Google Workspace

これまでとこれからの G Suite

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※この投稿は米国時間 2019 年 12 月 19 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。 

2019 年、G Suite はいくつものマイルストーンを打ち立てました。Gmail は 15 周年Apps Script は 10 周年を迎えました。また、最新のワークスタイルの実現を目指す企業をサポートするために、この 1 年間でリリースしたプロダクトおよび機能の更新は 300 件近くにのぼります。今回は、Google の 2019 年の成果をハイライトでまとめて振り返りたいと思います。

ビジネスに「アシスト」を提供 

Google が常に主張しているように、クラウドを利用することによって職場の生産性とコラボレーションを強化する機会が開かれます。PriceWaterhouseCoopers(PWC)、ATB Financial、Chrysler Fiat といった企業が、G Suite を利用して自社のビジネスにおける仕事のあり方を変革しているのはこのためです。ユーザーは、ドキュメントで同時に共同作業し、メール、チャット、ビデオ会議での対面など、ワークスタイルに合った方法で柔軟にコミュニケーションを取っています。そして、このような働き方により生産性を根本的に改善しています。

また、クラウド コラボレーションの隠れた(ある程度見えていますが)利点として挙げられるのが、人工知能を利用できるようになることです。今年、Google は AI を活用したさらに強力な G Suite の機能を発表しました。これには、高品質のドキュメントを迅速に作成できるようにする Google ドキュメントの新機能も含まれています。また、外出先での作業をサポートするために、Google アシスタントとの統合も拡張しました。詳細をご覧ください。

Voice で会話を活性化

適切なコミュニケーションは、あらゆるビジネスにおいて最終的な成果を上げるための重要な要素です。このことから、今年 Google は Gmail、Hangouts Meet、Hangouts Chat などのコミュニケーション ツールを補完するため、G Suite に Google Voice を導入しました。G Suite 版 Voice では、11 か国でビジネス用テレフォニーをご利用いただけます。Voice は、あらゆる場所のあらゆるデバイスで動作し、組み込まれた Google の AI 技術を利用して、ボイスメールを音声文字変換したり、わずらわしい自動迷惑電話をブロックしたりします(さらに、テキスト読み上げテクノロジーを活用して、最大 11 言語で通話メニューを自動作成することもできます)。Voice をご利用になったことがない場合は、こちらの投稿で導入に向けての概要を確認するか、Google のウェブサイトをご覧ください。

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ビジネスのセキュリティをシンプルに

Google は、企業に透明性を提供するとともに、G Suite での確実かつ簡単なデータ保護に役立つツールの開発に取り組んでいます(これには、G Suite のデータにアクセスするサードパーティ製アプリのセキュリティ改善の取り組みも含まれます)。今年は次のようなビジネス セキュリティ ツールを導入しました。

  • 攻撃からの高リスクユーザーの保護: Google の高度な保護機能プログラム(APP)は、ジャーナリスト、活動家、ビジネス リーダー、政治関係者など、標的型攻撃のリスクが高いユーザーに向けた、Google の最も強力な保護機能です。今年は、こうした保護機能を登録することであらゆる G Suite ユーザーにご利用いただけるようにしました。エンタープライズ向け APP は、セキュリティ キーの適用、信頼できないアプリへのアクセスのブロック、メールの脅威検出スキャンの強化など、特定のポリシーセットを適用します。さらに、ゼロデイの脅威に対する保護を強化するために、Gmail 向けセキュリティ サンドボックスも導入しました。 

  • 管理者向けの新しいエンドポイント管理機能とインテリジェント アクセス制御: デバイスを保護することは、企業がデータの安全性を確保するうえで最良の方法の一つです。G Suite にアクセスするデスクトップ デバイスの基本デスクトップ管理機能が自動的に有効になっているのはこのためです。つまり、Mac、Windows、Chrome、Linux を搭載するデバイスに従業員がエージェントまたはプロファイルをインストールする必要はありません。ユーザーの ID とリクエストのコンテキスト(デバイスのセキュリティ ステータス、IP アドレスなど)に基づいて、G Suite アプリへのアクセスを動的に制御するコンテキストアウェア アクセスのほか、G Suite にアクセスするデバイスに対するセキュリティ対策の適用をインテリジェントに制御する強力な一連の機能も提供しています。 

  • セキュリティ上の問題解決に取り組む管理者間での連携を支援: G Suite セキュリティ センターでは、お客様の組織の保護をサポートするため、Google からのセキュリティ分析情報とベスト プラクティスの推奨事項を提供しています。管理者は、自動化ルールを作成して、問題への対応やアラート センターへの通知の送信ができるようになりました。これにより、管理者やアナリストのチームが協力してセキュリティ調査を進め、脅威を管理することが可能になります。

  • Google による処理の透明性の強化: Google は、お客様からの信頼を築き、それを維持できるように努めています。お客様の信頼にお応えするため、アクセスの透明性レポートでは、Google のスタッフが行った操作と各アクセスの理由を詳細にまとめたログを提供しているほか、該当する場合は、特定のサポート チケットへの参照も含めています。

さらなる統合でワークフローを改善

通常、ビジネスで特に大きな成果が生まれるのは、社内と社外の両方の人員が共通の目標に向けて協力し合ったときです。このためには、相手のツールとスムーズに統合でき、かつ、意思決定を促進するために必要となる重要なデータと情報へのアクセスを実現できるツールの使用が不可欠です。ビジネスにおける柔軟性を高めるために、今年 Google のツールに追加した統合の概要を以下にご紹介します。

  • Salesforce との統合の強化: Salesforce データコネクタを昨年導入しましたが、お客様からの強いご要望により、今年いくつかの機能強化を行いました。これには、データ更新のスケジュール設定や 2,000 行を超えるデータの利用が含まれます。

  • Gmail での動的メール: 動的メールを利用することにより、受信トレイのメール メッセージ内からイベントの出欠の返信、アンケートの回答、カタログの閲覧などの操作を直接行うことができます。これは、メール内から Google ドキュメント ファイルのコメントへの直接返信(コメント スレッドに返信するためのアプリの切り替えが不要)を可能にしている機能でもあります。この機能により、企業やデベロッパーはさまざまな方法でよりインタラクティブにメールを活用できるようになります。
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ユーザーを念頭に置いた設計

今年、Google のエンジニア チームとデザインチームは、あらゆる場所のあらゆるユーザーが Google のアプリを継続して利用できるようにするために尽力しました。ユーザーが生産性を長時間維持しやすくするための新たなデザインの導入もその一環です。カレンダー、Voice、Keep、ToDo リストなどいくつかのアプリにバッテリー駆動時間を長くする「ダークモード」を導入し、Gmailドライブなどのツールのほか、ご利用の多いコラボレーション ツールのモバイル デザインの一部を刷新しました。

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さらに、Google ドキュメントでの「ライブ編集」のコメント概要などのユーザー補助機能を G Suite に追加しました。G Suite で利用可能なユーザー補助機能の概要についてはこちらをご覧ください。

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最終的にビジネスを成功に導くのは、舞台裏でビジネスを支えている生身の人間です。人がテクノロジーに力を注ぐ時間を削減できれば、その分の時間を最終的な成果に影響する困難な課題の解決(つまり、実際の作業)に使えます。G Suite について詳しくは、Google のウェブサイトをご覧ください。