Google Cloud
Cloud OnAir 番組レポート : G Suite の最新機能アップデート
2018年12月20日
Google Cloud Japan Team
Cloud OnAir は、Google Cloud の製品をわかりやすく解説し、最新の情報などをいち早く皆様にお伝えする Online 番組です。
2018 年最後の放送は、G Suite の最新機能アップデートがテーマです。 働き方分析に役立つ機能や既存のシステム・ツールとより連携しやすくなった G Suite。今年だけでも 200 以上の新機能が追加されました。番組では、スマート、シンプル、セキュアをキーワードに最新の G Suite をご紹介します。
スマート:働き方をよりスマートに
- スプレッドシートのマクロ機能 : シート上で繰り返し行う操作をマクロとして記録、実行する機能が追加されました。プログラミング作業を必要とせずに、一連の操作をマクロとして記録することができます。記録したマクロは Google Apps Script のコードとして記録されるので、スクリプトエディタを使ってコードの追加や修正も可能です。
- サードパーティの製品を使ったデータ分析: 番組では、SAP や Salesforce と連携をご紹介します。
- スムーズなコラボレーションの実現: Gmail では、メールの返信やフォローの必要性を提案したり、メールの文章作成をサポートする機能(現在英語のみで提供)が追加されました。
シンプル:開発・管理の簡素化
- ユニファイド・コミュニケーション : Hangouts Meet、Hangouts Chat など、リモートワークに欠かせないツールをご紹介します。こうしたサービスを活用することで、より良い仕事の環境を構築することができます。2018 年 8 月には、国内で Jamboard の販売を開始しました(参考:クラウド型デジタルホワイトボード「Jamboard 」 国内販売開始)。Jamboard は、従来のホワイトボードの使い勝手を活かしながら、コラボレーションのために開発されたクラウド型端末です。パソコンに加え、Jamboard アプリをインストールしたタブレットやスマートフォンから接続することで、場所にとらわれずにコラボレーションを行うことができます。
- 会議室予約を簡素化 : 会議の参加人数に応じて最適な会議室を見つけることが可能です。また、会議室の利用状況の把握と最適化を支援する管理者機能も追加されました。
- G Suite の開発プラットフォーム「App Maker」 : モダンなクラウド Web アプリを GUI の UI 作成エディターと最小限のコードで開発することができます。App Maker は G Suite Business、Enterprise、EDU にてご利用いただけます。番組では、App Maker を使って、ToDo リストを管理するアプリを作成する過程を詳しく解説します。なお、さらに詳しい情報は、製品情報 、ドキュメント・チュートリアル、フォーラム、コードラボをご覧ください。
セキュア : 完全にクラウドネイティブなソリューション
セキュリティの観点からも数多くの強化が施されています。その一部を紹介します。- セキュリティセンター : 統合型のセキュリティ ダッシュボード。このツールは、G Suite 管理者やセキュリティ アナリストが、組織内に存在するセキュリティ上の脅威を特定し、優先順位を付けて解決するのに役立ちます。G Suite Enterprise エディションでご利用いただけます。
- モバイル管理機能の強化 : 画面ロックやパスコードでデバイスを保護し、デバイス上の企業アカウントをリモートワイプしたり、デバイス ポリシーやパスワードの管理を強化して Android デバイスや iOS デバイスのアプリを管理する機能です。
さらに、Google カレンダーの相互運用機能、Hangouts Meet と他社ビデオ会議システムの相互運用や、Office ファイルの利用、Google Drive 連携など、他システム連携に関する多くの機能が強化されました。番組では、その一部をデモで紹介します。
番組で説明した資料はこちらで公開しています。


Cloud OnAir では、各回 Google Cloud のエンジニアがトピックを設け、Google Cloud の最新情報を解説しています。過去の番組、説明資料、さらには視聴者からの質問と回答はこちらよりご覧いただけます。 最新の情報を得るためにもまずはご登録をお願いします。