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データベース

Google Cloud と Oracle が新しいサービス、リージョン、機能で企業のモダナイゼーションを加速

2025年4月21日
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Michelle Burtoft

Senior Product Manager, Google Cloud

Rajesh Kasanagottu

Senior Engineering Manager, Google Cloud

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※この投稿は米国時間 2025 年 4 月 11 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。

Google Cloud のコアバリューは、お客様のニーズに応じたサポートを提供することです。Oracle との提携はそのための大きな一助となり、両社の強みを最大限に活かして、より迅速にイノベーションを起こせるようお客様を支援することが可能になります。

今週の Google Cloud Next では、Oracle データベースにおけるサービス拡充について重要な発表を行い、クラウドで Oracle データベースを柔軟かつ制御可能な方法で実行する Oracle Base Database Service のプレビュー版、Oracle Exadata X11M の一般提供、Google Cloud への最新世代の Oracle Exadata プラットフォームの導入、エンタープライズ対応の追加機能顧客管理の暗号鍵(CMEK)など)を紹介しました。

Google Cloud は、Oracle 向けのグローバル インフラストラクチャへの投資を継続し、今後、オーストラリア、ブラジル、カナダ、インド、イタリア、日本に Oracle Database@Google Cloud を追加し、数か月以内に合計 20 か所のリージョンに拡大する予定です。

これらの発表は、Oracle Database@Google Cloud をリリースした昨年 7 月以降、Google と Oracle が協力して進めている開発の成果でもあります。このパートナーシップにより、Oracle ワークロードの移行とモダナイズが可能になるとともに、BigQueryVertex AI プラットフォームGemini 基盤モデルなど、Google の業界をリードするデータおよび AI 機能を活用できるようになります。

お客様のモダナイゼーションの取り組みにおける選択肢をさらに広げる追加機能(フルマネージドの Oracle Autonomous Database Serverless など)も提供されるほか、クロスリージョンの障害復旧や Oracle Maximum Availability Gold 認定など、信頼性や復元力の向上に役立つ機能も利用できます。

「Banco Actinver は、革新的な金融ソリューションをお客様に提供することに尽力しています。Oracle データベースのセキュリティとパフォーマンスを Google Cloud のデータ分析ツールや AI ツールと組み合わせることで、マーケット トレンドに関するきめ細かい分析情報を得ることができ、この情報を活用して、サービスを強化し、パーソナライズされたエクスペリエンスをお客様に提供しています」と、Banco Actinver の CIO である Jorge Fernandez 氏は述べています。

革新的な新機能

Google Cloud は、さまざまなデータベース ワークロードを費用対効果の高い方法で柔軟に管理できるようサービスを拡充しています。

  • Oracle Base Database Service: 新しい Base Database Service は、高度に制御およびカスタマイズ可能な基盤データベース プラットフォームを提供します。Oracle Cloud Infrastructure(OCI)仮想マシンと汎用インフラストラクチャ上に構築される Base Database Service により、さまざまなデータベース ワークロードを直接管理する柔軟性を得られます。

  • Oracle データベース サービスの拡充: Exadata Cloud Service、Autonomous Database Service、Oracle Linux、Oracle on Google Compute Engine(GCE)、Google Kubernetes Engine(GKE)に加えて、Oracle Exadata X11M の一般提供を開始しました。Oracle Database@Google Cloud では、要求の厳しいデータベース ワークロードに対応するパフォーマンスとスケーラビリティを強化した、最新世代の Oracle Exadata マシン X11M を提供しています。この新しいマシンは、大幅なパフォーマンス向上と容量増加を実現しており、負荷の高い Oracle アプリケーションでも容易に実行できます。X11M はすべての新しいリージョンで利用可能になります。

Oracle Database@Google Cloud は、すでに多くのお客様にご利用いただいています。今後も、お客様のグローバルなニーズをサポートするために、アプリケーションのパフォーマンスと信頼性を最高水準に維持しながら、サービス提供地域を拡大していきます。

  • Oracle Database@Google Cloud のロケーションを今後数か月以内に 20 か所に拡大: Google Cloud での Oracle ワークロードの需要の高まりに対応するために、U.S. Central 1(アイオワ)、North America-Northeast 1(モントリオール)、North America-Northeast 2(トロント)、Asia-Northeast 1(東京)、Asia-Northeast 2(大阪)、Asia-South 1(ムンバイ)、Asia-South 2(デリー)、South America-East 1(サンパウロ)、Europe-West(イタリア)、Australia-Southeast2(メルボルン)、Australia-Southeast1(シドニー)に加えて、アッシュバーン、フランクフルト、ロンドン、メルボルン、イタリアにゾーンを追加します。新しいリージョンと拡張された容量は、現在利用可能な U.S. East(アッシュバーン)、U.S. West(ソルトレイクシティ)、U.K. South(ロンドン)、Germany Central(フランクフルト)の Google Cloud リージョンに追加されます。

  • Partner Cross-Cloud Interconnect の新規提供: OCI 用の Partner Cross-Cloud Interconnect のグローバル ネットワーク サービスを拡大し、トロントとチューリッヒにおいて Google と Oracle Cloud Infrastructure の間のマルチクラウド接続を新たに提供します。これにより、すでにサービスが提供されている 11 のリージョンが補完され、トラフィックをプライベートかつ安全に保ちながら、両クラウド間のレイテンシを最小限に抑えることができます。

  • クロスリージョンの障害復旧: Oracle Autonomous Database 上の Oracle ワークロードに対するクロスリージョンの障害復旧サポートにより、高可用性と復元力の確保、潜在的なサービス停止の回避、重要なアプリケーションの継続的な運用を可能にします。

  • エンタープライズ グレードのネットワーキングのアップグレード: 高度なネットワーキングのアップグレードにより、Oracle リソースを Google Cloud とともに効率的にデプロイし、リソースを共有できます。

業界をリードする認証とユーザー エクスペリエンス

Google Cloud は、Oracle のお客様にシームレスで効率的なエクスペリエンスを提供することに尽力しており、Oracle データベースを簡単かつ効果的に管理および利用できるようにしています。Google Cloud ネイティブのツールと Oracle Cloud Infrastructure(OCI)インターフェースを組み合わせ、さまざまなアプリケーションやシステムを強力にサポートします。

  • ユーザー エクスペリエンスの向上: Google Cloud は、Oracle のお客様に使いやすいエクスペリエンスを提供することに尽力しています。アプリケーション開発や日常的なデータベース操作には Google Cloud の統合されたユーザー エクスペリエンスを提供し、高度なデータベース管理には OCI ネイティブのエクスペリエンスを提供しています。これには、共有 VPC、API、SDK、Terraform のサポートが含まれます。

  • アプリケーションのサポート: Google Cloud 上で実行する Oracle アプリケーションのサポートを拡充しました。Oracle E-Business Suite、Peoplesoft Enterprise、JD Edwards Enterprise One、Hyperion Financial Management、Retail Merchandising などのアプリケーションの互換性と最適なパフォーマンスを保証します。

  • SAP と Oracle のサポート: Google Compute Engine 上の Oracle ワークロードが SAP と Oracle によってサポートされるようになりました。これにより、Google Cloud がエンタープライズ アプリケーションを実行するための信頼できるプラットフォームであることがさらに証明されました。

  • Google Cloud Monitoring とのインテグレーション: Oracle データベースを含むすべての Google Cloud データベース サービスにわたって、統合されたモニタリングおよびアラート メカニズムを利用できます。

  • Google Cloud Backup and DR の新しいサポート: Google Cloud のバックアップ サービスにより、Oracle ワークロードのバックアップを、他の Google Cloud サービスのバックアップとともに、ポリシーに基づいて一元管理できます。データ保護のための安全な Backup Vault を使用して、ランサムウェアや偶発的な削除などの脅威からデータを隔離して保護します。

Google Cloud は、その堅牢さにより、ミッション クリティカルな Oracle ワークロードの実行に最適なハイパースケーラーとなっています。

これらの機能は、Google Cloud コンソールからご利用いただけます。詳細については、こちらをご覧ください

-Google Cloud、シニア プロダクト マネージャー Michelle Burtoft
-Google Cloud、シニア エンジニアリング マネージャー Rajesh Kasanagottu

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