮しました。
75. Deutsche Bank: Gemini を活用した新しいツール DB Lumina を構築しました。このツールを使用すると、金融データと調査を統合し、たとえば数百ページのレポートを 1 ページの概要にまとめて、トレーダーや資産管理会社に数秒で配信できます。
76. Deutsche Telekom: Google Cloud との戦略的パートナーシップの拡大を発表しました。クラウドと AI の統合に重点を置き、SAP 環境の移行など、Deutsche Telekom の IT、ネットワーク、ビジネス アプリケーションをモダナイズしています。
77. Dun & Bradstreet: Security Command Center を使用して AI セキュリティ脅威のモニタリングを一元化しています。
78. Fanatics: Google Cloud と提携し、AI テクノロジーを活用してファン ジャーニーのあらゆる側面を強化しています。ファンの好みの理解と予測、品質保証の改善、インテリジェントなカスタマー サービスの提供などを行うインテリジェントな検索エコシステムを Vertex AI Search for Commerce を使って開発しました。
79. Freshfields: Gemini for Google Workspace と Google Cloud の Vertex AI を使用して、Freshfields の Dynamic Due Diligence ソリューションなどのクライアント サービスを強化しています。
80. Globo: ラテンアメリカ最大級のメディア企業である Globo は、Vertex AI Search を使用して同社のストリーミング プラットフォームにレコメンデーション機能を構築し、動画のクリックスルー再生率を 2 倍以上に高めました。
81. Gordon Food Services: Agentspace を使用して分析情報の検出を簡素化し、次に取るべき推奨ステップの生成を行っています。
82. The Home Depot: 住宅リフォームをサポートするために専門家のガイダンスを 24 時間 365 日提供し、詳しい手順の説明、商品のレコメンデーション、クチコミの要約を提供するエージェント Magic Apron を構築しました。
83. Honeywell: Gemini を製品開発に組み込みました。
84. KPMG: 新たに設立した KPMG 法律事務所に Google AI を組み込み、Agentspace を導入して業務を強化しています。
85. L’Oreal: Gemini、Imagen、Veo を使用して、マーケティングとプロダクト デザインの創造的なアイディエーションと制作にかかる時間を短縮し、倫理基準を維持しながらワークフローを大幅に高速化しています。
86. Lloyds Banking Group: 主要なプラットフォームを Google Cloud に移行することで、戦略的変革の大きな一歩を踏み出しました。この移行により、AI を活用したイノベーションの新たな可能性が生まれ、カスタマー エクスペリエンスが向上しています。
87. Lowe's: Vertex AI Search を使用して商品検索に革命をもたらし、動的なおすすめ商品に関する情報を生成し、顧客の複雑な検索クエリに対応しています。
88. ネバダ州雇用 / 訓練 / リハビリテーション局: BigQuery と Vertex AI を活用した Appeals AI Assistant を開発しました。このアシスタントによってケースデータが統合されたことで、再審査請求の審査担当者は 4 倍の速度で公正な給付承認を行えるようになりました。
89. Nokia: Gemini でアプリ開発をスピードアップするコーディング ツールを構築し、デベロッパーが 5G アプリケーションをより迅速に作成できるようにしました。
90. Nuro: 自律走行システム会社の Nuro は AlloyDB のベクトル検索を使用して、道路上での困難なシナリオを特定しています。
91. Mercado Libre: 試験運用を行う 3 か国で 1 億 5, 000 万のアイテムを対象に Vertex AI Search をデプロイし、1 億人の顧客が好みの商品をより迅速に見つけられるようにしました。これにより、すでに数百万ドルの収益増加を実現しています。
92. Papa Johns: AI を使用して、世界中の顧客の注文と配達エクスペリエンスを変革しています。Google Cloud の AI、データ分析、ML の機能を活用することで、Papa Johns は顧客のニーズを予測し、ピザの提供をパーソナライズできるようになりました。また、店舗とオンラインで一貫したカスタマー エクスペリエンスを提供できます。
93. Reddit: Vertex AI の Gemini を使用して、同社の AI を活用した会話プラットフォーム「Reddit Answers」を強化しています。さらに、Reddit は Enterprise Search を使用して、ホームページのエクスペリエンスを改善しています。
94. Samsung: 同社の最新 AI ホーム コンパニオン ロボットである Ballie に Google Cloud 上の Gemini を統合し、ユーザーがよりパーソナライズされたインテリジェントな対話を行えるようにしています。
95. シアトル小児病院: Gemini を搭載した生成 AI エージェントである Pathway Assistant を導入し、臨床医が患者の治療に必要な複雑な情報や根拠に基づく最新のベスト プラクティスに容易にアクセスできるようにしています。
96. シンガポール政府: Google Cloud の Web Risk を使用して住民をオンラインで保護しています。
97. Sphere での『オズの魔法使い』の上映: 1939 年の名作映画を AI の魔法で再構築し、ラスベガスの Sphere にある 16 万平方フィートの巨大ドーム スクリーンでまったく新しいスケールで生き生きと蘇らせる没入型体験を実現しました。Sphere Entertainment、Google DeepMind、Google Cloud、ハリウッドの制作会社 Magnopus、その他 5 社が共同で制作しました。
98. Spotify: BigQuery を使用して膨大なデータを活用し、世界中の 6 億 7,500 万人以上のユーザーにパーソナライズされたエクスペリエンスを提供しています。
99. Intuit: Google Cloud の Document AI と Gemini モデルを使用して、今年の税務申告の時期に TurboTax の何百万人ものユーザーの税務申告の準備を簡素化し、時間の節約とエラーの削減を実現しました。
100. United Wholesale Mortgage: Google Cloud の生成 AI とデータ分析を使用して、スピード、効率、パーソナライズされたサービスに重点的に取り組み、5 万人の住宅ローン ブローカーとその顧客の住宅ローン手続きを改善しています。
101. Verizon: Google Cloud の Customer Engagement Suite を使用してカスタマー サービスを強化し、Personal Research Assistant などの AI 搭載ツールで 1 億 1,500 万を超える接続を提供しています。
102. Vodafone: Vertex AI をオープンソース ツール、Google Cloud の Security Foundation とともに使用して、AI セキュリティ ガバナンス レイヤを確立しました。
103. Wayfair: Vertex AI を使用して、商品属性の更新を 5 倍高速化しました。
104. WPP: Google のモデルを活用したプラットフォームである Open を構築しました。世界中の全従業員がこのプラットフォームで、キャンペーンの構想、制作、効果の測定を行うことができます。
その他の導入事例については、601 件の実際の生成 AI ユースケースに関する最新のブログ記事をご覧ください。
データベース
105. Google Agentspace を使用して、AlloyDB 内の構造化データを検索できるようになりました。
106. 次世代の AlloyDB 自然言語により、AlloyDB 内の構造化データを安全かつ正確にクエリし、アプリで自然言語のテキスト モダリティを使用できるようになりました。
107. AlloyDB では、ベクトル検索、構造化フィルタ、結合にわたる SQL 機能を最適化し、AlloyDB 向け Scalable Nearest Neighbor(ScaNN)インデックスを使用してベクトル検索を高速化しました。
108. AlloyDB AI に、3 つの新しい AI モデルが追加されました。1 つは、Cross Attention の再ランク付けを使用してベクトル検索結果の関連性を向上させるモデル、2 つ目はテキスト、画像、動画をサポートするマルチモーダル エンベディング モデル、そして新しい Gemini エンベディング テキスト モデルです。
109. 新しい AlloyDB AI クエリエンジンにより、開発者は SQL クエリ内で自然言語の表現や構文を使用できます。これらの AlloyDB 機能のプレビュー版には、こちらからご登録ください。
110. データベース向け MCP ツールボックス(旧データベース向け生成 AI ツールボックス)で Model Context Protocol(MCP)のサポートを開始いたしました。MCP は、AI エージェントとエンタープライズ データベースとのシームレスな接続を可能にします。
111. MongoDB と互換性のある Firestore(プレビュー版)により、開発者は MongoDB の API ポータビリティと、強整合性を持つ Firestore のマルチリージョン レプリケーション、実質的に無制限のスケーラビリティ、99.999% の SLA、1 桁ミリ秒の読み取りレイテンシを活用できるようになります。こちらから今すぐ開始いただけます。
112. 新しい Oracle Base Database Service は、クラウドで Oracle データベースを柔軟かつ制御可能な方法で実行できるようにします。
113. Oracle Exadata X11M の一般提供を開始し、Oracle Exadata プラットフォームを Google Cloud に導入いたしました。また、顧客管理の暗号鍵(CMEK)など、エンタープライズ対応の機能が追加されました。
114. Database Migration Service(DMS)で、Cloud SQL と AlloyDB の SQL Server から PostgreSQL への移行のサポートを開始いたしました。これにより、データベースのモダナイゼーション戦略を完全に実行できます。
115. Cloud SQL と AlloyDB を C4A インスタンス(Arm ベースの Google Axion プロセッサ)でご利用いただけるようになりました。これによってコスト パフォーマンスとスループットが向上します。詳しくはこちらをご覧ください。
116. データベース センターの一般提供を開始いたしました。データベース センターは Google のポートフォリオにあるすべてのデータベースをサポートし、AI を活用した統合フリート管理ソリューションを提供します。
117. Spanner ベクトル検索の一般提供を開始いたしました。これは、SQL、グラフ、Key-Value、全文検索の各モダリティと連携するように設計されています。
118. Graph Visualization for Spanner の一般提供を開始しました。この機能により、ユーザーはグラフデータから有益な情報を視覚的に探索できるようになります。
119. Repeatable Read 分離(プレビュー版)、パフォーマンスの向上、ロータッチな移行ツールにより、 MySQL から Spanner へのワークロードの移行が簡素化されます。
120. Aiven for AlloyDB Omni の一般提供を開始しました。これは、Google のパートナーである Aiven が提供する、AWS、Azure、Google Cloud で実行されるフルマネージドの AlloyDB Omni サービスです。
121. Bigtable の継続的マテリアライズド ビュー(プレビュー版)は、即時レポートと分析情報に依存するアプリケーションのリアルタイム更新を簡素化します。
122. Cassandra 互換の新しい API とライブ マイグレーション ツールにより、Cassandra から Bigtable および Spanner にゼロ ダウンタイムで移行できます。
123. Memorystore for Valkey の一般提供を開始いたしました。7.2 と 8.0 のエンジン バージョンがサポートされています。
124. Firebase Data Connect の一般提供を開始いたしました。このサービスでは、Cloud SQL for PostgreSQL の信頼性、即時に利用可能な GraphQL API、型安全な SDK が提供されます。
データ分析


BigQuery を活用した自律型データから AI へのプラットフォームと、統合型で信頼性の高い会話型 Looker BI プラットフォームについて、いくつかの新しいイノベーションを発表しました。
125. データ パイプラインの構築をサポートする BigQuery パイプラインの一般提供を開始いたしました。
126. BigQuery のデータ準備機能の一般提供を開始いたしました。この機能を使用すると、データを変換して拡充できます。
127. BigQuery の異常検出(現在プレビュー版)は、データ品質を維持し、メタデータの生成を自動化します。
128. データ サイエンス エージェントの一般提供を開始いたしました。これは Google の Colab ノートブックに組み込まれており、インテリジェントなモデル選択を提供してスケーラブルなトレーニングとイテレーションの高速化を可能にします。
129. Looker の会話分析(プレビュー版)では、ビジネス ユーザーが自然言語を使用してデータと対話できます。
130. Looker の Conversational Analytics API(現在プレビュー版)を使用すると、開発者は会話分析を構築してアプリケーションやワークフローに埋め込むことができます。ご登録いただくと、この API にアクセスできるようになります。
131. BigQuery ナレッジ エンジン(プレビュー版)は、Gemini を活用してスキーマの関係性、テーブルの説明、クエリ履歴を分析し、メタデータをその場で生成、データの関係をモデル化、ビジネス用語集の用語を推奨します。
132. BigQuery のセマンティック検索の一般提供を開始いたしました。AI を活用したデータ分析情報を BigQuery 全体で提供し、AI とエージェントをビジネス上のコンテキストと結び付けます。
133. BigQuery の貢献度分析機能の一般提供を開始いたしました。この機能を使用すると、指標の大幅な変化の原因となる主要な要因(または要因の組み合わせ)を特定できます。
134. Gemini in BigQuery の機能を、BigQuery のすべてのコンピューティング料金オプションの既存の BigQuery 料金モデルに追加しました。新機能の試用をご希望の場合は、こちらのフォームにご記入ください。
135. BigQuery のパイプ構文の一般提供を開始いたしました。この構文を使用すると、任意の順序で必要なだけ演算子を適用できます。また、ほとんどの標準 SQL 演算子と互換性があります。
データ サイエンス チームとアナリスト チーム向けに、BigQuery ノートブックの一部として AI を活用したデータ サイエンスとワークフローを追加しました。
136. 新しいインテリジェントな SQL セルは、データのコンテキストを理解し、コードを記述する際にスマートな提案を提供します。ユーザーはノートブック内で直接データソースを結合できます。
137. ネイティブな探索的分析機能と可視化機能が BigQuery に追加され、データを簡単に探索できるようになりました。また、同僚とのコラボレーションを容易にする機能も追加されています。データ サイエンティストは、分析を実行して分析情報を定期的に更新するようにスケジュール設定することもできます。
138. 新しい BigQuery AI クエリエンジンにより、データ サイエンティストは、現実世界のコンテキストを追加して構造化データと非構造化データを処理し、従来の SQL と Gemini を共同処理して、現実世界の知識、言語理解、推論能力にランタイム アクセスを組み込むことができます。
139. Google Cloud for Apache Kafka の一般提供を開始いたしました。イベント ソーシング、モデル スコアリング、メッセージング、リアルタイム分析のためのリアルタイム データ パイプラインを簡単に構築できます。
140. BigQuery 内での Apache Spark ワークロード(プレビュー版)は、サーバーレスで(つまりフルマネージド プラットフォームで)実行されます。
141. BigQuery データ キャンバスの新しいデータセット レベルの分析情報(プレビュー版)により、テーブル間の隠れた関係が明らかになり、クエリ使用状況の分析とメタデータを統合することでテーブル間のクエリを生成できます。
142. BigQuery ML に、SQL 句内で LLM 推論の出力を取り込む AI.GENERATE_TABLE(プレビュー版)が新たに追加されました。
143. BigQuery ML で、Vertex AI でホストされているオープンソース モデル、Anthropic の Claude モデル、Llama モデル、Mistral モデルがサポートされるようになりました。
144. BigQuery のベクトル検索に、Google の ScaNN モデルをベースとする新しいインデックス タイプが追加され、一般提供となりました。これを CPU に最適化された距離計算アルゴリズムと組み合わせると、スケーラブルで高速かつ費用効率の高い処理が可能になります。
145. Google Research が開発した BigQuery ML の事前トレーニング済み TimesFM モデル(プレビュー版)を使用すると、時系列予測が簡素化されます。
146. Google Maps Platform の新しいデータセットを BigQuery に直接統合し、データ アナリストや意思決定者が分析情報に簡単にアクセスできるようにしました。
147. BigQuery の Earth Engine により、Earth Engine の優れた地理空間ラスターデータ分析機能が BigQuery に直接組み込まれます。詳しくはこちらをご覧ください。
148. GrowthLoop は、BigQuery を基盤とする Compound Marketing Engine を、Gemini を活用した Growth Agents と組み合わせてリリースしました。これにより、パーソナライズされたオーディエンスとジャーニーを構築し、急速な複合的成長を促進するマーケティングが可能になります。
149. Informatica は、Google Cloud でサービスを拡大し、高度な分析と AI ガバナンスのユースケースに対応しています。
150. Fivetran は、Cloud Storage 向けの Managed Data Lake Service をリリースしました。このサービスは、BigQuery metastore とのネイティブなインテグレーションと、Apache Iceberg や Delta Lake などのオープン テーブル形式への自動データ変換機能を備えています。
151. DBT が BigQuery DataFrames と統合され、DBT Cloud の基盤が Google Cloud となりました。
152. Datadog が BigQuery 向けのモニタリング機能を拡張し、クエリのパフォーマンス、使用量のアトリビューション、データ品質の指標を詳細に可視化できるようにしました。
BigQuery の自律型データ基盤によって、ガバナンス、多様なデータ ワークロードのオーケストレーション、オープン フォーマットによる柔軟性の確保が可能になります。この分野では、次のような発表が行われました。
153. BigQuery は、マルチモーダル テーブル (プレビュー版)で非構造化データを第一級のデータとして扱います。これにより、新しい ObjectRef データ型を使用して、構造化データと並行してリッチで複雑なデータ型を統合、保存し、クエリに利用できるようになります。
154. BigQuery ガバナンス (プレビュー版)は、データ スチュワードと専門家が検出、分類、キュレーション、品質、使用、共有を処理できるように、単一の統合ビューを提供します。
155. 新しい BigQuery ユニバーサル カタログは、データカタログ(旧称 Dataplex Catalog)とフルマネージドのサーバーレス メタストアを統合したもので、一般提供されています。
156. BigQuery metastore の一般提供を開始いたしました。BigQuery metastore を使用すると、BigQuery、Apache Spark、Apache Flink の各エンジンの相互運用が可能になります。また、Iceberg カタログがサポートされています。
157. BigQuery ビジネス用語集の一般提供を開始いたしました。この用語集を使用すると、会社の用語を定義して管理し、それらの用語のデータ スチュワードを明確にして、データアセット フィールドに追加できるようになります。
158. BigQuery の継続的クエリの一般提供を開始いたしました。継続的クエリを使用すると、元の形式に関係なくストリーミング データに対して SQL を使用して即時分析とアクションを実行できます。
159. Apache Iceberg 用の BigQuery テーブル (プレビュー版)を使用すると、Iceberg データを SQL、Spark、AI、サードパーティ エンジンに接続できます。
160. 新しい高度なワークロード管理機能の一般提供を開始いたしました。 これらの機能を活用すると、リソースをスケールしてワークロードを管理し、費用対効果を得ることができます。
161. BigQuery 費用コミットメントの一般提供を開始いたしました。この機能は、BigQuery のデータ処理エンジン、ストリーミング、ガバナンスなどの費用を統合し、購入を簡素化します。
162. BigQuery DataFrames に、AI コード支援機能(プレビュー版)が追加されました。これにより、自然言語プロンプトを使用して SQL や Python のコードを生成または提案したり、既存の SQL クエリについて説明したりできます。
163. SQL 変換アシスタンスの一般提供を開始いたしました。これは、Gemini 拡張ルールを作成して SQL 変換をカスタマイズし、BigQuery への移行を加速できる AI ベースの変換ツールです。
164. カタログ メタデータのエクスポートの一般提供を開始いたしました。カタログ エントリを Cloud Storage に一括で抽出できます。
165. BigQuery で、BigLake テーブルとオブジェクト テーブルの大規模な自動カタログ化機能の一般提供を開始いたしました。
166. BigQuery のマネージド障害復旧の一般提供を開始いたしました。この機能を使用すると、自動フェイルオーバー調整、セカンダリ リージョンへの継続的な準リアルタイム データ レプリケーション、サービス停止時の迅速で透明性の高い復旧が可能になります。
167. 新しいワークロード管理機能(プレビュー版)に、スロットの予約レベルでの公平な共有、予約のパフォーマンスの予測可能性、課金での予約アトリビューションによるオブザーバビリティの強化が追加されました。
Looker では、すべてのユーザーが BI にアクセスして活用できるようにする取り組みを AI で加速させるために、新しい会話機能と視覚機能が多数追加されます。
168. Gemini in Looker 機能を、Looker プラットフォームのすべてのユーザーにご利用いただけるようになりました。これには、会話分析、ビジュアリゼーション アシスタント、数式アシスタント、スライドの自動生成、LookML コード アシスタントなどが含まれます。
169. 会話分析用のコード インタープリタ(プレビュー版)を使用すると、ビジネス ユーザーは Python に関する深い専門知識がなくても、自然言語を使用して予測や異常検出を行うことができます詳細をご確認のうえ、こちらからご登録ください。
170. 新しい Looker レポートの直感的なドラッグ&ドロップ インターフェース、きめ細かいデザイン制御、可視化機能とテンプレートの豊富なライブラリ、リアルタイムのコラボレーション機能が Looker のコア プラットフォームに組み込まれました。
171. Google Cloud が Spectacles.dev を買収したことで、開発者は CI / CD 手法を使用して、SQL や LookML の変更のテストと検証を自動化できるようになりました。
Firebase
172. 新しい Firebase Studio はすべてのユーザーが利用できるプレビュー版で、Gemini を活用したクラウドベースのエージェント開発環境です。本番環境品質のフルスタックの AI アプリをすばやく作成して公開するために必要な機能のすべてが 1 か所にまとめられています。Gemini Code Assist エージェントは、限定公開プレビュー版でご利用いただけます。
173. Genkit は、お好みの言語で AI を活用したアプリケーションを構築できるオープンソース フレームワークです。このたび、Python の早期サポートと Go の拡張サポートが導入されました。Genkit を使用して構築するには、Firebase Studio でこのテンプレートをお試しください。
174. Vertex AI in Firebase に Gemini モデル向けの Live API のサポートが追加されました。これにより、音声で質問して回答を得るといった、アプリでの会話型のインタラクションをさらに強化しました。
175. Firebase Data Connect の一般提供を開始いたしました。このサービスでは、Cloud SQL for PostgreSQL の信頼性、即時に利用可能な GraphQL API、型安全な SDK が提供されます。
176. Firebase App Hosting の一般提供も開始されました。Firebase App Hosting は、最新のフルスタック ウェブアプリ向けの、独自の git 中心のホスティング ソリューションです。
177. Firebase App Distribution 内の新しいアプリのテスト エージェント(プレビュー版)は、エンドツーエンドのテストを生成、管理、実行して、モバイルアプリを本番環境向けに準備します。
Google Cloud コンサルティング
Google Cloud コンサルティングで、あらかじめパッケージ化された新しいサービスがリリースされました。
178. Agentspace Accelerator は、構造化されたアプローチにより、組織内で AI を活用した検索を接続してデプロイできるようにします。これにより、従業員は必要なときに関連する社内情報や社内リソースに簡単にアクセスできます。
179. Optimize with TPUs は、お客様が専用の AI チップである TPU にワークロードを移行できるよう支援します。
180. Oracle on Google Cloud を使用すると、Oracle のデータベースとアプリケーションを Google Cloud の高度なプラットフォームと AI 機能と組み合わせて、データベースとネットワークのパフォーマンスを向上させることができます。
181. お客様とパートナー様の移行とテクノロジーの実装をサポートするために、一連の実績あるデリバリー手法やベスト プラクティスを提供する Delivery Navigator へのアクセスを拡大しました(プレビュー版)。
ネットワーキング
Google のグローバル ネットワークは Google Cloud サービスのバックボーンであり、数多くのイノベーションに支えられています。
182. クロスクラウド ネットワーク ソリューションである Cloud WAN は、信頼性とセキュリティに優れたフルマネージド型のエンタープライズ バックボーンであり、Google のグローバルなプライベート ネットワークを Google Cloud のすべてのお客様にご利用いただけます。Cloud WAN を使用すると、ネットワーク パフォーマンスが最大 40% 向上し、総所有コストが最大 40% 削減されます。詳しくはこちらをご覧ください。
183. 今年提供予定の新しい 400G の Cloud Interconnect と Cross-Cloud Interconnect は、100G の Cloud Interconnect と Cross-Cloud Interconnect と比べて最大 4 倍の帯域幅を提供し、オンプレミスまたは他のクラウド環境から Google Cloud への接続を可能にします。
184. 現在プレビュー版で提供されている非ブロッキング構成では、クラスタあたり最大 30,000 個の GPU のネットワーキング サポートを使用して大規模な AI サービスを構築できます。
185. ゼロトラスト RDMA セキュリティは、動的な違反措置に関するポリシーを備えた RDMA ファイアウォールにより、高性能 GPU と TPU トラフィックのセキュリティを確保します。今年提供開始予定です。
186. 高スループット、低レイテンシの RDMA ネットワーキングの一般提供を開始いたしました。これにより、GPU 間通信を高速化し、最大 3.2 Tbps の非ブロッキング GPU 間帯域幅を実現できます。
187. Service Extensions を使用して、Model Armor、NVIDIA NeMo Guardrails、Palo Alto Networks AI の AI ランタイム セキュリティと併せて、GKE Inference Gateway と Cloud Load Balancing を活用できます。
188. Cloud Load Balancing の LLM 推論向け最適化機能を使用することで、複数のクラウド プロバイダまたはオンプレミス インフラストラクチャで NVIDIA GPU の容量を活用できます。
189. WebAssembly(Wasm)を活用した新しい Service Extensions プラグインを使用すると、Rust、C++、Go で書かれたサンプル プラグインでアプリケーションを自動化、拡張、カスタマイズできます。Cloud Load Balancing のサポートが一般提供されており、Cloud CDN のサポートは今年開始する予定です。
190. Cloud CDN の高速なキャッシュ無効化機能を使って、静的コンテンツと動的コンテンツをグローバル スケールで配信し、パフォーマンスを向上させることができます。この機能は現在プレビュー版で提供しています。
191. Cloud CDN の TLS 1.3 0-RTT を使用すると、再開された接続のアプリケーション パフォーマンスを高めることができます。この機能は現在プレビュー版で提供されています。
192. App Hub によりサービス ディスカバリとカタログ化が自動化され、サービス ディスカバリと管理が効率化されます。
193. App Hub の Service Health は、ネットワーク ドリブンなクロスリージョン フェイルオーバーで復元力のあるグローバル サービスを実現します。今年提供開始予定です。
194. 2025 年に、Private Service Connect を使用して単一の GKE クラスタ内で複数のサービスを公開し、ピアリングされていない GKE クラスタ、Cloud Run、サービス メッシュからネイティブにアクセスできるようになります。
次に、ワークロードの保護をサポートするために、分散型アプリケーションとインターネットに接続されたサービスをネットワーク攻撃から保護する機能強化をご紹介しました。
195. 新しい DNS Armor は、DNS トンネリングやドメイン生成アルゴリズム(DGA)などの高度な手法を使用して行われる、DNS ベースのデータ引き出しの攻撃を検出します。今年プレビュー版で利用可能になる予定です。
196. Cloud Armor の新しい階層型ポリシーを使用して、ネットワーク アーキテクチャのきめ細かい保護を適用できます。
197. 新しい種類のネットワークと Cloud NGFW 階層型ファイアウォール ポリシー用のファイアウォール タグが、今四半期にプレビュー版で提供開始いたします。
198. Cloud NGFW に新しいレイヤ 7 ドメイン フィルタリングが追加されます。これにより、ファイアウォール管理者は、許可された宛先のみへのアウトバウンド ウェブ トラフィックをモニタリングおよび制御できるようになります。2025 年に利用可能になる予定です。
199. Secure Web Proxy とアプリケーション ロードバランサ向けのインライン ネットワーク DLP は、Service Extensions を使用してサードパーティ(Symantec DLP)ソリューションと統合することで、転送中の機密データのリアルタイム保護を実現します。今四半期にプレビュー版で提供開始いたします。
200. Network Security Integration の一般提供を開始いたしました。この機能を使用すると、ルーティング ポリシーやネットワーク アーキテクチャを変更することなく、ハイブリッド環境やマルチクラウド環境全体で一貫したポリシーを維持できます。
201. Service Extensions を介して Imperva Application Security が Cloud Load Balancing と統合され、Google Cloud Marketplace で利用可能になりました。
パートナー様に関するその他の発表
Google Cloud は、AI に対して常にオープンなアプローチをとっており、これはエージェント AI についても同様です。今週の Next ‘25 で発表したアップデートは、エージェント AI スタックのあらゆるレイヤにパートナー様を組み込み、マルチエージェント エコシステムを実現するものです。詳細は次のとおりです。
202. エキスパート AI サービス: Accenture、BCG、Capgemini、Cognizant、Deloitte、HCLTech、Infosys、KPMG、McKinsey、PwC、TCS、Wipro などのサービス パートナーから成るエコシステムが A2A プロトコルに積極的に貢献しており、その実装もサポートします。
203. AI Agent Marketplace: Google Cloud Marketplace の新たな専用セクションとして、AI Agent Marketplace を開設しました。このセクションでは、Accenture、BigCommerce、Deloitte Elastic、UiPath、Typeface、VMware などのパートナー様が構築した AI エージェントを、お客様が簡単に閲覧、購入、管理できます。まもなく、さらに多くのパートナー様のエージェントがリリースされる予定です。
204. エンタープライズ データを活用してエージェントを強化: Google は NetApp、Oracle、SAP、Salesforce、ServiceNow と提携し、エージェントがこうした人気のプラットフォームに保存されたデータにアクセスできるようにしています。
205. 現場の連携と共同販売の強化: パートナー様の重要な貢献をより適切に把握し、Google Cloud のセールスチームと共有するための新しいプロセスを導入しました。これには、ワークショップ、評価、概念実証などの共同販売活動や、パートナー提供サービスに対する可視性の向上が含まれます。
206. パートナー様の収益拡大: パートナー様が最大の機会を収益化できるよう、インセンティブを改善しています。たとえば、AI 関連のパートナー ファンディングは、ここ 1 年で 2 倍に増加しています。また、インセンティブと成長をトラッキングする収益ハブに、AI を活用した新しい機能を導入しました。
207. クリエイティビティのリーダーである Adobe と提携し、高度な Imagen 3 モデルと Veo 2 モデルを Adobe Express などのアプリケーションに導入しました。
208. Salesforce の Agentforce と連携してデジタル労働力革命をリードし、人間拡張、生産性、効率性、カスタマー サクセスの大幅な向上を推進しています。
セキュリティ
Google は、昨今の厳しい脅威環境に対応する重要なサイバー防御機能を提供しており、その一環として次の新しいイノベーションをご紹介しました。
209. Google Unified Security: 可視性、脅威検出、AI を活用したセキュリティ運用、継続的な仮想レッドチーム、最も信頼されているエンタープライズ ブラウザ、Mandiant の専門知識を統合した集約型セキュリティ ソリューションです。世界規模のデータ ファブリック上で動作します。


210. アラート トリアージ エージェント: このエージェントは、ユーザーに代わって動的に調査を実施します。各アラートのコンテキストを分析して、関連情報を収集し、アラートに関する判定に加えて、エージェントの証拠と意思決定の履歴を表示します。
211. マルウェア分析エージェント: このエージェントは、コードが安全か有害かを調査します。Code Insight を基盤として、悪質な可能性のあるコードを分析します。難読化解除用のスクリプトを作成して実行する機能も備わっています。
212. Google Security Operations の新しいデータ パイプライン管理機能を使用すると、スケールの管理、費用の削減、コンプライアンス要件の遵守をより適切に行うことができます。
213. また、クラウドのセキュリティ ポスチャーに応じてサイバー保険割引を提供する Risk Protection Program を拡大し、プログラムの新たなパートナー様として世界最大級のサイバー保険会社である Beazley と Chubb を迎えました。
214. Chrome Enterprise Premium の新しい従業員フィッシング保護機能は、Google セーフ ブラウジング データを使用して、認証情報を取得しようとする偽のサイトやポータルから従業員を保護します。
215. Mandiant リテーナーは、必要に応じて Mandiant のエキスパートへのアクセスを提供します。お客様は、調査、教育、インテリジェンスをプリペイド資金でリクエストして、専門知識とレジリエンスを強化できます。
216. Mandiant Consulting は Rubrik と Cohesity とも提携して、サイバー攻撃後のダウンタイムと復旧費用を最小限に抑えるソリューションを開発しています。
ストレージ
ストレージは、トレーニングと推論の両方でボトルネックを最小限に抑えるための重要なコンポーネントです。ストレージについては、次の新しいイノベーションをご紹介しました。
217. Hyperdisk ストレージ プールを拡張し、1 つのプールに最大 5 PiB のデータを保存できるようにしました。これは、従来の 5 倍のデータ量です。
218. Hyperdisk Exapools は、パブリック クラウドで最大かつ最速のブロック ストレージです。エクサバイト規模のストレージで 1 秒あたり数テラバイトのパフォーマンスを実現します。
219. Hyperdisk ML で、GKE Volume Populator を使用して Cloud Storage からハイドレートできるようになりました。
220. Rapid Storage は、ランダム読み取りと書き込みのレイテンシが 1 ミリ秒未満の新しい Cloud Storage ゾーンバケットです。他の主要なハイパースケーラーと比較して 20 倍高速のデータアクセス、6 TB/秒のスループット、5 分の 1 のランダム読み取り / 書き込みレイテンシを実現します。
221. Anywhere Cache は、既存のリージョン バケットでシームレスに動作する、強整合性のある新しいキャッシュです。選択したゾーン内でデータをキャッシュに保存します。レイテンシを最大 70% 短縮し、2.5 TB/秒の速度で AI ワークロードを高速化します。また、データを GPU または TPU の近くに保持することで、グッドプットを最大化します。
222. 新しい Google Cloud Managed Lustre は、DDN EXAScaler 上に構築された、高パフォーマンスのフルマネージド並列ファイル システムです。このゾーン ストレージ ソリューションは、AI ワークロード向けに PB 規模のストレージを提供し、1 ミリ秒未満のレイテンシ、数百万の IOPS、TB/秒のスループットを実現します。
223. Storage Intelligence は、オブジェクト メタデータを大規模にクエリして、お客様の環境に固有のストレージ分析情報を生成できる業界初のソリューションです。LLM を使用してデータ資産に関する分析情報を提供し、それに基づいてアクションを実行します。
スタートアップ
224. 大手ベンチャー キャピタル企業である Lightspeed と重要なパートナーシップを新たに締結したことを発表しました。これにより、Lightspeed が支援するスタートアップは、Google for Startups クラウド プログラムを通じてテクノロジーとリソースをより簡単に利用できるようになります。これには、Google for Startups クラウド プログラムを通じてすべての対象スタートアップが利用できる既存のクレジットに加え、Lightspeed の AI ポートフォリオ企業向けの 15 万ドル以上のクラウド クレジットが含まれます。
225. 新しい Startup Perks プログラムにより、初期段階のスタートアップは Datadog、Elastic、ElevenLabs、GitLab、MongoDB、NVIDIA、Weights & Biases などの Google のパートナー様によるソリューションを優先的に利用できます。
226. Google for Startups クラウド プログラムのメンバーには、Vertex AI Model Garden 経由でパートナー様のモデル専用として利用できる 1 万ドル分のクレジットが追加で提供されます。これにより、Gemini モデルとパートナー様(Anthropic や Meta など)のモデルの両方をすぐに使い始めることができます。
Google Workspace: AI を活用した生産性の向上


Gemini は、モデルとしてだけでなく、Gmail、ドキュメント、ドライブ、Meet などの人気アプリを含む Google Workspace などの独自のプロダクトを通じて最高水準の AI 機能を支えています。AI を活用してユーザーをさらにサポートするために、Workspace の新しいイノベーションをいくつか発表しました。
227. データ分析サポート: この便利な機能により、Google スプレッドシートが専任のビジネス アナリストになります。明示的なプロンプトなしでデータから分析情報をインテリジェントに特定し、データドリブンな意思決定を簡単に行えるようになります。
228. ドキュメントの音声概要: ドキュメントの音声概要を使用すると、人間が読み上げるような高品質の音声や、ポッドキャスト形式の要約をドキュメントから作成できます。
229. Google Workspace Flows: Workspace Flows を使用すると、承認の管理、顧客の調査、メールの整理、今日の予定リストの要約など、日々の作業や反復タスクを自動化できます。
おわりに
Next '25 で発表した内容は以上です。ラスベガスで開催された本イベントをお楽しみいただけたでしょうか。お気をつけてお帰りください。
来年 2026 年 4 月 22~24 日にラスベガスで開催予定の Google Cloud Next でまたお会いしましょう。
1. Google マップによるグラウンディングは現在、米国で試験運用版がリリースされており、米国内の場所データにのみアクセスできます。
-Google Cloud、マーケティング担当バイス プレジデント、Alison Wagonfeld