最新調査: IT リーダーにとってブラウザでの AI セキュリティ確保が最優先事項に

Niamh Cunningham
Senior Product Manager, Chrome Enterprise
Omdia Report
Growing browser threats lead organizations to prioritize secure browsing investments.
Learn more※この投稿は米国時間 2026 年 5 月 27 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。
私たちの働き方は根本的に変わりました。自動化されたエージェントから高度な AI サービスまで、生成 AI は、大多数の従業員にとって日常的なツールとなっています。しかし、この急速な導入に伴い、IT リーダーには新しい重大な課題が突きつけられています。それは、ブラウザが主要なワークスペースとなり、データが AI 主導のワークフローを頻繁に行き来する現代において、いかに企業情報を保護するかという点です。
組織がこの新しい状況にどのように向き合っているかを把握するため、Google は業界アナリスト企業である Omdia にレポートを委託しました。北米の IT およびサイバーセキュリティの専門家 400 人を対象に調査を実施した結果、最新の企業セキュリティにおいてブラウザが最前線となっており、特に AI 利用のセキュリティを確保するうえで極めて重要であることが示されました。
ブラウザの重要性は高まり続けている
次々と現れる新たな脅威が、ブラウザ管理の重要性を高めています。10 人中 9 人が、ブラウザのセキュリティは優先事項の上位 5 つに入ると回答しており、組織においてブラウザがいかに重要な役割を果たしているかを強調する結果となりました。
生成 AI の利用が増加するにつれ、そのセキュリティ確保の優先度も高まる
調査によると、実に 92% もの組織が現在、従業員によるパブリックな生成 AI アプリケーションの使用を許可しており、その利用の大部分がブラウザ内で直接行われています。これにより、企業の監視が届かないところでデータが流出する、新たな経路が生まれることになります。
ブラウザのセキュリティは主要な優先事項となっており、AI 利用のセキュリティを効果的に確保する絶好の機会でもある
こうした変化に伴い、ブラウザ関連の脅威が大きな懸念事項となっています。このレポートでは、55% の組織が過去 12 か月間にブラウザベースのセキュリティ攻撃を経験したことがわかりました。新たな脅威について尋ねたところ、IT リーダーは AI を活用したフィッシング(75%)と生成 AI ツールからのデータ漏洩(71%)を最大の懸念事項として挙げました。
新しいセキュリティ ソリューションを評価する際、59% の IT リーダーが「生成 AI アプリケーションのセキュリティ」を、組織におけるセキュアなブラウジング ソリューションの重要なユースケースとして挙げています。


Chrome Enterprise ソリューション
このレポートの調査結果は、クラウド ファーストで AI を活用した世界において、従来のネットワークベースのセキュリティ ツールには限界があることを浮き彫りにしています。このような以前のシステムでは、SaaS や生成 AI アプリケーションへの暗号化されたトラフィックを可視化して検査する機能が不足している場合があり、データ保護に大きな空白が生じることになります。
Chrome Enterprise は、ネットワーク プロキシや追加のエージェントに依存するのではなく、AI セキュリティをブラウザに直接組み込んでいます。Chrome Enterprise を使用すると、IT チームとセキュリティ チームは次のことが可能になります。
- AI の使用状況を把握して管理する: 従業員による生成 AI ツールの使用状況を可視化し、エンタープライズ向けの管理機能によってデータ持ち出しのリスクを特定します。
- データ保護管理を適用する: 生成 AI ツールを含むあらゆるウェブベースのアプリケーションで、きめ細かい管理を使用してアップロード、ダウンロード、コピー&ペースト、印刷、スクリーン キャプチャをきめ細かく制御することで、データ損失を防止します。
- コンテキストアウェア アクセス ポリシーを設定する: 単純なブロックにとどまらず、Chrome Enterprise では、ユーザー、デバイス、場所のコンテキストに基づいて、承認された AI ツールへのアクセスを許可するポリシーを作成できるため、生産性とセキュリティを両立できます。
働き方がますますブラウザ中心で AI 主導となるにつれ、ブラウザのセキュリティ確保はもはやオプションではなく、必須となっています。
調査のハイライト「Securing AI Usage Starts in the Browser(AI 利用の保護はブラウザから)」を今すぐチェックして、最新のブラウザ セキュリティ戦略や、Chrome Enterprise が組織の保護にどのように役立つかについてご確認ください。
- Chrome Enterprise、シニア プロダクト マネージャー、Niamh Cunningham



