Google I/O 2026 より: Google Maps Platform の最新情報

Mike Pegg
Head of Developer Relations, Google Maps Platform
※この投稿は米国時間 2026 年 5 月 21 日に、Google Maps Platform blog に投稿されたものの抄訳です。
Google が 100 名の地理空間デベロッパーを Google キャンパスに迎えた Geo Developer Day 2006 を開催してから、今年 6 月で 20 年が経ちました。当時は知る由もありませんでしたが、この小さな集まりが、現在の Google I/O の土台を築き、その発展への道を拓きました。先月、カリフォルニア州マウンテンビューの Shoreline Amphitheatre には数千人の開発者が集まり、オンラインでは数百万人が I/O 2026 に参加しました。ここでは Google Maps Platform の最新イノベーションをご紹介します。


オープニングの基調講演では、Google マップの「マップに相談」機能を紹介し、ユーザーがこれまでにない新しい方法で Google のサポートを利用している様子をお見せしました。また、検索の AI モードでは、週末の予定を立てるといったパーソナル インテリジェンスのユースケースにおいて、Google マップがどのように活用されているかも紹介されました。さらに、DeepMind の Project Genie にストリートビュー画像を導入し、インタラクティブな世界を現実に根ざしたものにできるようにすることも発表されました。I/O の参加者からは、ストリートビューを使用して生成された Genie の世界のクオリティに感銘を受けたという声が寄せられました。
現実世界の推論を備えたエージェントを構築する
Google Maps Platform が大規模言語モデルと現実世界とのギャップを埋める方法に私たちは大きな期待を寄せています。I/O デベロッパー セッション「 Building agents with real-world reasoning」では、デベロッパー エクスペリエンス チームの Ken Nevarez と Caio Moreira が、Maps Grounding Lite が Model Context Protocol(MCP)を使用して、AI アプリケーションを Google マップの信頼性の高い現実世界の地理空間データに直接、簡単に接続する方法を説明します。こうしたグラウンディングされた回答をよりわかりやすく表現できるよう、Google マップ エージェント型 UI ツールキット(MAUI)が試験運用版として幅広くご利用いただけるようになったことも発表しました。この地理空間可視化レイヤは、AI エージェントに「視覚的な表現手段」を与え、構造化されていない会話テキストを、情報量豊かなインタラクティブ マップへリアルタイムで簡単に変換します。

開発者との直接的な交流
開発者向け基調講演に続き、Real World AI デモでは、先日発表された Maps Imagery Grounding を紹介しました。参加者は、開発者が生成 AI メディアを Google ストリートビューに基づいて現実世界に根ざしたものにする方法をハンズオンデモで体験しました。また、Google の LLM が現実世界の情報を活用することで、より正確な AI ビジュアルを生成できることも紹介しました。開発者からは、世界で最も信頼されている地図データと画像ソースの一つを活用して AI の回答を強化できる Google マップによるグラウンディングに大きな期待の声が寄せられました。
マウンテンビューで開催された I/O にご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。I/O の基調講演とすべての技術セッションは、現在オンラインでもご覧いただけます。今回参加できなかった方とは、ベルリンとベンガルールで開催される I/O Connect で直接お会いできることを楽しみにしています。
- Google Maps Platform デベロッパー コミュニティ リード、Mike Pegg






