GKE マネージド DRANET を使用した Autopilot クラスタ: GPU と TPU

Ammett Williams
Developer Relations Engineer
※この投稿は米国時間 2026 年 7 月 9 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。
Google Kubernetes Engine(GKE)マネージド DRANET は、GPU と TPU の両方をサポートしています。この実装を使用するための構成には、標準クラスタ(ユーザーが完全に制御する)や Autopilot クラスタ(Google によって複雑な構成が自動的に行われる)など、いくつかあります。私自身、これまでその機能を検証してきましたが、このブログでは、Autopilot クラスタの設定について説明します。
Autopilot とマネージド DRANET
GKE Autopilot は、ノード、スケーリング、セキュリティ、その他の事前構成された設定を処理する、GKE のマネージド バージョンです。GKE マネージド DRANET を使用すると、ネットワーキング リソースをリクエストして Pod に割り当てることができます。たとえば、TPU およびリモート ダイレクト メモリ アクセス(RDMA)をサポートするネットワーク インターフェースを割り当てられます。
設定フロー
GKE Autopilot クラスタをデプロイしてマネージド DRANET を有効にするには、Virtual Private Cloud(VPC)を作成する必要があります。その設定を見ていきましょう。
-
Autopilot クラスタをデプロイする。
-
アクセラレータ タイプ(TPU または GPU)をサポートするカスタム ComputeClass を作成する。
-
GPU(RDMA)または非 GPU(TPU)の ResourceClaimTemplate を作成する。
-
ワークロードをデプロイし、ComputeClass と ResourceClaimTemplate を参照して、適切なネットワーキングを設定する。
次に、TPU と GPU の両方の構成について見ていきましょう。
次のように変数を構成します。
次のように置き換えます。
-
REGION: クラスタを作成するリージョン(
us-east1など)。クラスタは、予約またはリソースが存在するリージョンでのみ作成できます。 -
CLUSTER_NAME: クラスタの名前(例:
dranet-cluster)。 -
NETWORK: VPC ネットワークの名前。
-
SUBNETWORK: VPC 内のサブネットの名前。
-
RESERVATION_URL: リソースの作成に使用する予約の URL。
-
HUGGING_FACE_TOKEN: モデルをダウンロードするための Hugging Face アクセス トークン。
1. Autopilot クラスタをデプロイする
Autopilot クラスタをデプロイします。
2. カスタム ComputeClass を作成する
例: GPU B200 カスタム ComputeClass(マネージド DRANET をサポートし、予約を使用)
次のように置き換えます。
-
${RESERVATION} : リソースの作成に使用する予約の URL に置き換えます。
-
${PROJECT_ID}: 使用しているプロジェクトの ID に置き換えます。
または、ターミナルで変数を設定し、次のコマンドを使用して作成時に変数を渡すこともできます:
envsubst < filename.yaml | kubectl apply -f -
例: TPU v6e カスタム ComputeClass(オンデマンド)の例
3. ResourceClaimTemplate を作成する
GPU の RDMA サポート deviceClassName: mrdma.google.com ResourceClaimTemplate の例:
TPU の非 RDMA deviceClassName: netdev.google.com ResourceClaimTemplate の例:
4. ワークロードをデプロイし、ComputeClass と ResourceClaim を参照する
クラスタに Secret を作成します。
GPU のデプロイの例:
Deployment が ResourceClaimTemplate と ComputeClass をどのように参照しているかに注目してください。これが開始されると、スケールアップ オペレーションがトリガーされます。GKE Autopilot は ComputeClass を読み取って、特定のノードタイプをプロビジョニングし、マネージド DRANET ネットワーキングを構成します。一方、リソース クレームはブリッジとして機能し、Pod をノード上のアクセラレータに直接バインドします。このプロセスは TPU でもまったく同じように機能します。
次のステップ
GKE マネージド DRANET と Autopilot について詳しくは、以下のリソースをご覧ください。
-
ハンズオンラボ: TPU を使用する GKE Autopilot クラスタ、GKE マネージド DRANET、Gemma 4
-
ドキュメント一式: DRANET
-
ドキュメント: AI Hypercomputer
ご質問やご意見がございましたら、Linkedin 経由で筆者までご連絡ください。
- デベロッパーリレーションズ エンジニア、Ammett Williams



