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インフラストラクチャ

Gartner が Gartner Magic Quadrant for Cloud Infrastructure and Platform Services にて Google をリーダーに選出

2022年11月8日
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Google Cloud Japan Team

※この投稿は米国時間 2022 年 10 月 29 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。

Gartner® が 2022 年の Gartner Magic Quadrant™ for Cloud Infrastructure and Platform Services のリーダーとして Google を選出しました。これで、Google は 5 年連続で選出されたことになります。

昨年 Google は、Google Cloud におけるソリューションの構築をより速く、より簡単なものにすることを迅速に実現するために、プラットフォームと市場開拓力への投資を続けてきました。そして、Google はワークロードに最適化されたインフラストラクチャの設計と提供に注力し、お客様の「サクセス ストーリー」を実現できるようにしています。   

現在、Google は世界中に 35 のクラウド リージョンと 173 のネットワーク エッジ ロケーションを有していますが、世界全体のパートナー エコシステムの成長にも引き続き注力しています。ここでは、Google の歩みを支える最近リリースされたプロダクトの一例をご紹介します。

お客様の最も重要なニーズに合わせて最適化したソリューション

  • 多くのお客様は、高いコンピューティング性能を納得のいく価格で求めています。このニーズに応えるために、2021 年に Google は AMD ベースの T2D VM を搭載した Tau VM をリリースしました。Tau VM は他の主要クラウドと比較して コスト パフォーマンスが 42% 向上しています。7 月には、Arm ベースのマシンを提供することによる Tau VM ファミリーの拡張を発表しました。Ampere® Altra® Arm ベースのプロセッサを搭載したこれらの強力な VM は、高いシングル スレッド性能を魅力的な価格で提供し、スケールアウトやクラウドネイティブなワークロードに最適です。それゆえ、デベロッパーは、ワークロードのテスト、開発、実行に最も適したアーキテクチャを選択する際に、さらに多くの選択肢を持つことができるようになりました。

  • Google は 173 ものネットワーク エッジ ロケーションを強化するストリーミング メディア用の拡張可能な最新プラットフォームである Media CDN を通じて、お客様が没入体験を提供できるように支援しています。さらに、CDN 用のキャッシュ サーバーを世界中の 1,300 都市に配置しています。Media CDN は、世界中の 20 億人を超えるユーザーにコンテンツを届けるために YouTube が使用するものと同じインフラストラクチャを活用しています。AI / ML テクノロジが組み込まれた Media CDN では、広告の挿入、仮想のビルボードの提供、スポーツゲームのリアルタイムの統計や分析などが可能であり、お客様によるメディア体験の変革に役立ちます。

  • また、Google は Google Cloud のインフラストラクチャとサービスを、オンプレミスやコロケーション データセンター、各種エッジ環境など、さまざまな所在地(または分散環境)に拡張する Google Distributed Cloud を通じて、クラウドを超えた取り組みも行っています。すべての Google Distributed Cloud サービスの基盤となる Anthos は、最新のコンテナ化されたアプリケーションをどこでも大規模に構築、デプロイ、実行できるようにするための共通のコントロール プレーンを提供しています。

AI と ML でイノベーションを加速

  • Google は最近、すべてのお客様に対して Cloud TPU v4 Pod を利用できるようにしました。Google の機械学習クラスタは Cloud TPU v4 Pod を搭載しています。Cloud TPU v4 Pod のクラスタは、ピーク時の演算性能が 9 エクサフロップスにもなり、消費電力の 90% をカーボンフリー エネルギーで賄っている、世界で最も速く、効率的で、サステナブルな ML インフラストラクチャ ハブです。

  • セキュリティ面では、サイバーセキュリティの脅威が増大していることから、あらゆる企業がセキュリティ体制を見直しています。Google は、安全性、性能、信頼性の高い世界規模のネットワークに投資し、業界全体のフレームワークと標準を定義することでこれに対応しています。たとえば、お客様のソフトウェア サプライ チェーンの安全性を高めるために、ソフトウェア サプライ チェーン全体でアーティファクトの完全性を確保するためのエンドツーエンドのフレームワークである SLSA(ソフトウェア アーティファクトのサプライ チェーン レベル)と、Google 社内で実施しているプロセスの多くに相当するオープンソースの導入が挙げられます。また、ML ベースの機能である Cloud Armor Adaptive Protection により 1 秒間に 4,600 万回のリクエストという極めて規模の大きいレイヤ 7 DDoS 攻撃を検知、分析し、保護ルールを推奨することで、サービスに影響を与えることなくその攻撃を阻止することに成功しました。

Cloud Storage で大陸規模の可用性を実現

  • 今年は、業界をリードする Cloud Storage のデュアルリージョン バケットでサポートするリージョンの数を増加させました。大陸規模のバケットを 1 つ企業に提供することで、企業は 3 大陸 9 リージョンから選択し、目標復旧時間(RTO)ゼロの事業継続アーキテクチャを提供できます。サービスが停止した場合でも、アプリケーションは代替リージョンでデータにシームレスにアクセスできます。フェイルオーバーやフェイルバックはありません。非常に高い可用性を必要とする企業は、目標復旧時点(RPO)を 15 分とする SLA に裏付けられたデュアルリージョン バケットによるターボ レプリケーションを選択できます。

  • 今年、Cloud Storage の Autoclass が導入されることにより、お客様は複数のストレージ クラスにオブジェクトを配置することに伴うコストを簡単に最適化できるようになります。Autoclass により、オブジェクトを最終アクセス時刻やポリシーに基づいて、アクセスする頻度がより低い(コールドな)ストレージ クラスにバケットレベルで自動的に移動することが可能になります。なお、Autoclass では、早期削除費用や検索費用、アクセスする頻度がより低いストレージ クラスにあるオブジェクトにアクセスするためのクラス移行費用はかかりません。

使いやすいプラットフォームで、お客様の運用負荷を軽減

  • Kubernetes を開発したデベロッパーによって作られた Google Kubernetes Engine(GKE)によって、お客様はインフラストラクチャのトラブルシューティングやエンタープライズ規模のコンテナのデプロイに関連する日々の運用管理に煩わされることなく、イノベーションへの取り組みにおけるメリットを簡単に認識できるようになりました。GKE は、フルマネージド Autopilot モードのオペレーションと多次元自動スケーリング機能を組み合わせて多様な自動化機能を提供し、効率的かつ容易なアプリケーションの運用を実現します。15,000 ものノードからなるクラスタを実行できるのは GKE だけです。これは、他のクラウド プロバイダに比べて最大 10 倍にもなり、アプリケーションを大規模かつ効果的に、高い信頼性の下で実行できます。

  • Google は、最も一般的な構成ミスや最適でない構成によるダウンタイムを未然に防ぐことを目的として、オブザーバビリティ モジュールである Network Intelligence Center スイートの新たなツールとして Network Analyzer を最近リリースしました。このツールは、たとえば、無効なルーティング ポリシー、不正な IP アドレス、矛盾したファイアウォール ルールやロード バランシング ポリシーの検出に役立ちます。分析情報やネットワーク障害をプロアクティブに明らかにし、根本的な原因情報を提供します。

  • デベロッパーやアーキテクトが単純で定型的な仕事の管理に費やす時間が減れば、その分、有意義な仕事に時間を割くことが可能になります。運用負荷を削減する手段として、Batch が挙げられます。Batch はフルマネージド ジョブ スケジューラであり、お客様はたった 1 つのコマンドで何千ものバッチジョブを実行できます。設定は簡単で、ジョブは自動スケーリングに対応したリソース上で実行されるため、最大の価値がある作業により多くの時間を割くことができます。

  • 他の人がすでに作ってテストしたものを、時間をかけて作る必要はありません。Google の新しいオープンソース ツールである HPC Toolkitを使用すれば、実証済みのベスト プラクティスに基づき、再現可能なターンキー HPC クラスタを数分で簡単に作成できます。HPC Toolkit は、いくつかのブループリントとともに提供されており、Slurm スケジューラや、Intel の DAOS、DDN の Lustre といったストレージなど、サードパーティ コンポーネントに対する幅広いサポートも備えています。

お客様を第一に考えたものづくり

最も重要な点は、Google のフィールド組織とパートナー組織は、お客様の成功のために全力を尽くしているということです。また、パートナーや ISV のエコシステムが大きく成長したため、Google はお客様のニーズに総合的に応えることができるようになりました。これにより、Google Cloud は最も急速に成長しているハイパー スケーラーとなり、世界全体で顧客ベースが急速に拡大しています。

Google は、お客様中心のイノベーションのペースを維持し、加速するための取り組みを行っています。2022 年の Magic Quadrant for Cloud Infrastructure and Platform Services のコピーを Google のウェブサイトから無料でダウンロードできます。

業界をリードするインフラストラクチャの詳細については、最近開催されたGoogle Cloud Next ‘22 のセッションのオンデマンド配信をご覧ください。よろしくお願いいたします。


Gartner、Magic Quadrant for Cloud Infrastructure and Platform Services、Raj Bala、Dennis Smith、Kevin Ji、David Wright、Miguel Angel Borrega、2022 年 10 月 19 日。

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- Google Cloud Platform、技術インフラストラクチャ部門バイス プレジデント兼ゼネラル マネージャー、Brad Calder
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