Gemini 3 Pro Image を使ってみる

Remigiusz Samborski
Lead Developer Relations Engineer
※この投稿は米国時間 2026 年 2 月 19 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。
前回の投稿では、AI の世界に少し足を踏み入れてみました。Gemini API キーを取得し、最初の「Hello World」AI アプリを構築しました。さらに、Google AI Studio のバイブ コーディングを活用してウェブアプリを作成し、Cloud Run にデプロイしました。
しかし、Google Cloud プロジェクトを設定しないままパート 2 の [デプロイ] ボタンを押そうとすると、少し手間取ったかもしれません。Google Cloud プロジェクトを作成すれば、AI アプリのホスティングや大規模データセットの保存が可能になるほか、Nano Banana Pro(Gemini 3 Pro Image)をはじめとする Gemini Pro モデルの機能をフル活用できるようになります。
これらは無料で始められるうえ、試しに使えるクレジットも提供されます。この投稿では、Google Cloud 無料トライアルへの具体的な登録方法と、実際にどのような特典が受けられるのかを詳しく解説します。
Google Cloud アカウントが必要な理由
Google AI Studio はプロトタイピングやテストに最適な環境であり、アプリケーションを Cloud Run に直接デプロイすることもできます。しかし、アプリケーションが成長していくと、拡張や運用管理のために、より幅広い Google Cloud のサービスが必要になります。具体的には、次のようなサービスです。
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ホスティング: 有効期限のない URL で AI アプリを公開したい場合。
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ストレージ: ユーザーやアプリケーションのデータ、画像、ファイルを保存および検索できる場所が必要な場合。
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コンピューティング: バックグラウンド処理を行うワーカーや仮想マシンが必要になる場合。
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グローバル スケール: ソリューションを複数のリージョンにデプロイし、世界中のユーザーに高可用性と低レイテンシを確保したい場合。
Google Cloud はこうしたニーズに応えます。Google 検索や YouTube と同じインフラストラクチャをご自身のプロジェクトにも活用できます。
無料で利用できるもの
登録手続きに進む前に、まずは無料で利用できる内容を確認しておきましょう。Google Cloud の無料特典は、次の 2 つで構成されています。
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300 ドル分のクレジット(無料トライアル) - 新規のお客様には、91 日間利用できる 300 ドル分の無料クレジットが提供されます。このクレジットは、さまざまな Google Cloud プロダクトにご利用いただけます。
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Google Cloud の無料枠 - こちらは開発者にとって心強い制度です。トライアル期間が終了した後も、多くのサービスで毎月更新される無料利用枠が用意されています。利用上限の範囲内であれば、料金は発生しません。
無料枠の主な内容は次のとおりです。
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Cloud Run: 1 か月あたり 200 万回の呼び出し(パート 2 で構築したアプリに最適です)。
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Compute Engine: 1 か月あたり非プリエンプティブル e2-micro VM インスタンス 1 台(特定の米国リージョンのみ)。
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Cloud Storage: 1 か月あたり 5 GB-月分の Regional Storage(米国リージョンのみ)。
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BigQuery: 1 か月あたり 1 TiB のクエリ処理と 10 GiB のストレージ。
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このほかにも、多くの無料枠が用意されています。
注: 利用上限や対象リージョンは変更される場合があります。最新情報については、無料枠の公式ドキュメントを必ずご確認ください。
ステップごとの登録手順
次の 2 つの条件をいずれも満たしている場合、無料トライアルをご利用いただけます。
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これまでに Google Cloud、Google Maps Platform、または Firebase を有料で利用したことがない。
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これまで無料トライアルに登録したことがない。
条件を満たしていることを確認できたら、次の手順に沿って進めていきましょう。
ステップ 1 - 開始する
cloud.google.com/free にアクセスします。[無料で利用開始] または [無料で開始] というボタンが表示されるはずです、
注: [無料で開始] ボタンが表示されない場合は、過去に Google Cloud アカウントを有効化している可能性があります。ただし、その場合でも無料枠は利用できます。


ステップ 2 - ログインする
Google アカウント(Gmail アドレス)でログインします。Google AI Studio で使用しているものと同じアカウントを使用できます。
注:「Google アカウント(ユーザー名@gmail.com)をすでにお持ちのようです。別のプロバイダのメールアドレスで新しいアカウントを作成するには、[キャンセル] をクリックしてください。」というメッセージが表示された場合は、[ログイン] をクリックして続行してください。
ステップ 3 - 利用規約に同意する
お住まいの国を選択します。これにより、使用する通貨や適用される利用規約が決まります。続行するには、利用規約に同意する必要があります。
注: スペシャル オファーなどに関するメールを定期的に受信することを希望する場合は、チェックボックスをオンにします。


ステップ 4 - 本人確認を行う
不安を覚えている方もいらっしゃるかもしれませんので、明確にしておきたいと思います。Google では本人確認と不正行為防止のために、クレジット カードなどのお支払い方法の登録を必須としています。
自動請求はありません: 無料トライアルが終了しても、自動的に課金されることはありません。トライアル終了後も引き続きリソースを利用するには、有料アカウントに手動でアップグレードする必要があります。
無料クレジットが付与される前に、銀行口座の確認の一環としてカードが使用される場合があります。確認方法は地域によって異なります。
続行するには、連絡先情報とお支払い方法を入力してください。
ステップ 5: 構築を始める
確認が完了するとコンソールが表示され、画面上部のバナーおよび [請求先アカウント] セクションに、300 ドル分の無料トライアル クレジット残高が表示されます。通常は「My First Project」などのデフォルトのプロジェクトが用意されており、そこから作業を開始できます。必要に応じて、新しいプロジェクトを作成することも可能です。


注: クレジット残高は、現地通貨で表示される場合があります。
AI Studio に戻る
課金が有効なプロジェクトを作成できたので、Google AI Studio に戻りましょう。有料 API キーの入力を求められた場合は、このプロジェクトを使用して Nano Banana Pro を利用できます。
新しいプロジェクトを Google AI Studio にインポートする


新しくインポートしたプロジェクトと連携する新しい API キーを作成する


新しい API キーで Nano Banana Pro を呼び出す


次のステップ
300 ドル分のクレジットと強力なクラウド プラットフォームをご利用いただけるようになりました。では、実際にどのようなものをビルドできるのでしょうか。次回の投稿では、これらを利用して次世代の AI アプリケーションやエージェントをビルドする例をいくつかご紹介します。
それまでの間は、ぜひ Google の豊富な Codelab ライブラリをご覧いただき、次のアイデアの実現に取り組んでみてください。
- リード デベロッパーリレーションズ エンジニア、Remigiusz Samborski


