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ストレージとデータ転送

Cloud Storage について Next '23 で発表したこと: まとめ

2023年10月4日
https://storage.googleapis.com/gweb-cloudblog-publish/images/storage_2022.max-2500x2500.jpg
Google Cloud Japan Team

※この投稿は米国時間 2023 年 9 月 28 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。

Cloud Storage は、データを保存、管理し、これにアクセスするためのシンプルでスケーラブルかつ安全で費用対効果の高いオブジェクト ストレージをお客様に提供しています。今年の Google Cloud Next '23 では、新しい Cloud Storage 機能に関する発表が相次ぎました。これらの機能は、AI / ML やデータ分析ワークロードなど、あらゆる種類のミッション クリティカルなアプリケーションが抱えるストレージ ニーズに応えられるよう設計されています。この投稿では、発表されたすべての新機能を簡単にまとめていきます。

AI / ML、データ分析向けに最適化されたストレージ

データ集約型のワークロード(AI / ML、バッチ分析、ストリーミング分析、ハイ パフォーマンス コンピューティング)を実行するお客様は、オブジェクト ストレージをますます活用しています。急成長を続けるこの重要な領域を支援するために、Google はプログラマビリティ、パフォーマンス、管理性の分野で複数の機能を発表しました。

プログラマビリティ - ビジネスに簡単に統合できる API

  • Cloud Storage Fuse(一般提供): AI / ML および GKE ワークロード向けに最適化された Cloud Storage バケットをローカル ファイルシステムとしてマウントし、アクセスできます(詳細
  • Cloud Storage サブスクリプションへの Pub/Sub(一般提供): 数回クリックするだけで、オブジェクト ストレージ バケットへのストリーミング データの取り込みを簡素化できます(詳細
  • HDFS 向けの転送(2023 年第 4 四半期にプレビュー版): Storage Transfer Service を使用して、ペタバイト規模の Hadoop / Spark ワークロードを Google Cloud に簡単に転送できます

パフォーマンス - データ集約型のワークロードに最適な料金 / パフォーマンス

  • Cloud Storage クライアント ライブラリ transfer manager(プレビュー版): アップロードとダウンロードを並列化することで、クライアント ライブラリの読み取り / 書き込みのパフォーマンスが向上しました詳細
  • Anywhere Cache(2023 年第 4 四半期にプレビュー版): 予測可能な低レイテンシで外向き帯域幅の費用を最小限に抑える、弾力的にスケールできるゾーン SSD 読み取りキャッシュ
  • gRPC API(2023 年第 4 四半期にプレビュー版): 分析ワークロードの効率的なルーティングを提供し、全体的な実行時間を短縮する新しい Cloud Storage API オプション
  • 改良版 Hadoop コネクタ(2023 年第 4 四半期に一般提供): 並列化とディスク バッファリングにより、Cloud Storage 上の Hadoop / Spark ワークロードの書き込みパフォーマンスを向上

管理性 - 使いやすさとセキュリティを考慮したエンドツーエンドのデータ ライフサイクル

  • イベント ドリブン転送(一般提供): イベント通知をリッスンし、Storage Transfer Service をトリガーします(詳細
  • マネージド フォルダ(2023 年第 4 四半期にプレビュー版): 接頭辞 / フォルダレベルのきめ細かなアクセス制御により、データ集約型ワークロードの簡素化とセキュリティを実現します

ミッション クリティカルなワークロード向けに構築

オブジェクト ストレージで活用するワークロードがどのようなものであれ、セキュリティ、ガバナンス、可用性、スケーラビリティ、管理などの領域は重要です。あらゆる種類のミッション クリティカルなワークロード向けに発表された機能を以下にご紹介します。

インテリジェントなストレージ - 大規模なデータを簡単に理解し、管理できる

  • Storage Insights データセット(2023 年第 4 四半期にプレビュー版): BigQuery 内のストレージ使用量と傾向を可視化し、分析します。これは、現在提供されている Storage Insights インベントリ レポートを補完するものです(詳細
  • Autoclass(2023 年第 4 四半期に一般提供): 最終アクセス日時に基づいてオブジェクトを別のストレージ クラスに自動的に移動します。新しいバケットを作成する必要はありません

エンタープライズ セキュリティとガバナンス: セキュリティ、ガバナンス、規制、コンプライアンスの要件を満たしながらアセットを保護できる

  • カスタム監査情報(一般提供): ユーザー、アプリケーション、ジョブのコンテキストを監査ログに提供する追加のヘッダー(詳細
  • オブジェクト保持ロック(プレビュー版): 個々のオブジェクトに retain-until ポリシーを設定することで WORM に対応するイミュータブル オブジェクト ストレージ
  • Assured Workloads(一般提供): 統合およびパッケージ化されたセキュリティ プロダクト制御。ITAR および IL5 コンプライアンス体制のサポートが追加され、米国公共部門のコンプライアンス要件を満たすことができます。これには、保存中、使用中、転送中のデータのデータ所在地、データ アクセス、データ主権の制御が含まれます(詳細
  • カスタム組織ポリシー(2023 年第 4 四半期にプレビュー版): 組織のガバナンス要件を満たすために、GCP リソース(バケット)上でお客様が作成および適用するカスタム ガードレール

復元力とスケーラビリティ: 厳格なデータ所在地制御、障害復旧、リアルタイム モニタリングを維持しながら、地理冗長を実現できる

  • 削除(復元可能)(2023 年第 4 四半期にプレビュー版): 指定した保持期間中に誤って削除されたデータを迅速に復元できます
  • レプリケーション モニタリング(2023 年第 4 四半期にプレビュー版): デュアルリージョンおよびマルチリージョン バケットのデフォルト レプリケーションとターボ レプリケーションに対し、ほぼリアルタイムのレプリケーション ステータスが提供されるようになりました
  • 追加のデュアルリージョン(一般提供): カナダとオーストラリアのリージョンを新たにサポートする柔軟で高パフォーマンスな地理冗長(詳細

お客様のアプリケーションに Cloud Storage を活用する方法について詳しくは、新しい Google Cloud ジャンプ スタート ソリューション チュートリアルのいずれかをお試しください。Google Cloud Next '23 における発表の全一覧については、Next ‘23 まとめをご覧ください。

  • グループ プロダクト マネージャー Vivek Saraswat
  • プロダクト管理ディレクター Jason Wu
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