Google Cloud Platform が Intel Skylake を利用できる最初のクラウド プロバイダーに
Google Cloud Japan Team
Google Cloud Platform(GCP)は、Skylake というコードネームが付けられた Intel の次世代 Xeon プロセッサを利用できる最初のクラウド プロバイダーになりました。
ヘルスケア、メディア、エンターテイメント、金融サービスなどパフォーマンスが要求される計算処理が行われる産業では、常に最高の性能と効率が求められます。Skylake プロセッサの導入で GCP のお客様は、次のレベルに達したパフォーマンスを手に入れられます。
Skylake に実装されている Intel Advanced Vector Extensions(AVX-512)は、科学的モデリング、ゲノム研究、3D レンダリング、データ分析、工学シミュレーションに適しています。前の世代と比較して、AVX-512 は、莫大な計算が求められる処理で浮動小数点パフォーマンスが倍増しています。
Skylake は、誰もが次世代のハイパフォーマンス インスタンスを使えるように、Google Compute Engine のすべての VM ファミリー(standard、highmem、highcpu)とカスタム マシン タイプで利用できるようにしています。
Google と Intel はデータセンターのイノベーションのために、長期に渡り技術提携を続けています。そのなかで Google のクラウド インフラストラクチャで最新の Intel Xeon テクノロジーが利用できるようになったことをうれしく思います。このテクノロジーは、大量の計算が要求される処理の効率を大幅に向上させ、ビジネスを進め、成長させるために必要なデータ解析をより効率的に促進します。
Diane Bryant, Intel Executive Vice President and GM of the Data Center Group
Skylake プロセッサは 5 つの GCP リージョン、米国西部、米国東部、米国中部、西ヨーロッパ、東アジア太平洋で利用できます。利用するには登録が必要です。このフォームからサインアップしてください。
3 月 8 日から 10 日にかけてサンフランシスコで開催される Google Cloud Next '17 で、Compute Engine の Skylake サポートについて詳しく知ることができます。
* この投稿は米国時間 2 月 24 日、Google Cloud Infrastructure の Senior Vice President である Urs Hölzle によって投稿されたもの(投稿はこちら)の抄訳です。
- By Urs Hölzle, Senior Vice President, Google Cloud Infrastructure