新しい料金体系で Navigation SDK をより身近に

Tingting Li
Google Maps Platform Product Manager
※この投稿は米国時間 2025 年 5 月 1 日に、Google Maps Platform blog に投稿されたものの抄訳です。
今年 Google は、Android と iOS 向けの Navigation SDK について、いくつかのアップデートを発表しました。まず、道路レベルの詳細を視覚的に表示する機能をリリースして、道路に関する非常に詳細な情報が表示されることでユーザーが周囲の状況を的確に把握し、安心して移動できるようにしました。次に、ドライバーの認知を改善して運転のエクスペリエンスをモダナイズするためのリアルタイムの交通情報と、改良されたアダプティブ ターンカードのデザインを導入しました。さらに、ナビゲーションを事業の中核に据えたスタートアップ、中小企業、大規模組織など、規模を問わずより多くの組織が SDK を活用できるよう提供体制を拡充する取り組みも続けています。
そしてこのたび、Navigation SDK の新しい料金体系の提供を開始しました。これにより、より多くの企業が Google の地理空間データを活用して、便利なエクスペリエンスを構築できるようになります。
目的地単位の料金
Google Maps Platform Navigation SDK の目的地あたりの利用料金を半額以下に引き下げました。
大口割引料金
大口割引料金の適用に必要なリクエスト数の基準を引き下げ、より少ない利用でも割引を適用できるようにしました。
無料利用枠
これまでと同様、毎月 1,000 件までの課金対象イベントまたは目的地は無料でご利用いただけます。
今回の料金改定により、より多くのスタートアップや急速に成長中の中小企業が Navigation SDK を導入し、ユーザーの移動をサポートする革新的なサービスを展開できるようになることを期待しています。皆様のプロジェクトにかかる費用は、料金計算ツールでお見積もりいただけます。
-Google Maps Platform 担当プロダクト マネージャー、Tingting Li