Google Workspace

メールから手軽にショッピング

※この投稿は米国時間 2020 年 10 月 14 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。

この数か月間の e コマースの急速な成長には目を見張るものがあります。各種レポートには、オンライン収益が COVID-19(新型コロナウイルス感染症)以前に比べて、5 倍の速さで成長していることや、オンラインで購入して店舗で受け取るといった便利さが恒久的に受け入れられつつあることが示されています。小売業界がこのような購買行動の変容に今後も適応し続けるには、簡単かつ安全なショッピング環境の提供がこれまで以上に重要になってきます。購買行動のこの両方の問題を解決するチャンネルの一つがメールです。

このたび Google では、AMP Fest を開催し、Salesforce Marketing Cloud でも AMP ベースのメールを利用できるようになると発表しました。AMP はGoogle が始めたオープンソースのウェブ コンポーネント フレームワークであり、企業によるユーザー本位のウェブサイトやメール、広告などの構築を簡略化することができます。

メールに AMP があれば、受信トレイがこれまで以上に便利で使い勝手の良いものになります。Salesforce Marketing Cloud のような企業と提携することでこの利便性がさらに向上します。いくつか例を見ていきましょう。

Gmail からのスケジュール設定および購入手続き

scheduling from gmail.gif

AMP メールでは、たとえば顧客本人が店舗に出向く必要がある場合に、企業側はリアルタイムでスケジュールの空き状況を確認して 1 対 1 の面談の日程を決めることできるため、顧客は Gmail から直接、安全な訪問予約を簡単に取ることができるようになります。

checkout from gmail.gif

一方で、オンラインでショッピングを楽しむ場合は、Skipify が採用したワンタッチ購入ボタンのように、メールからワンクリックで商品を購入できるようになります。このように、これからは受信トレイから移動することなくショッピングができるようになるのです。

order status in gmail.gif

オンライン ショッピングの簡素化は非常に今日的な動きと言えますが、食料品の配達予約や常時リアルタイムで進捗確認が可能な配達通知、ウェブサイトでの商品のアラート設定、在庫補充通知メールから支払いを完了というように、今後はすべてを受信トレイから移動することなく行うことができるようになると考えると、さらに心が躍ります。

shopping in gmail.gif

Google の AMP メールの送信を最初に e コマースに採用した企業の一社である Ecwid は、カート放棄メールの AMP コンポーネントを使用することで売り上げが 27% 増加しており、AMP のセールスリードの使用が収益に直結することを身をもって体験しています。

COVID-19 のパンデミック渦中の顧客行動に逐一対応するのは並大抵のことではありませんが、AMP を使えばこの課題に圧倒されることはありません。AMP for Email を使うことで小売店は、すでに確立されたマーケティング チャネルを活用して、いままでにない、シームレスかつ安全なショッピング環境を構築することが可能になります。返信されるのは予約可能な日時や商品とその関連情報のみであり、このように顧客とやり取りできるようになることで、結果として企業と顧客との間の連絡方法が簡略化されます。

現在のところ、AMP メールはモバイルとパソコンの Gmail の両方でサポートされています。メールのマーケターやデベロッパー向けに、AMP では Salesforce Marketing Cloud や他のホストでサポートを提供していきます。AMP の詳細については、AMP Fest をご覧ください。

-Google Workspace プロダクト マネージャー Jon Harmer