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Google Maps Platform

API キー生成をオンボーディングに統合する Quick Start Widget のご紹介

2022年6月6日
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Google Cloud Japan Team

※この投稿は米国時間 2022 年 5 月 26 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。

多くのデベロッパーはコンテンツ管理システム、プラグイン、他のソフトウェア ソリューションを使用してウェブサイトやアプリを作成します。今までは、こうしたウェブサイト エクスペリエンスへのマッピング機能の追加は分断されたプロセスであったため、多くのユーザーがプロジェクトにマップを追加する前に諦めてしまう原因となっていました。Google は本日、Quick Start Widget を発表いたします。これによりデベロッパーは、ユーザーが Google Maps Platform を簡単に使い始められるようにし、API キーの生成やウェブサイトやアプリへのマップの埋め込みができるよう支援できます。


デベロッパーのエクスペリエンス

Quick Start Widget を使用すると、ユーザーは API キーを取得し、面倒なユーザーフローを経由することなく、サイトやアプリでマップを使用できます。ユーザーが最小限の負担で開始できるようにすることが、ユーザーの導入を促すうえで重要になります。新しいウィジェットでは、ユーザーは Google から API キーを確保するためにデベロッパーの提供する環境を離れる必要がなくなります。ユーザーにはアカウントやプロジェクトを設定する簡単かつ一連の手順が提供されます。なお、キーは自動的に作成され、保護されます。

Quick Start Widget を使用すれば、戸惑うことや、プロジェクト管理に時間を費やすこともなく、プロジェクトが簡単に作成できます。当社のチームは現在、プロセスの簡易化を優先する主要アップデートの準備を進めています。Quick Start Widget の追加は当社にとって喜ばしいことです。

Dylan Auty 氏, WP Google Maps リード デベロッパー兼 CTO

ユーザーをリダイレクトして API キーを生成するために使われる URL を再構成するだけでウィジェットをサービスに追加できます。世界 26 言語で利用できるようになりました。しかもこのウィジェットの利用は無料です。

エンドユーザーのエクスペリエンス

ユーザーは Google アカウントにログイン後、2 要素認証プロセスの設定とお支払い情報の入力を促されます。お支払い情報は身元確認と Google Maps Platform の使用を開始するために使用されます。これらが完了すると API が自動的に有効になり、新しいプロジェクトが作成され、API キーが生成されます。キーは自動的にクリップボードにコピーされるので、ユーザーはそれをサービスで指定されたテキスト フィールドに張り付けるだけで利用開始となります。開始にあたりお支払い情報が必要になりますが、Google Maps Platform ユーザーは毎月継続的に $200 のクレジットが付与されます。また、有料アカウントに手動でアップグレードしない限り請求は発生しないのでご安心下さい。

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Quick Start Widget では一連の簡単な手順を追うことでアカウントとプロジェクトを設定できます。

現在、Google Maps Platform の使用を有効にする際にデベロッパーが直面している最大の課題の 1 つは、API キーを取得して適切な API と SDK を有効にする方法をエンドユーザーが理解できるようにすることです。このため、FAQ として追記したり、詳細な手順書が必要になる場合がありますが、同時に情報が古くなる恐れもあります。Quick Start Widget により、オンボーディングや UI に直接埋め込むことができる直観的なユーザー エクスペリエンスが実現され、大幅に不要なオーバーヘッドを減らせます。

Quick Start Widget の使用を始める際は、Google Maps Platform デベロッパー ドキュメントをご覧ください。

- Google Maps Platform 担当プロダクト マネージャー Ruchi Choudhary

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