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Google Maps Platform

新しいルート検索機能: Gemini Enterprise Agent Platform の Google マップによるグラウンディング

2026年9月2日
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Ju Tan

Product Manager, Google Maps Platform

Guangsha Shi

Senior Product Manager, Google Cloud

※この投稿は米国時間 2026 年 8 月 20 日に、Google Maps Platform blog に投稿されたものの抄訳です。

大規模言語モデル(LLM)は、ユーザーによる地図の活用方法を一変させた一方で、依然として静的なデータを使用しているのが現状です。リアルタイム交通情報や突然の通行止めなど、現実世界の状況を反映することはできません。ユーザーが求めている正確で信頼性の高い AI エクスペリエンスを構築するには、エージェントとアプリケーションが推論を物理的世界にグラウンディングするための「信頼できる情報のレイヤ」が必要です。

このたび、Google マップによるグラウンディング機能を拡張し、エージェントやユーザーによる経路案内やルート沿いのスポット検索をサポートする新しいルート検索機能を追加しました。併せて、より深いロケーション コンテキストを提供する新しい豊富な場所属性も追加しました。

これらの機能は一般提供を開始しており、移動時間、距離、道路状況、ルート沿いの注目スポット、場所に関する豊富な情報を Gemini Enterprise Agent Platform を介して AI アプリケーションに直接統合することができます。

ルート検索機能を使用すると、リアルタイムの交通状況に基づいて、車、徒歩、公共交通機関、自転車などのさまざまな移動手段に合わせた最適なルートを求めることができます。また、最大 13 か所の経由地を設定したルートの計画が可能なほか、ルート沿い検索を使用してホテルへのドライブ中に立ち寄れる夕食の場所を探す、給油のための立ち寄り先を提案してもらうなど、道中のスポットも簡単に見つけることができます。

Google マップによるグラウンディングでは、複数の API を手動で順序付けするのではなく、場所検索機能とルート検索機能を自動的に組み合わせます。これにより、「ユーザーの通勤経路上にある特定の雰囲気のカクテルバーを探す」といった複雑なセマンティック クエリを 1 回のリクエストで解決できます。

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現実世界の複雑な推論の課題を解決

Realtor.comNeurun は、これらのグラウンディング機能を活用したカスタマー エクスペリエンスの向上が、ビジネスの主要指標の改善にいかに寄与するかを示す好例です。

Realtor.com は、ネイティブの AI アシスタントである RealAssist™ AI でルート検索機能を活用して、購入者が正確な通勤時間やルート沿いの周辺施設を確認しながら物件を検討できるようにしています。Google マップによるグラウンディングが最初から統合されている RealAssist™ エクスペリエンスをリリースして以降、非ユーザーと比較して、ユーザーがプラットフォーム上で過ごすセッション時間は 4 倍、一意の見込み顧客の獲得数は 15 倍になったことが確認されています*。

地理的コンテキストを別のタブに表示したり、後から追加したりしたくないと考えていました。Google マップによるグラウンディングを RealAssist™ AI と連携させたことで、空間インテリジェンスを会話にネイティブに組み込むことができました。ユーザーが物件について質問すると、RealAssist™ AI は朝の通勤から近隣の施設に至るまで、地域に則したコンテキストを自動的に考慮して回答します。これにより、検索プロセスが単なるデータベースの照会から、地理的条件を反映した直感的なエクスペリエンスへと一変しました。

Dave Herman 氏, Realtor.com®、プロダクトおよび AI イノベーション担当シニア バイス プレジデント

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Google マップによるグラウンディングを活用した Realtor.com の RealAssist™ AI による会話型の通勤ルート計画機能。

デジタル イベント ガイド プラットフォームの Neurun は、ニューヨーク / ニュージャージー ワールドカップ ホスト委員会のバーチャル コンシェルジュに Google マップによるグラウンディングを統合しました。これにより、サッカーファンたちは数十か所の会場と交通拠点(「ブルックリン ファンゾーンから最寄りのピザ店までの道順」など)を結ぶリアルタイムかつマルチモーダルなルート案内をリクエストできるようになりました。このアシスタントは大会期間中、10 万人以上のユニーク ユーザーとやり取りし、交通やナビゲーションに関する質問はファンからの全問い合わせの 23% を占めました**。

ワールドカップは、土地勘のない約 100 万人もの訪問者を地域に呼び込みます。NYNJ World Cup Concierge を利用すれば、目的地への行き方を尋ねるだけで、その日の現地の状況を反映した回答をワンストップで得ることができます。

Bruce Revman 氏, FIFA ワールドカップ 26 ニューヨーク / ニュージャージー開催委員会、共同開催都市マネージャー

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より迅速で正確なエージェント エクスペリエンスを構築

お客様からのフィードバックに基づいて、Google マップによるグラウンディングのルート検索ツールの速度と精度を向上させ、これまで以上に使いやすくなるようアップデートしました。

  • 高精度な運転ルートの算出: 最大 13 か所の経由地を設定した複雑なルートを計画し、出発時刻や到着時刻をカスタマイズして(「午後 5 時出発でロンドンからリッチモンドまで運転する場合の所要時間は?」など)、リアルタイムの交通情報を反映したより正確な運転時間を確認できます。

  • 詳細な場所属性による回答の充実: 非常に具体的なコンテキストから分析情報を取得し、場所に関する複雑なクエリへの回答や、混雑状況の傾向、雰囲気のラベル、設備のより詳細な説明、リアルタイムの EV / ガソリン価格といった詳細情報を提供します。

  • Gemini 3.7 Flash を使用して、よりスマートでセマンティックなルート検索機能を構築: 推論機能が向上し、曖昧な会話形式のクエリを解決できるようになりました(ロサンゼルス空港から出発する場合、「ユニオン駅」はロサンゼルス ユニオン駅を指すことを識別するなど)。

使ってみる

Google マップによるグラウンディングの新しいルート検索機能(経路案内とルート沿い検索)は、Agent Platform API と Gemini Enterprise Agent Platform の Agent Studio で今すぐご利用いただけます。

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Agent Studio コンソールで Google マップのグラウンディング ソースとルート検索サブツールを構成する様子。(動画

動的な旅行アシスタント、地域のショッピング ガイド、複雑なロジスティクス ルーティング ワークフローなど、Google マップによるグラウンディングを活用して皆様が構築するエージェント エクスペリエンスを拝見するのを楽しみにしています。

* Realtor.com 内部データ、2026 年

** Neurun 内部データ、2026 年 8 月

画面はシミュレーションです。機能と提供状況は異なる場合があります。ルートと場所の詳細は必ず個別に確認してください。

- Google Maps Platform 担当プロダクト マネージャー、Ju Tan
- Google Cloud、シニア プロダクト マネージャー、Guangsha Shi

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