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Chrome Enterprise

ネットワーク拡大のため ChromeOS を選択した Brake Masters の IT チーム

2023年3月17日
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Google Cloud Japan Team

多忙な自動車修理チェーンをサポートするトラブルのないエクスペリエンス

※この投稿は米国時間 2023 年 2 月 23 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。

本日の投稿は、アリゾナ州トゥーソンに拠点を置く自動車修理チェーン、Brake Masters の IT 担当ディレクターを務める Steve Waibel 氏によるものです。Brake Masters は、米国南西部に 78 の直営店および提携店と 22 のフランチャイズ店舗を構えています。同社は ChromeOS デバイスを利用して、サービスチームが使用するデバイスの管理を簡素化しています。

Brake Masters での車両整備が迅速化するほど、顧客満足度だけでなく、直営店とフランチャイズ店の技術者や管理者の満足度も向上します。私たちは皆、お客様の受付、部品の注文、請求書の作成を支援するテクノロジーを使用して、修理業務をスムーズに実施したいと考えています。ハードウェアとソフトウェアを使用するためだけに、全員が IT の専門家にならなくて済むようにしたいのです。ChromeOS デバイスと ChromeOS Flex がもたらすスピードと効率性は、Brake Masters の業務に携わるほぼ全員にスムーズでトラブルのないエクスペリエンスを実現してくれました。

メンテナンスと管理の作業負荷を軽減

新しいテクノロジーを選定する際の私たちの目標は、Brake Masters 店舗チームの作業負担を軽減し、管理を簡素化することです。IT チームを少人数に抑えているため、更新やトラブルシューティングに費せる時間は限られています。そこで、Microsoft Exchange から Gmail に移行することにしました。移行が簡単だったため、Google Workspace と Google ドライブも採用しました。

同時に、店舗で利用するテクノロジーを更新したいと考えていました。直営店にも同じテクノロジーを導入し、同じソリューションを採用する方法についてフランチャイズのオーナーにもアドバイスしています。以前は、店舗ごとに 3 台のワークステーションがあり、通常は Windows PC でサードパーティのリモート デスクトップ ソリューションを実行していました。Windows OS が更新されるたびに、リモート デスクトップ ソリューションがクラッシュし、IT チームは 78 店舗のパソコンにログインしなくてはなりませんでした。この問題対応の作業負荷があまりに大きいので、Windows Updates をオフにしたのですが、セキュリティの脆弱性に対処する更新プログラムの頻度を踏まえると、これは良い方法ではありません。

私たちは、直営店をクラウド ソリューションへ移行させることを計画しました。Gmail などの Google Workspace ツールが提供する生産性のメリットと使いやすさが確認されたため、ChromeOS も試すことにしました。直営店のサービスチームでは、お客様の受付デスクと、修理場の共有ワークステーションとして、Chromebox を使用しています。また、サービスジョブを追跡するために Android タブレットも使用しています。

ChromeOS デバイスの採用時、ChromeOS Flex を使用すれば、78 店舗の PC を ChromeOS デバイスに簡単に変換できることに気付きました。これにより、古いマシンの耐用年数が 5 年も延長されます。ChromeOS Flex を使用することで 80,000 ドルを節約し、他の方法では廃棄処分にするようなマシンのパフォーマンスを向上させることができました。

成長ペースの加速に合わせて店舗をサポート

Brake Masters の成長は勢いを増しています。従来は、年に 2 店舗を立ち上げていました。2023 年には新しい店舗を 10 か所にオープンする見込みです。新店舗のオープンが遅れないようにするには、テクノロジーを迅速かつ簡単に立ち上げて稼働させる必要があります。

ChromeOS の採用前はそうはいきませんでした。IT 部門の同僚とともに、PC ごとに構成してソフトウェアを読み込むか、一度に 1 台ずつ複製しなくてはなりませんでした。Windows の更新プログラムによってリモート デスクトップ ソリューションが機能しなくなると、IT 部門は問題の修正に 2~3 時間を費やしていました。  

現在、新店舗をオンラインにする作業はとても楽になりました。Chromebox を接続して起動するだけで準備が整います。管理のしやすさは、時間の節約という点で大きなメリットがあります。サービスチームは、Windows の際限のない更新やソフトウェアのクラッシュに対処する必要がなくなりました。ChromeOS ならバックグラウンドで自動的にアップデートされます。サービスチームに必要なアプリは、クラウドまたはウェブで手に入ります。店舗が Chromebox に関して IT のサポートが必要になることはめったにありません。必要な場合は、Chrome リモート デスクトップを使用してサポート セッションを開始できます。

一元管理により店舗スタッフの負担を解消

ChromeOS と Google 管理コンソールを使用すると、地域統括マネージャーが Brake Masters の店舗を移動する際に使用する 200 台の Chromebox と 10 台の Chromebook をすべて制御できます。この一元化された管理のおかげで、直営店やフランチャイズ店のサービスチームの負担が解消されます。

引き続き自社を成長させ、より多くのお客様にサービスを提供していく中で、新しい ChromeOS モデルが迅速なセットアップを支援し、迅速かつ簡単にサポートを提供してくれるものと確信しています。このようにすることで、直営店もフランチャイズ店も遅延なくお客様にサービスを提供できます。


- Brake Masters、IT 担当ディレクター Steve Waibel 氏
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