Google Cloud
ソリューション ガイド : Stackdriver Logging からログをエクスポートするには
2018年5月11日
Google Cloud Japan Team
Stackdriver Logging は Google Cloud Platform(GCP)と広くインテグレーションされており、GCP サービスとその使用状況に関する豊富なログ情報を提供します。Stackdriver Logging のエクスポート機能を使用すると、ログをエクスポートし、その情報をニーズに合わせて利用できます。
ログをエクスポートする理由はたくさんあります。たとえば、コンプライアンス要件に準拠する目的で長期保存(月単位または年単位)用にログを保持することや、ログから抽出した指標に対してデータ分析を行うこと、他のシステムにログを取り込むことなどです。Stackdriver Logging は、Cloud Storage、BigQuery、Cloud Pub/Sub にログをエクスポートできます。
GCP で Logging のエクスポート機能をセットアップする方法は、お客様の GCP 組織の複雑さや、エクスポートするログのタイプ、ログをどのように使うかによって違ってきます。
Google は先ごろ、ログ エクスポートにおける以下の 3 つの一般的なシナリオのベスト プラクティスを紹介する、3 つのパートから成るソリューション ガイドをまとめました。
- コンプライアンス要件に対応するために Cloud Storage にエクスポートする
- セキュリティおよびアクセス解析のために BigQuery にエクスポートする
- サードパーティ ソリューション(Splunk)との統合のために Cloud Pub/Sub にエクスポートする
各シナリオには、エクスポートの要件、詳細な設定手順、ベスト プラクティス、エクスポートされたログを利用するコツの例が記載されています。
Stackdriver Logging の改善に関するフィードバックや提案をお待ちしています。ぜひご要望やご意見をお寄せください(英語のみ)。
* この投稿は米国時間 3 月 30 日、Solutions Architect の Charles Baer によって投稿されたもの(投稿はこちら)の抄訳です。
- By Charles Baer, Solutions Architect