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Google Workspace

ハイブリッドな業務に向けた最もオープンで拡張可能なプラットフォームの構築

2022年10月25日
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Google Cloud Japan Team

※この投稿は米国時間 2022 年 10 月 11 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。

あらゆる場面で、柔軟な仕事の進め方は人々の第 2 の天性になっています。特に、オフィス、自宅、モバイル デバイスで Google Workspace を使用している 800 万人以上のお客様にこのことがいえます。

しかし、ハイブリッドな業務の増加は、選択の重要性も明らかにしています。1 つのアプリや閉鎖的な環境に縛られることを人々は望んでいません。望まれているのは、メール、ビデオ会議、チャットなどの生産性ツールを、他の重要なアプリと連携してシームレスに使用できることです。このようなアプリとして、顧客との継続的な接触、データの可視化、プロジェクト管理、創造的なデザインの作成といった機能を提供するアプリが考えられます。

チームや組織がハイブリッドな勤務状態を最大限有効に活用するには、境界や閉ざされた環境に阻害されることなく、このような製品がすべて良好に連携できることが不可欠です。今週の Google Cloud Next は、Google Workspace を世界中のユーザーにとって最もオープンで拡張可能な生産性プラットフォームにするうえで重要なステップとなります。

本日、Google は、Google Meet、Google Chat、Google Spaces 向けの新しいインテグレーションと強化した API 機能と合わせ、サードパーティのスマートチップを Google ドキュメントにリリースします。これにより、Google Workspace の中または Google Workspace とともにサードパーティのアプリケーションを使用するための全面的に新しい方法が得られます。その結果、すでに購入済みのソリューションから、これまで以上の価値を実現できます。この新しいインテグレーションは、現在広く使用されているエンタープライズ アプリケーションのいくつかとの間で機能します。このようなアプリケーションとして、AODocs、Asana、Atlassian、Figma、LumApps、Miro、Tableau、Zendesk などがあります。日常業務の進め方を変革するうえで、この統合は効果的です。

同時に、Google はそのパートナーとともにハイブリッドな業務向けにオープンなエコシステムを実現しつつあり、Google Workspace のきわめて有用な機能が独自仕様をとどめないようにしています。

広く使用されているサードパーティ アプリケーションへのスマートチップ導入

Google は、スマート キャンバスをリリースする際に、Google Workspace のユーザーが簡潔な名前リンクを使用して、必要とする人々と情報を Google ドキュメントに取り入れることができるようにしました。この方法では、人、ファイル、ミーティング、テンプレートなどのインタラクティブな名前リンクを作成します。現在、Google では、パートナーのエコシステムまでスマートチップを拡張しています。これまでになく充実したデータ、多くのコンテキスト、重要な情報を Google のユーザーがその作業の流れに直接追加できるようにしています。

このようなサードパーティのスマートチップを使用すると、パートナーのアプリケーションから名前リンクを使用して、重要な情報のタグ付けと確認ができます。また、サードパーティのアプリからインタラクティブな情報とプレビューを直接、容易に Google ドキュメントへ挿入できます。

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お気に入りのサードパーティ データをスマートチップによってドキュメントに取り込む

Google のパートナーである AO Docs、Atlassian、Asana、Figma、Miro、Tableau、ZenDesk などが、お客様の Google ドキュメントのエクスペリエンスに一層の価値を追加するサードパーティ スマートチップを次のように開発中です。

  • AODocs は、急速に進歩するコンテンツ サービス プラットフォームです。ここで現在作成中のスマートチップは、Google ドキュメントの中で AODocs のコンテンツ管理機能を使用して、管理されているドキュメントへのリンクとそのドキュメントの操作ができるようにします。

  • Asana は、作業管理プラットフォームのリーダー的存在です。ここで作成中のスマートチップは、Google ドキュメントの中でタスクとプロジェクトを容易に確認して管理できるようにします。

  • Atlassian はコラボレーションと生産性のチーム向けソフトウェアで業界をリードするプロバイダです。現在作成中のスマートチップは、プロジェクト計画の重要な詳細情報を Google ドキュメントで直接可視化できるようにします。同社の Jira アプリと Confluence アプリの両方で動作します。

  • Figma は、製品の共同開発を進めているチーム向けの設計プラットフォームです。ここで使用されているスマートチップは、ブレインストーミング、図表、製品設計の基本となるプロトタイプに関する有用な情報を Google ドキュメントに埋め込みます。このスマートチップでは、プロジェクトがサムネイルで表示されるので、何をクリックしようとしているのかが一目でわかります。

  • Tableau は、アナリティクスのプラットフォームです。ここで作成中の新しいスマートチップは、可視化したデータとそれに関連するダッシュボード メタデータのライブ プレビューを Goodel ドキュメントのユーザーが確認できるようにします。

  • Miro は、可視化したコラボレーション プラットフォームのリーダー的存在です。ここで作成中のスマートチップは、Miro リンクを各種参考情報の効果的な可視化フレームに変換します。このフレームには、業務の簡単なサマリーに必要なプレビューやタイトルなどの情報が視覚に訴える形式で表示されます。

  • Zendesk は、広く使用されているカスタマー サービス プラットフォームです。ここで作成中のスマートチップは、Google ドキュメントから離れることなく、指定の Zendesk チケットに関連するすべての情報を表示できるようにします。

このように Google のパートナーが提供する新しいスマートチップのエクスペリエンスは、オープン性と拡張性への取り組みによって Google がユーザーと組織に提供できる価値とイノベーションの一例です。

アプリ統合を構築するデベロッパーは、今後の数週間でスマートチップを利用できるようになります。また、Google ドキュメントのすべてのユーザーは、2023 年 1 月からスマートチップを利用できます。

Google Meet へのサードパーティ機能の追加

Google Meet は単なるビデオ会議ツールにとどまりません。コラボレーションのハブとして機能するツールです。Google は、今年の初め、Google ドキュメント、Google スプレッドシート、Google スライドからミーティングに参加して、プレゼンテーションを直接実施できる機能をロールアウトしました。この機能によって、容易にリアルタイムで共同作業を進めることができます。また、Miro との統合を構築して、Google Meet の通話機能から Miro ホワイトボード上でコラボレーションを直接開始できるようにしています。現在、より多くのサードパーティ アプリケーションへこの機能を拡張する作業を進めています。

デベロッパー向けの 2 つの新しいツールである Google Meet API と Google Meet アドオン SDK は、Google のパートナーがそのアプリを Google Meet で有機的にまとめることができるようにします。これらのツールにより、Google のお客様が Google Meet との間で任意のツールをシームレスに使用できます。

新しい Google Meet アドオン SDK をパートナーが使用すると、そのアプリの能力と機能を Google Meet へ取り込むことができます。その結果、Google Meet のユーザーは、ミーティング空間を離れることなく、他のプロダクトを使用してコラボレーションを進めることができます。たとえば、Figma はこの SDK を使用して、広く使用されているそのデザインとホワイトボードの機能を Google Meet に取り込んでいます。これにより、両方のツールを使用しているお客様は、Google Meet でビデオ通話しているときに Figma でリアルタイムのコラボレーションができます。

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Figma でコラボレーションしながら同僚とビデオ会議

Google は Meet API も発表しています。この API は、サードパーティのアプリケーションでミーティングのスケジュールを設定し、そこからそのミーティングを開始できるようにします。また、この API によって、ミーティングが現在ライブであるかどうか、誰がミーティングに参加しているかを、現在使用しているアプリケーションから離れることなく、ユーザーが確認することもできます。

Asana は、この新しい Meet API と Drive API との連携によって、Asana のタスクから Google Meet ミーティングの作成や既存の Google Meet ミーティングへのリンクが直接できるようにする作業を進めています。また、Google は Asana との共同作業により、ミーティングへのタスクの追加、チーム向けの明確なアジェンダの作成、事前作業の割り当てをユーザーができるようにする機能を検討しています。この機能があれば、各チームが準備を整えて参加できるので、意義のあるミーティングになります。Asana と Google Meet との連携は、成果重視のミーティングを準備して主催できるようにすることで、現実性に優れたミーティングを実現します。

Figma は、この新しい Meet インテグレーションを使用して Figma と Figjam のファイルを Google Meet に取り込む作業を進めています。このように取り込むことにより、ブレインストーミングを通じ、各チームの共同作業によってミーティングの過程で設計を構築できるようになります。Google Meet を通じてすべてのミーティング参加者が成果に向けて貢献でき、そのための作業に取り組むことができます。その結果、多くの意見が得られ、プロジェクトが効率的に進捗します。

Google Meet でパートナーのアプリケーションを探し出し、それを Google Meet から起動する操作を容易にする取り組みも進めています。ライブ ミーティングの最中であっても、共同パートナーと Workspace のお客様が、Google Meet の UI で直接 Meet アドオンを探し出してインストールできるようになる予定です。当然のことながら、パートナーはアプリを Google Workspace Marketplace に登録して、数百万人の Workspace ユーザーに届けることができます。

Google Meet API は、今年の後半に早期アクセスが可能になり、Google Meet アドオン SDK は、2022 年末までに早期アクセスが可能になる見込みです。

Google Chat と Google Spaces へのパートナー アプリケーションの取り込み

デベロッパーはすでに Google の Chat API と Speces API を使用して、Google Workspace に新たなエクスペリエンスを追加しています。たとえば、インシデント レスポンスのように時間的制約がある重要なシナリオで、サードパーティのアプリケーションによってユーザーを自動的に Chat スペースに追加できるようにしています。

現在、Google Chat とパートナーのアプリケーションとの間でより多くの機能を使用できるように、Chat API と Spaces API を拡張する作業を進めています。まもなく、このようなアプリで 1 対 1 の直接メッセージやグループ チャットをプログラマティックに自動作成できるようになる見込みです。また、このようなアプリでは、ユーザーがアプリを起動していなくても Google Chat のメッセージを読み書きできるようになります。さらに、会話をその前後関係から把握できるような機能拡張も考えられます。

たとえば、着手が近づいているプロジェクトについてスペースでチームと議論しているとします。所定のアプリでそのプロジェクトの作業を開始すると、Google Chat での会話に基づいて、関連するリンクやドキュメントの追加がアプリから提案されます。また、あるスペースから別のスペースへ、すべてのメッセージが自動的にアプリによってコピーされるようにします。これによって、重要なメッセージを可能な限り幅広くチームの中で共有できます。

これらは、Chat API と Spaces API を使用するパートナー アプリによって Google Chat でのユーザー エクスペリエンスを強化できる方法の一例にすぎません。以下の Google パートナーは、すでにこれらの Chat API と Space API を活用して独自の Chat エクスペリエンスを作り出しています。

Asana は、現在、新しい Chat API と Spaces API を使用して、Google Chat からユーザーに Asana タスクを通知し、そのタスクを操作しています。これには、タスクの完了指定、タスクの再割り当て、まったく新しいタスクの作成などがあり、すべて Google Chat にとどまったままで実行できます。

LumApps は、広く使用されている従業員エクスペリエンス プラットフォームです。Google Chat との新たな統合を構築して、Google の共同ユーザーが LumApps のユーザー ディレクトリから他の従業員と限定公開の Google Chat を直接開始できるようにしています。このような同僚の検出と会話の開始は、よく見られる 2 つのユースケースです。これらを結び付けることは、Google Workspace のお客様と LumApps のお客様がこれまで以上にシームレスに、そして迅速にコミュニケーションするうえで効果的です。

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Google Chat への LumApps の統合

Chat API と Spaces API 向けの機能の中には、すでにデベロッパー プレビュー プログラムで利用できるようになっているものもあります。今後の数週間でさらに多くの API がリリースされる予定です。ぜひデベロッパー プレビュー プログラムで詳細をご確認ください。

エコシステムの威力

Google は、Google Workspace をユーザーにとって可能性、オープン性、拡張性に最も優れたプラットフォームにすること、また今日の作業者の実情を反映したプロダクトを提供することに取り組んでいます。1 つのアプリケーションや従来のプログラム スイートでは、現代の作業はこなしきれなくなっています。

Google はそのパートナーとともに、これまで以上に効果的で柔軟性のある各種ツールを提供でき、ハイブリッドな業務向けにクラス最良の機能を生み出すことができます。そして、コミュニケーションとコラボレーションのまったく新しい手法を実現できます。

Google Workspace アドオンとインテグレーションの詳細についてはこちら、Google のパートナーのアプリケーションについてはこちらに詳しい情報を用意しています。従来のオフィス プログラムのモダナイゼーションで得られる利点についてはこちらをご覧ください。Google Workspace との連携についてはこちらをご覧ください。

- プロダクト管理、コア プラットフォーム、Google Workspace 担当バイス プレジデント Yulie Kwon Kim

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