iOS 版 Looker Mobile がアラートに対応

※この投稿は米国時間 2023 年 2 月 8 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。

ビジネス インサイトにすばやくアクセスできれば、迅速に行動を起こすことや、社員や顧客に影響を及ぼすような変化を常に把握しておくことができます。Looker はいわば「ビジネスデータの Google」のような存在で、組織において必要な情報を取得し、各部門がそれに基づいて行動するために役立ちます。このたび、Looker の iOS モバイルアプリで Looker アラートの一般提供が開始され、どこにいてもそのような重要な通知を受け取れるようになりました。これまでも、ウェブや、Slack、メールなどでアラートを受けることが可能でしたが、さらに選択肢が広がります。

Looker アラートは Looker の iOS モバイルアプリに完全に統合されているため、関連するビジュアリゼーションやチャート、アラート履歴を表示できます。

自社データになんらかの重要な変化があった場合は、それがどんな情報であれ、把握しておきたいと思うものです。iOS でモバイル アラートを受け取れるようになったことで、パソコンから解放され、対応や意思決定にかかる時間が短縮されます。

モバイル アラートとの連携を有効にし、iOS で Looker インスタンスにいったん接続すれば、ウェブで作成したアラートがデフォルトでモバイルアプリに送信されるようになります。

Looker iOS モバイル版のアラートの機能

アラート通知:

アラートがトリガーされると、iOS デバイスに通知が届きます。ロック画面上で通知の詳細を非表示にするには、iOS デバイスの通知設定をご利用ください。

通知センター:

iOS モバイルアプリで右上のベルのアイコンをタップすると、過去 7 日間のアラートを確認できます。この画面では未読のアラートが強調表示され、識別しやすくなっています。

アラートの詳細:

アラートの共有:

右上の共有アイコンをタップして、アラートを他のユーザーと共有できます。アラートの共有には、iOS 共通の共有機能が使用されます。

アラートのフォロー解除:

この機能について詳しくは、ヘルプセンターのフォロー中のアラートのページをご覧ください。

iOS で Looker アラートを有効にする

1. Looker バージョン 22.20+ にアップグレードします。

2. Looker Action Hub で Firebase アクションを有効にします。モバイルアプリへのプッシュ通知の送信には、Firebase が使用されます。

3. iOS モバイルアプリの最新バージョン（1.3.0 以降）をインストールします。アプリはこちらから入手できます。

4. Looker iOS アプリのプッシュ通知を有効にするかどうかを選択する画面で有効にします。

設定が完了すると、すべてのアラートがデフォルトで iOS モバイルアプリに送信されるようになります（メールや Slack など、すでに構成済みのチャネルにも引き続き送信されます）。

Looker Mobile アプリのアラート機能について詳しくは、ヘルプセンターをご覧ください。