クエリ ライブラリでデベロッパーの生産性を向上
Google Cloud Japan Team
※この投稿は米国時間 2022 年 8 月 12 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。
Google が Cloud Logging で目指しているのは、トラブルシューティングのプロセスを簡素化してデベロッパーの生産性を高めることです。生産性は、クエリの記述と実行、エラー分析にかかる時間によって大きく左右されます。問題をトラブルシューティングするときもログを分析するときも、いかに迅速かつ的確にログを見つけるかが鍵になります。
そこで Google は先日、ログのクエリをより簡単にするためにクエリ ライブラリとその他の新機能をリリースしました。Cloud Logging のクエリ ライブラリを使用すると、一般的なクエリでログをより迅速かつ簡単に見つけ出すことができます。
テンプレートを使用してクエリをすばやく構築
新しいテキスト検索とプルダウン機能により、クエリを数回のクリックで完了できるようになりました。これらの機能では、必要な Logging クエリ言語が自動的に生成されます。また、一般的な GCP クエリのテンプレートを使用することで、クエリをさらに簡単に作成できます。


クエリ ライブラリには、推奨クエリの横のクエリビルダー バーからアクセスできます。以下の詳細が表示され、最適なクエリを見つけるのに役立ちます。
クエリカテゴリ – 各クエリは、関連性の高いクエリを絞り込むのに便利なカテゴリに細分化されています。
クエリの履歴 – 最も有益な結果を導くクエリを選択できるように、プロジェクトに既存のログがあるクエリにはスパークラインが表示されます。
クエリの詳細 – 各クエリには Logging クエリとともに説明が表示されます。
実行 / ストリーム – ライブラリから直接クエリを実行、またはログのストリームを開始できます。
保存 – 保存済みクエリのリストにクエリを保存できます。


今後の展望
Google は、ログ エクスプローラを Google Cloud で動作するアプリケーションのトラブルシューティングに最適な場にするために尽力しています。今後数か月の間に、ログ エクスプローラをすべてのユーザーにとってさらに使いやすく便利なものにするために、多くの改良を加える予定です。ログ エクスプローラをまだお使いでない場合、この機会にぜひ使用を開始し、Google Cloud コミュニティ サイトの Cloud Operations ページのディスカッションに参加してください。
- Google Cloud プロダクト マネージャー Afrina M
- Google Cloud プロダクト マネージャー Charles Baer