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データベース

Gartner® の Critical Capabilities レポートの軽量トランザクション ユースケースで Google(Spanner)が第 1 位を獲得

2026年2月27日
Jagan R. Athreya

Group Product Manager

Jagdeep Singh

Director Product Management

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※この投稿は米国時間 2026 年 2 月 19 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。

Google(Spanner)は、Gartner レポート「Critical Capabilities for Cloud Database Management Systems for Operational Use Cases」(運用ケース向けクラウド データベース管理システムの重要機能)において 2 年連続で高く評価され、軽量トランザクション ユースケースで第 1 位を獲得しました。これは、このプロダクトの効率性、低レイテンシ、高パフォーマンスに一貫性があることを示していると Google は考えています。また、同プロダクトは OLTP トランザクション ユースケースの最新のランキングでも 第 2 位を獲得しました。これは、「無限」の水平スケーリングが、従来のトランザクション パフォーマンスを犠牲にせずに実現されていることを示していると私たちは考えています。この 2 年連続の受賞は、世界で最も要求の厳しいデータ環境に対する継続的な卓越性とイノベーションを実現するという Google の理念を裏付けています。

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こちらから Gartner レポートの全文をご確認いただけます。

運用パフォーマンスについて

Critical Capabilities の評価を見ると、Spanner のパフォーマンスこそが、さまざまなカテゴリで継続的に評価されている理由だと Google は考えています。

  • 軽量トランザクション ユースケースで第 1 位(2 年連続): マイクロサービスとイベント ドリブン アーキテクチャが一般的になるにつれ、高頻度で低レイテンシのトランザクションを処理する能力が非常に重要になります。Spanner が 1 位にランクインしたことは、Spanner が最新のワークロードにとって最も効率的なエンジンであることを示していると言えるでしょう。

  • 分散トランザクションのサポート(スコア: 5.0 点中 5.0 点): Spanner は、複数のノード、リージョン、地域をまたがる分散トランザクションをサポートする機能で 5.0 点を獲得した唯一のサービスです。

  • AI / ML と生成 AI(スコア: 5.0 点中 4.6 点): このスコアは、AI を Spanner に直接統合するために Google が 2025 年に実施した、大規模な数々のイノベーションの結果であると考えています。

  • トランザクションの整合性(スコア: 5.0 点中 4.9 点): Spanner は地球規模で外部整合性を提供するため、いつどこで発生したトランザクションでも、常にグローバル レベルで正確であることを保証します。

  • OLTP ユースケースで第 2 位: Spanner は、従来型の大量のトランザクション ワークロードにますます使用されるようになっています。これは、Spanner の「無限」の水平スケーリングが、レガシーからの移行時の最適な選択肢になっていることが理由だと Google は考えています。

これらの評価は、Spanner がグローバル規模の特殊なソリューションから、ほぼすべてのミッション クリティカルなアプリケーションに対応できる、技術面で特に優れたデータベースへと進化したことを示していると考えられます。

エージェントを活用している企業の基盤

2025 年、数多くの新機能が追加された Spanner は、AI エージェントの「頭脳」となりました。

  • Spanner Graph(一般提供を開始しました): グラフとリレーショナル データを統合したエクスペリエンスを提供します。Spanner Graph では、ISO 規格の GQL と SQL を使用して複雑な関係性をトラバースできます。これは、AI エージェントを実世界の事実に基づいてグラウンディングするためのナレッジグラフを構築するうえで非常に重要です。

  • 統合ハイブリッド検索: 2025 年に一般提供が開始された Spanner は、SQL モダリティとグラフ モダリティ内で大規模な全文検索とベクトル検索を直接サポートしています。これにより、統合された低レイテンシの検索拡張生成(RAG)を大規模に実現できます。

  • Spanner カラム型エンジン: このアーキテクチャ上の画期的な進歩により、Iceberg テーブルから取得したライブ運用データに対する分析クエリが最大 200 倍高速化されます。これにより、エージェントは必要なリアルタイムのコンテキストを「ETL(抽出、変換、読み込み)の負担」を負わずに得ることができます。

  • 相互運用性の拡大: 新しい Cassandra 互換 API により、コードを変更せずにスケールアウト ワークロードを Spanner に取り込むことがこれまで以上に簡単になり、従来のデータを AI 革命に活用できるようになりました。

未来に向けた青写真

Gartner によるこの評価は、データ管理は今後、オープンかつ統合され、AI が組み込まれたものに移行していくだろうという Google の信念を裏付けていると私たちは考えています。お客様は、日常的に Spanner の最新のイノベーションを活用しています。

  • Palo Alto Networks: 世界的なサイバーセキュリティ リーダーである Palo Alto Networks は、マルチテナント アーキテクチャの中核として Spanner を利用しています。99.999% の可用性を備えた Spanner と Spanner Graph を活用することで、同社は重要なアクセス制御のユースケースを地球規模で実現しました。この統合アプローチにより、専用のグラフ データベース サイロがなくても、重要な顧客ワークフローを管理する一貫性のあるアーキテクチャを構築し、AI を大規模に保護できます。

  • Mercado Libre: ラテンアメリカの e コマースおよびフィンテックを扱うこの大手企業は、社内システムの基盤となる整合性とスケーラビリティの確保に Spanner を活用しています。Spanner を社内の「Fury」プラットフォームと統合することで、ほぼ完ぺきな稼働状況で毎日数百万件の金融取引を管理しています。Spanner Data Boost を活用して、トランザクションのパフォーマンスに影響を与えることなくリアルタイム分析を実現しています。また、AI を活用した次世代金融エージェントの信頼できるメモリストアとして Spanner を使用するようになりました。

  • Unico: この大手 ID テクノロジー企業は、2021 年以降、12 億件以上のデジタル ID 認証を実施可能にすることで、数十億ドル規模の不正行為を防止しています。Spanner の統合ベクトル検索により、Unico は数十億のベクトルを対象に複雑な 1:N(1 対多)の顔生体認証検索を高精度かつ低レイテンシで実行しています。これにより、別のベクトル データベースが不要になるため、同社の「ID ネットワーク」は高速かつ高精度で、メンテナンス不要の状態を維持できます。

Spanner が評価された理由とは

今後はデータ管理は統合され、AI 向けに構築されていきます。軽量トランザクションで 1 位を獲得した Spanner は、ミッション クリティカルなアプリケーションに最適な選択肢であると Google は確信しています。


Gartner、「Critical Capabilities for Cloud Database Management Systems for Operational Use Cases」(作成者: Ramke Ramakrishnan、Masud Miraz、Xingyu Gu、Henry Cook、Aaron Rosenbaum、2025 年 11 月 19 日)

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上の図は、リサーチ ドキュメントの一部として Gartner, Inc. より公開されているもので、ドキュメント全体の文脈に即して評価する必要があります。この Gartner のドキュメントをご希望の方は、Google Cloud までご請求ください。

- グループ プロダクト マネージャー、Jagan R. Athreya

- プロダクト管理担当ディレクター、Jagdeep Singh

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