Google Cloud VMware Engine の新しいプライベート クラウド ネットワーキングに関するホワイトペーパー

Google Cloud Japan Team
※この投稿は米国時間 2021 年 2 月 18 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。
Google Cloud では、オープン ソリューション、ハイブリッド ソリューション、マルチクラウド ソリューションにより、アプリをどこでも実行できるように取り組んでいます。そのための一つの方法は、マネージド VMware サービスである Google Cloud VMware Engine を使用することです。数ある特長の中でも、VMware Engine は Google Cloud の強力なネットワーク基盤の上に構築されています。このサービスは、非オーバーサブスクライブ型で 100 Gbps の完全に冗長な物理ネットワーク上で実行され、1 つのサイトで 99.99% のインフラストラクチャ可用性の SLA を実現します。
VMware Engine のネットワーキングを把握できるように、Google Cloud VMware Engine のプライベート クラウド ネットワーキングについて紹介しています。このホワイトペーパーでは、VMware Engine で利用可能なさまざまな接続オプションを確認できます。また、トラフィック フロー、最適化オプション、アーキテクチャ設計の考慮事項について詳しく説明されています。
このホワイトペーパーでは、Google Cloud VMware Engine ネットワーキングの基礎に関する投稿に基づいて、VMware Engine のプライベート クラウド ネットワーキングが Google Cloud Platform(GCP)でどのように機能するかについて、次の 2 つのメイン セクションで詳しく説明されています。
Google Cloud VMware Engine ネットワーキングの基礎 - ユースケース、オンボーディング要件、システム コンポーネントの概要、主要ネットワーキング機能。また、VMware Engine サービスのネットワークとアドレス範囲だけでなく、サービスのプライベート アクセス オプション(限定公開の Google アクセスやプライベート サービス アクセスを含む)についても取り上げられています。
ネットワーク トラフィック フローとインタラクションの詳細 - ホワイトペーパーのこのセクションでは、ユーザーが利用できるすべてのサービスについて説明されています。たとえば、お客様の Virtual Private Cloud(VPC)、オンプレミス ロケーションへのアクセス、インターネット下り(外向き)、VMware Engine がホストするワークロードのパブリック IP サービス、利用可能な Google マネージド サービス(Cloud SQL や Cloud Build など)が取り上げられ、VMware Engine のデプロイを成功させるための設計上の重要な考慮事項に重点が置かれています。
Google Cloud VMware Engine は GCP における自社サービスです。つまり、Google が唯一の主要連絡先です。サービスの評価中の場合も、すでに本番環境で使用している場合も、ネットワークの仕組みを理解すると、デプロイの成功を確実にし、ユーザー エクスペリエンスを向上させることができます。
今すぐホワイトペーパーをダウンロードしましょう。VMware Engine の詳細については、VMware Engine のランディング ページにアクセスし、インタラクティブ チュートリアルをご覧ください。また、Cloud DNS、Cloud Load Balancing、Bring Your Own IP(BYOIP)などの Google Cloud のコアサービスと VMware Engine を統合する方法について説明する予定ですので、今後の記事にご注目ください。
-ネットワーキング スペシャリスト Albert Colas Prunera
-InfraMod スペシャリスト Marcos Hernandez