5 人の女性マップメーカーが思い描く、地理空間サービスの未来

Google Cloud Japan Team
※この投稿は米国時間 2023 年 4 月 1 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。
もうすぐ女性史月間が終わります。このタイミングを機に、ここでは Google Maps Platform チームが誇る、地理空間業界や Google Maps Platform に違いをもたらしている Google の女性マップメーカーをご紹介します。彼女たちに、マッピング サービスや地理空間サービスに対する考え方、知見、独自の視点をシェアしてもらうために、いくつかの質問をしました。その回答をご紹介します。


デベロッパー リレーションズ エンジニア、Angela Yu(米国)
マッピング サービスまたは地理空間サービスの未来について大きな期待を抱いているのはどのような点ですか?
デベロッパー リレーションズでの自分の役割として、私は常にデベロッパーの業務を楽にする方法について考えています。特に、学習曲線という概念をなくして、自分が「デベロッパー」や「エンジニア」であると自覚していない人でも、思い描くエクスペリエンスを作り出せるようにする方法についてです。私が未来に向けて期待しているのは、人々がマッピング エクスペリエンスや場所に基づくエクスペリエンスをコードを扱わずに構築できるようになることです。たとえば、こんなことを想像してみてください。bot に「次回注文するときに参考にできるように、レストランで注文した食事を採点する Android アプリを作って」と伝えると、自動的に Android OS の位置情報の利用許可に対処し、Maps SDK for Android と Places SDK for Android を Cloud Firestore と Firebase Authentication に統合して採点を保存するアプリが出来上がるのです。こうしたことが可能になれば、より多くの人が地理空間情報を活用して生活を改善できるようになります。
より多くの人に導入してもらいたいと思っている実装またはユースケースを 1 つ挙げるとしたら、それは何ですか?また、その理由は何ですか?
より多くの人と政府機関がオープンデータとマップを組み合わせて、自分が属しているコミュニティの現状を可視化するようになることを願っています。Google で重視しているのは、データドリブンな意思決定です。マップ上でデータを可視化すれば、州や都市はそのデータを基に、日常生活を人々の理想に近づけるための意思決定や変更をはるかに簡単に行えるようになります。私のお気に入りのチュートリアルの一つに、codelab というものがあります。このチュートリアルでは、deck.gl 可視化フレームワークを使って BigQuery から一般公開データセットをマップにエクスポートして、効果的で美しいマップを作成する方法を学ぶことができます。たとえば自転車のレンタル ステーションや、都市の緑地などが一目でわかるようなマップです。

プリンシパル アーキテクト、Anjusha Sandeep Nair(シンガポール)
マッピング サービスまたは地理空間サービスの未来について大きな期待を抱いているのはどのような点ですか?
今は、地理空間データを扱っている者にとっても、空間の問題の解決に取り組んでいる者にとっても大変有意義な時代になっています。クラウド コンピューティングと統合した AI や ML などの新しいテクノロジーを継続的に開発することで、地理空間データをより簡単に、より効率的に収集して分析できるようになっているからです。これにより、たとえばリアルタイムの地理空間情報とサービスを利用して、費用の削減、サービス品質の向上、業務の効率化を実現するなど、カスタマー エクスペリエンスとビジネス エクスペリエンスを向上させられるようになります。私が描いている理想の未来像は、誰もが新たな機会を切り拓くために、地理空間データにアクセスして、生活やコミュニティに関する意思決定をデータに基づいて行えるようになることです。
マッピング サービスや地理空間サービスは近い将来、あるいは今後長期にわたって、カスタマー エクスペリエンスや事業運営にどのような変化をもたらすと思いますか?
今は、地理空間データを扱っている者にとっても、空間の問題の解決に取り組んでいる者にとっても大変有意義な時代になっています。 AI や ML などの新しいテクノロジーがクラウド コンピューティングと相まって継続的に開発されることで、地理空間データをより簡単に、より効率的に収集して分析できるようになっているからです。これにより、たとえばリアルタイムの地理空間情報とサービスを利用して、費用の削減、サービス品質の向上、業務の効率化を実現するなど、カスタマー エクスペリエンスとビジネス エクスペリエンスを向上させられるようになります。私が描いている理想の未来像は、誰もが新たな機会を切り拓くために、地理空間データにアクセスして、生活やコミュニティに関する意思決定をデータに基づいて行えるようになることです。


パートナー セールス マネージャー、Marina Afonso(ブラジル)
マッピング サービスまたは地理空間サービスの未来について大きな期待を抱いているのはどのような点ですか?
とりわけ興味を引かれるのは、お客様のデジタル トランスフォーメーションの成功をお手伝いするために、AI と地理空間情報の結びつきを深めるにはどうすればよいかという点です。AI テクノロジーによってリアルタイムの地理空間データと高解像度のマッピングを使用できるようにすれば、現実世界とデジタル世界の境界線をあいまいにする、没入型のインタラクティブなエクスペリエンスを実現できます。気候変動といった複雑な地球規模の課題の解決、災害対応の改善、公衆衛生に関する課題への対処など、可能性は無限にあります。Google のプロダクトは企業の費用削減、サステナビリティと信頼性の向上、意思決定の加速につながるでしょう。
マッピング サービスや地理空間サービスは近い将来、あるいは今後長期にわたって、カスタマー エクスペリエンスや事業運営にどのような変化をもたらすと思いますか?
私はオムニチャネル戦略の力を信じています。つまり、企業が地理空間サービスを使用してデジタル チャネルを出発点としたパーソナライズされたエクスペリエンスをユーザーに提供し、そのエクスペリエンスを物理的な場所で締めくくることができるようにするという戦略です。パンデミックの最中およびその収束後にも、このアプローチの重要性はさらに高まっています。企業は、変化する顧客の行動や好みに適応しなければならなくなったためです。位置情報を利用すれば、企業はリアルタイムのデータに基づいて、ロジスティックやサプライ チェーンの運用を最適化し、安全性とセキュリティを強化して、より有効な意思決定を行うことができます。これは、効率性と生産性の向上、そしてエクスペリエンスの改善による顧客満足度の向上につながります。


セールス マネージャー、Ulrika Gunnari(スウェーデン)
マッピング サービスまたは地理空間サービスの未来について大きな期待を抱いているのはどのような点ですか?
私がとりわけ期待を寄せているのは、マップと地理空間データによって、お客様と企業がよりサステナブルな意思決定を行えるようにするための現在と今後の取り組みです。たとえば、より環境に優しい方法で移動したり、荷物を配達したりするにはどうすればよいでしょうか。企業がサステナブルな方法で原料を調達できるようにするにはどうすればよいでしょうか。こうした質問の答えを見つけられるようにして、現在から未来にかけてより多くの方法でサステナビリティを支援するための取り組みは、大変画期的かつ重要なミッションです。
より多くの人に導入してもらいたいと思っている実装またはユースケースを 1 つ挙げるとしたら、それは何ですか?また、その理由は何ですか?
最近重点的に行ったことは、デベロッパーがよりカスタマイズされた没入型のマッピング エクスペリエンスをユーザーに提供できるようにするための作業です。今後、多くの業界でさらに魅力的なカスタマー エクスペリエンスを作り上げるために WebGL、3D、AR を活用した実装が増えていけば、まさに素晴らしいことです。


エンジニアリング ディレクター、Madiha Chan(米国)
マッピング サービスまたは地理空間サービスの未来について大きな期待を抱いているのはどのような点ですか?
私にとっての大きな関心事は、世界中の人々が、現在地や目的、使用する言語に関係なく、行きたい場所に簡単にアクセスできるようにすることです。私たちは、変化し続ける環境でも世界中のあらゆる人が確実に移動できるようにすることに取り組んでいます。
時計の針を 10 年先に進めたとすると、地理空間サービスはどのような状態になっていると思いますか?新しい点や、今と異なる点は何でしょうか。
今から 10 年後には、移動や通勤のストレスが解消されていると思います。あらゆる移動手段が、交通、道路状況、データの変更に適応できるようになるでしょう。とりわけ重要なのは、どこにいるかを問わず利用できるサステナブルな移動手段の確立に向けて、社会が大きく前進しているであろうという点です。
Google Maps Platform について詳しくは、ウェブサイトをご覧ください。



