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Cloud OnAir 番組レポート : Google Cloud でつくるハイブリッドクラウド
2019年2月20日
Google Cloud Japan Team
Cloud OnAir は、Google Cloud の製品をわかりやすく解説し、最新の情報などをいち早く皆様にお伝えする Online 番組です。
2 月 14 日の放送では、前週の内容を受け、「Google Cloud でつくるハイブリッドクラウド」をテーマに、ハイブリッドクラウドの実装方法についてご紹介しました。クラウドサービスと自社データセンターなどのオンプレミス環境を併用するハイブリッドクラウド環境を構築する際に、Google Cloud をどのように利用するかを学べる内容です。
今回の放送は、現在オンプレミス環境がメインで今後クラウドの活用を予定されている方、またはハイブリッドクラウドを検討中で戦略は策定したものの、実装方法で悩んでいらっしゃる方が対象です。オンプレミス環境とクラウドの連携方法や個別のワークロードの実装方法を学ぶことができます。
ハイブリッドクラウドの連携方法
番組では、オンプレミス環境と GCP のシステム間の連携に特化した実装方法を解説します。オンプレミス環境から GCP のリソースを利用したり、また逆に GCP リソースからオンプレミス環境を利用する場合も想定した内容です。ここで紹介する連携方法は以下のものとなります。
- アプリケーション : Cloud Endpoints
- データ(ストリームデータとファイル) : Cloud Pub/Sub, Cloud Dataflow, Cloud Storage
- ネットワーク : Direct / Carrier peering, Dedicated / Partner interconnect, Cloud VPN
- 認証関連 : Cloud Identity
これらの連携にあたり、GCP のサービスをどのように使うのか、そのメリットは何かを詳しく紹介します。さらに、Google が提供するプロフェッショナルサービス(Cloud Sprint と Cloud Plan)についても触れます。
これからのハイブリッドクラウド
ハイブリッド化にあたって、これまではオンプレミス環境をどのようにしてクラウドへ移行するかが議論の中心でした。しかし、これからはオンプレミス環境を最適化した上でクラウドとの使い分けすることが重要となります。いわゆる、「ビルド&コネクト」「トランスフォーム&ムーブ」という考え方です。番組ではこれからのハイブリッドクラウドを実現する手段として、Cloud Services Platform(CSP)と Apigee API プラットフォームをご紹介します。
- Cloud Services Platform は、Google によるアプリケーションの最新化に対応したハイブリッド型のクラウド ソフトウェアです。オンプレミス環境とクラウドの両方で一貫性のある自動操作を提供します。
- Apigee API プラットフォームは、API プロバイダによる API の設計、保護、デプロイ、モニタリング、スケーリングを包括的に管理するプラットフォームです。ハイブリッドクラウドでの API の統合管理環境を提供します。


番組で説明した資料はこちらで公開しています。


[Cloud OnAir] Google Cloud でつくるハイブリッドクラウド 2019年2月14日 放送 from Google Cloud Platform - Japan
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