高度なネットワーキング デモ動画シリーズのご紹介

Google Cloud Japan Team
※この投稿は米国時間 2023 年 4 月 26 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。
ネットワーキングは複雑になる場合があることを、Google は認識しています。そこで、Google Cloud のデベロッパリレーションズ チームとネットワーキング チームは、複雑なネットワーキングに関するトピックをわかりやすく説明する、新たな動画シリーズを開始しました。
高度なネットワーキング デモ シリーズのご紹介
高度なネットワーキング デモ シリーズでは、以下のような内容を扱います。
特定のシナリオを識別して説明し、そのトピックに関する背景を付け加える。
特定のユーザー要件を取り上げ、図で示しながらさまざまなコンポーネントやサービスを提案する。
ハンズオンデモでソリューションの構築を実演する。
概要を把握できたら、最初の 2 つの動画を見ていきましょう。
動画 1 - Cloud DNS、マルチクラウド プライベート DNS、AWS と Google Cloud
この動画では、お客様が単一のクラウド プロバイダの範囲を超えてクラウド フットプリントを拡大すると、どのようなことが起きるかを説明します。また、さまざまなクラウド プロバイダ間でプライベート ネットワーク インフラストラクチャを構築することの重要性にも焦点を当てます。
プライベート ネットワーク インフラストラクチャの重要な側面の一つは、クラウド プロバイダ間でプライベート DNS のエンドポイントを解決する必要があることです。この理由は、あるクラウド プロバイダ上にデプロイされたアプリケーションは、他のクラウド プロバイダでホストされているプライベート エンドポイント、DNS プライベート ホスト ゾーンにアクセスする必要があるためです。その逆もまた同じです。
このデモでは、Google Cloud と AWS 間におけるマルチクラウド プライベート DNS のお客様のシナリオを取り上げます。大まかに言うと、各クラウド プロバイダの DNS サービスを使用して、受信および送信 DNS の解決を設定する方法を学びます。
アーキテクチャは以下のようになります。




動画: Cloud DNS のデモ、AWS と Google Cloud 間のマルチクラウド プライベート DNS

動画 2 - GKE マルチテナント クラスタ向け Private Service Connect
この動画は、Google Kubernetes Engine(GKE)マルチテナント クラスタとは何か、このクラスタ上でサービスをオンプレミスまたはハイブリッド ユーザーに公開するにはどうすればよいかを理解するのに役立ちます。この例では、ある名前空間のお客様がオンプレミス環境でサービスを公開する必要がある場合やその逆の場合に、ルートリークやセキュリティの脆弱性がない状態でこれを実現できることを確認します。
このデモでは、一般的な GKE マルチテナント クラスタのシナリオを取り上げ、サンプルのお客様の要件を検討し、Private Service Connect を使用したソリューションのデモを詳しく見ていきます。
アーキテクチャは以下のようになります。


動画: GKE マルチテナント クラスタ向け Private Service Connect(PSC)のデモ

その他のネットワーキング関連資料
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