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インフラ モダナイゼーション

回答者の 78% が VM 移行で 1 年以内に投資回収を実現

2022年3月11日
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Google Cloud Japan Team

※この投稿は米国時間 2022 年 3 月 4 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。

リモートが進む現在、企業は、アジリティを高めると同時に運用コストの負担を軽減するために、クラウドへの移行に関心を抱いています。問題は、不要なコストや運用上の負担、サービスの中断を避け、カスタマー エクスペリエンスを向上させながらいかに効率的にクラウドに移行できるかです。また、どのアプリを移行し、どのように始めればよいでしょうか。  

Google Cloud VMware Engine は、Google Cloud への簡単な移行を支援します。専用の Software Defined Data Center(SDDC)が用意され、ツールやプロセス、ポリシーを変更せずに、クラウドでのビジネスの運営に必要なコア VMware アプリケーションをそのまま使用することができます。IDC の最近の調査によると、78% の企業が移行後 1 年以内に投資回収を実現しています。とはいえ、移行は単純な作業ではなく、適切な計画やサービスがなければ、なかなかスムーズにはいきません。移行を開始する前に、経験豊富な専門家から助言を得ることをおすすめします。それも、1 人の専門家だけでなく、多数の専門家による助言です。

IDC は最近、米国を拠点とする企業の IT および DevOps の上級意思決定者 204 人を対象に調査を実施しました。この調査の対象者は、既存のオンプレミス VM をパブリック クラウドに正常に移行した経験があります。このブログ投稿では、移行の一般的な課題と期待されるメリットについて、調査報告から抜粋して紹介します。すぐに移行に着手したい場合は、Google Cloud と VMware が後援した IDC InfoBrief、「Strategies for Successful Migration to Public Clouds」の全文をご覧ください(文書 #US48321221、2021 年 10 月)。

移行の理由

コストは常に重要な要因ですが、多くの場合、移行の動機はインフラストラクチャの節約だけではありません。移行の決定を動機付けているビジネスおよび IT の目標について、調査で専門家から得られた回答の上位 3 つは次のとおりでした。

  1. スケーラブルでオンデマンドのパブリック クラウド インフラストラクチャを利用することによる、ビジネス全体の復元力の強化(53%)

  2. アプリケーションのモダナイゼーションの加速(51%)

  3. クラウド サービスとして提供されるイノベーションの早期の利用(50%)

考慮事項と課題

移行に際して、実装の遅延や妨げになる可能性のある要因があります。調査対象の意思決定者によれば、アプリのパフォーマンスに関わる上位 3 つの依存関係は次のとおりです。

  1. セキュリティとコンプライアンスの監査

  2. オンプレミスとパブリック クラウドの間における VM 形式およびランタイム環境との互換性に関する問題

  3. API およびコネクタの依存関係が適切に移行されない問題

同様に、意思決定プロセス全体に影響を及ぼす要因として、リスク管理と変更管理への懸念があります。特に影響の大きい問題は次のとおりです。

  1. サイバー セキュリティ上の脅威に対処するパブリック クラウド ベンダーの能力

  2. 移行が失敗した場合にデータを復元する能力

  3. ビジネス アプリケーションの安定性とパフォーマンスを妨げないパブリック クラウド インフラストラクチャの更新サイクル

詳しくは、IDC InfoBrief で考慮事項と課題をご確認ください。

パブリック クラウドに移行するメリット

VM をパブリック クラウドに移行すると、ビジネスの復元力や、アプリのモダナイゼーション、スピード、柔軟性、オンデマンドのスケーラビリティを向上させることができます。また、投資回収期間が短いことも多く、コストは移行の大きなメリットとなります。前述のように、調査対象者の 78% が 1 年以内に投資回収を実現しました。迅速な投資回収と ROI の向上に寄与しているのは、可用性とパフォーマンスの向上、データセンターのコスト削減、ベンダー管理の簡素化と統合などです。IDC InfoBrief の全文ですべての要因をご確認いただけます。

オンプレミスとパブリック クラウド インフラストラクチャにわたる一貫した運用管理により、スタッフの生産性とエンドツーエンドのサービスレベルが最大化されます。回答者からは、管理コントロール プレーンが一元化されているため、全拠点のワークフローをシームレスに統合し、1 セットのツールで VM / クラウド管理の効率と生産性を改善できた、という声が聞かれます。

回答者の平均像

回答者は 1,000 人以上の従業員を抱える組織の代表者で、既存のオンプレミス VM をパブリック クラウドに移行した際の実装(79%)や評価(21%)の経験があります。これらの組織は現在、オンプレミス プラットフォームとクラウド プラットフォームの両方で、平均で 1,000 を超える VM を同時に実行しています。

次のステップ

Google Cloud VMware Engine を使用すると、アプリやツール、プロセスを変更しなくても、VMware ベースのアプリケーションを Google Cloud に簡単にリフト&シフトできます。このサービスでは、Google Cloud の専用の VMware SDDC で実行するために必要なハードウェアと VMware ライセンスがすべて提供されます。これにより、高速プロビジョニング(新しいプライベート クラウドなら約 30 分)や、自動スケーリングを使用した動的リソース管理を通じて、クラウドの弾力性とスケールを活用できます。また、Google Cloud サービス(分析用の BigQuery、モニタリング用の Cloud Operations、DR 用の Actifio など)とのネイティブな統合によってアプリケーションを変換し、ニーズに迅速に対応することもできます。Google Cloud VMare Engine の使用を開始する方法については、こちらをご覧ください。


- プロダクト マーケティング担当、Ken Drachnik
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