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顧客事例

世界中の組織の未来の働き方の推進をサポートする

2021年9月6日
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Google Cloud Japan Team

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※この投稿は米国時間 2021 年 8 月 27 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。

Google Workspace の安全な共同作業と生産性向上アプリは、社内プロセスの再設計においても、リモートでのカスタマー サービスの管理においても、チームが新しい働き方に対応するにあたってつながりを維持するために重要な役割を果たしています。共同作業を強化し、あちこちに散らばって仕事をするチームのアイデアを育むツールを提供することで、高い柔軟性と有用性を備えイノベーションを起こす仕事モデルを構築できるように企業をサポートするのが、Google Cloud の使命です。

リモートワークの運用に乗り出してから 1 年半が経ちましたが、オンラインで有意義なつながりを育み、ビジネスの継続性を維持することについて、どれだけ多くのことを学んだかを数値化するのは極めて困難です。明日のニーズに合わせて組織が進化し続ける中、世界各地のチームやビジネス リーダーが働き方を変えた方法の中から特に示唆に富んだものをまとめました。

ヨーロッパ / 中東 / アフリカ - デジタルハブの構築

  • 2015 年、英国の国立健康研究所(NIHR)は、Google Workspace を利用して何千人もの従業員とパートナーのための変革プロセスに着手しました。2020 年 3 月、その頃 Google Cloud Search と統合したばかりだった NIHR のデジタルハブは、研究者が COVID-19(新型コロナウイルス感染症)発現時に精力的に活動するなか、これまでにないほど有用なものとなりました。2 か月の隔離期間中、Google Meet の使用率は 379%、ドライブの使用率は 198% 増加し、研究者は安全に距離を保ちながらつながりを維持することができました。

  • Unify はフランス最大のメディア持株会社の一つである TF1 のデジタル部門です。新しい CRM システムを立ち上げようとしており、細分化された従来のシステムから単一のプラットフォームにユーザーを移行させる必要がありました。問題は、それを実施するための期間が 2 か月しかなかったことでした。この期間中、Unify は Google と提携し、CRM の立ち上げに先立ち、10 社以上の企業から 500 人以上を Google Workspace に集めることに成功しました。

  • スペインの多国籍金融サービス企業である BBVA は、Google Workspace、および Google Cloud のその他のサービスを使用して、従業員に安全でよりアジャイルな新しい働き方を推進しています。これらのツールにより、貴重な情報を危険にさらすことなく、安全でグローバルな共同作業が可能になります。

アジア太平洋 - エンドツーエンドのワークフォース ソリューションのスケーリング

  • 業務の効率を高め、COVID-19 の影響に対応するために、事業をグローバルに展開する海運会社、Ocean Network Express(ONE)は Google Workspace を導入し、同社の広範なネットワークのつながりを維持しています。世界 63 か国に 8,000 人の従業員と 14,000 人以上のお客様を抱えており、確実にカスタマー サービスにおけるお客様のニーズを満たし、販売に関する問い合わせに対応し、出荷調整を行うためには Gmail や Google Meet などのツールが欠かせません。

  • デジタル変革を行い、マラサキット(共感、協力、責任、思いやりで定義されるフィリピン独自の概念)に根ざした独自の精神を貫くため、Globe Telecom はチームをまとめるために Google Workspace を利用しました。Globe 社は、わずか 4 か月で 17,000 人の従業員全員に対し Google Workspace を導入しました。導入以来、Globe 社は Google Meet によってアイデア化と意思決定を高速化させています。

ラテンアメリカ - ミーティングの変革

  • 州民により良い影響をもたらすために必要なデジタルツールを州の政府機関に提供することを目標に、Gobierno del Estado de Puebla(プエブラ州政府)は、17 の州政府機関がオンラインでつながっている状態を維持するために、Google Workspace を採用しました。Google Workspace を採用してわずか半年で、同州ではビデオ会議のための Google Meet の使用率が 4,000% 増加しました。導入が好調だったことから、州の職員はパンデミックの間、顔を合わせなくても日々の仕事を続行することができました。現在、各政府機関はドライブ、フォーム、スプレッドシートなどのツールを頻繁に使用しており、Gmail は職員が政府機関内や政府機関間のやり取り、またサービス プロバイダや市民とのやり取りを文書にまとめるための政府の公式コミュニケーション ツールとなっています。

  • ブラジルの e コマース・プラットフォームである Enjoei は、ドライブやスプレッドシートなどのツールを利用して、社内のチーム間のアジリティと透明性を高めています。また、従業員は引き続きリモートで仕事をしているため、Enjoei は Google Meet が臨場感あふれ、生産性のあるミーティングを行うためにますます重要になっていると考えています。

  • Quimmco はメキシコに拠点を置く、金属加工や化学物質の調合などを行う多国籍の製造プロバイダで、従業員を同社の従来のオフィス スイートから移行させるために何年も前に CIO の主導でナレッジ ワーカーの Google Workspace への移行を開始しました。結果として、Quimmco 社では生産性が 50% 近く向上しました。そのため、2020 年に COVID-19 に見舞われた際には、従業員はほぼ一夜にしてリモートワークに移行することができました。現在、同社ではコミュニケーションと共同作業の 90% 以上に Google Workspace を使用しています。

北米 - つながりの維持

  • Bushelは農業ソフトウェア ソリューションの大手で、長年にわたって Google Workspace を使用してきました。2011 年の創業以来、Bushel 社は Google Meet、ドキュメント、スライドなどのツールを共同作業やコミュニケーションに利用し、成長を続けてきました。パンデミックによる業界の課題にもかかわらず、Bushel 社は遠隔地からでもつながりを維持して連携し、成長を続けながら、よりつながりのある農業サプライ チェーンというビジョンを推進しています。

  • Google Cloud との連携で、Back to Work Rhode Island と名付けられた州が主導する労働力開発イニシアチブでは、バーチャル キャリア センター(VCC)を開始しました。Google Workspace を利用することで、VCC は Google Meet やカレンダーなどのツールと統合され、ロード アイランドの州民は、キャリアコーチ、求人担当者、就職先となり得る雇用者と簡単につながり、自分のスキルを新しい有意義な機会と結びつけることができます。

これらは組織が従業員、パートナー、そしてお客様のニーズを満たすために Google Workspace を利用したほんの一例です。将来、働き方がどのように進化していくのか完全にはわからないかもしれませんが、人々がどこにいてもつながり、創作し、共同作業ができるような柔軟なソリューションが組織に必要であることは明らかです。

-Workspace、Geo Enterprise、Security Sales 担当バイス プレジデント Greg Tomb
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