Compute Engine で Windows Server VM インスタンスを作成する方法
Google Cloud Japan Team
※この投稿は米国時間 2022 年 12 月 8 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。
Compute Engine で Windows Server 仮想マシン(VM)を作成する作業は、ボタンを数回クリックするだけの簡単操作で完了します。
このブログ投稿では、Compute Engine で Windows Server VM を作成する方法を説明します。ここで説明する手順に従う際は、ドキュメントとコンソール内チュートリアルも合わせてご覧ください。
ステップ 1
まず最初に、新しいプロジェクトを作成します。この例では、「test-ctd」という既存のプロジェクトを使用します。既存のプロジェクトを使用できない場合は、新しいプロジェクトを作成してください。次に、Windows Server VM インスタンスの作成に必要な Compute Engine API を有効にします。課金を有効にしているか、無料試用モードを使用している場合は、[有効にする] というボタンを使って、必要な API を有効にすることができます。ステップ 2
次に、Windows Server VM インスタンスを作成します。Google Cloud コンソールで [Compute Engine] > [VM インスタンス] に移動します。ここで、マイクロ VM から、Debian、Windows、Linux などの大きいインスタンスを作成できます。[インスタンスを作成] ボタンをクリックして、VM インスタンスを作成するための項目を入力します。まず、名前を入力します。この例では、testwindowsinstance という名前を使用します。ここで作成した新しいインスタンスを後で識別できるよう、名前を覚えておいてください。
次に、ブートディスクを変更します。下にスクロールして [ブートディスク] のセクションまで移動し、[変更] ボタンをクリックします。[公開イメージ] タブで、オペレーティング システムを [Windows Server] に変更し、[選択] を選びます。
次に、下にスクロールして [ファイアウォール] セクションに移動し、[HTTP トラフィックを許可する] を選択し、インターネットからのネットワーク トラフィックを限定的に許可します。
最後に [作成] ボタンをクリックし、Windows VM インスタンスを作成します。
ステップ 3
Windows Server VM インスタンスを作成したら、VM インスタンスに接続できるようになります。[ステータス] に表示されている緑色のチェックマークは、VM が実行中であることを示しています。
VM にパスワードを設定するには、リモート デスクトップ プロトコルを使用します。[接続] > [RDP] に移動し、[Windows パスワードを設定] を選択します。開かれた画面でユーザー名を選択すると、この Windows Server VM インスタンスのパスワードが自動的に生成されます。後で VM インスタンスにログインできるよう、このパスワードをコピーしておいてください。これで、RDP を使って VM インスタンスに接続する準備が整います。
ステップ 4
最後に、課金が発生しないよう、例として作成した VM インスタンスを削除しておきましょう。[Compute Engine] > [VM インスタンス] に戻り、インスタンスの横にあるメニュー アイコンからメニューバーを開き、[削除] をクリックして、インスタンスを削除します。まとめ
説明は以上です。Compute Engine で Windows VM インスタンスを作成することができました。インタラクティブなチュートリアルで、Compute Engine で Linux VM インスタンスを作成する方法をご紹介していますので、こちらもご覧ください。