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96 vCPU の Compute Engine マシンタイプを正式リリース

このたび、96 個の vCPU と 624 GB までのメモリを搭載できる Compute Engine マシンタイプの正式提供(GA)が開始されました。これで、今まで以上にインテルの新しい Xeon Scalable Processors(Skylake)によるパフォーマンス向上とコア数増強の恩恵を受けられます。垂直スケーリングできるアプリケーションで 96 個の vCPU をすべて活用すれば、総所有コスト(TCO)を削減しつつ、アプリケーションの実行に必要な VM 数を減らすことができます。

この種のハイパフォーマンス VM は、3 種類の定義済みマシンタイプカスタム マシンタイプで利用できます。また、拡張メモリの設定を調整して、アプリケーションで必要なメモリ容量と vCPU 数に合った VM を作ることも可能です。

これらの新しいマシンタイプは世界各地の GCP リージョンで利用可能です。現在、96 vCPU の VM を起動できるリージョンは、us-central1(アイオワ)、northamerica-northeast1(モントリオール)、us-east1(サウスカロライナ)、us-west1(オレゴン)、europe-west1(ベルギー)、europe-west4(エームスハーヴェン)、asia-east1(台湾)、asia-south1(ムンバイ)、asia-southeast1(シンガポール)です。新リージョンの追加についてはリージョンとゾーンのページでご確認ください。

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新しい 96 vCPU マシンタイプは、SAP HANA のようなインメモリ データベースの実行、メディアのレンダリングと制作、衛星写真解析などのエキサイティングな試みで活用されています。

数ペタバイトものグローバルな衛星写真に前処理を行い、キャリブレートおよびクリーンアップが施された、機械学習モデルで受け入れられる “science-ready” なデータにするために、私たちは膨大な量の画像圧縮を行っています。96 vCPU マシンタイプによって強化されたコンピュート リソースと、AVX-512 のような Advanced Vector Extensions をサポートした Skylake の活用により、パフォーマンスが圧縮で 38 %、画像拡張で 23 % 向上しました。数ペタバイトもの衛星および航空写真を操作するうえで、これはとても大きな前進です。Tim Kelton 氏、Descartes Labs の共同設立者

96 vCPU マシンタイプは、Skylake と、Skylake がサポートする AVX-512 命令セットの高い処理能力をフルに活用できるようにします。たとえば、Google のパートナーである Altair は、新しいマシンタイプを使うことで、HPC ワークロードのパフォーマンスが最大で 1.8 倍向上することを実証しました。

パフォーマンスとスケーリングの向上を目指すお客様をサポートするため、私たちはインテルの協力を得て、Compute Engine 上での Intel Performance libraries の無料提供も行っています。

これらのコンポーネントはすべてのマシンタイプで利用できますが、特に効果が大きいのは、Skylake サーバーの 96 vCPU インスタンスをフル活用できるアプリケーションです。

次のグラフは、96 vCPU の Compute Engine インスタンスで Intel Distribution for Python の scikit-learn を使用したときのパフォーマンス向上の例を示しています。

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新しいインスタンスは GCP コンソールで作成できます。gcloud コマンドライン ツールを用いた新しい仮想マシンの作成手順については、こちらのドキュメントをご覧ください。

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* この投稿は米国時間 2 月 14 日、Compute Engine の Product Manager である Hanan Youssef によって投稿されたもの(投稿はこちら)の抄訳です。

- By Hanan Youssef, Product Manager, Compute Engine