新しい Gemini Enterprise : エージェントの開発、連携、管理を集約した統合プラットフォーム

Brian Delahunty
VP, Engineering, Agents Platform
Michael Gerstenhaber
VP, Product Management, Cloud AI
※この投稿は米国時間 2026 年 4 月 23 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。
AI の第一波は情報の探し方を変えましたが、次なる波は仕事の進め方を変えようとしています。本日、Google Cloud は最も強力な AI ツールを強化し、それらを 1 つに統合します。
Gemini Enterprise は、複雑で多段階のワークプロセスを実行できるエージェント向けに構築された、エージェンティック時代を支えるエンドツーエンドのシステムへと進化しました。最先端の AI モデルへのアクセス、直感的な UI、安全な開発フレームワーク、そしてエージェントを大規模にデプロイできる機能を組み合わせています。
Google Cloud は Next ’26 において、以下の主要なコンポーネントを含む、拡張された Gemini Enterprise ポートフォリオを発表しました。
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Gemini Enterprise Agent Platform は、Vertex AI の機能を元に進化したエージェントのための新しいデベロッパープラットフォームです。これは、Google のあらゆるモデル、開発、チューニング サービスを統合し、複雑なビジネス ワークフローを自律的に実行するエージェントを、企業が構築、拡張、管理、最適化するための新機能を提供します。詳細については、こちらをご覧ください。
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Gemini Enterprise app を使用することで、チームは単一のセキュアな環境で AI エージェントの検索、作成、共有、実行が可能になります。Gemini Enterprise appは Gemini Enterprise Agent Platform 上に構築されているため、すべてのガバナンス、セキュリティ、アイデンティティ機能が標準で備わっています。また、コネクタを介してサードパーティ システム内のデータを含むエンタープライズ データと統合します。
- Oracle、Salesforce、ServiceNow などのリーダー企業が提供する幅広いサードパーティ エージェントをセキュリティとガバナンスが確保された環境で検索し、展開できるオープンなパートナー エコシステムを提供します。


組織が数千ものエージェントを構築し、管理し始める中で、監視を強化し、エージェントの乱立を最小限に抑えるための新しい方法が必要とされています。Gemini Enterprise により、 IT 部門はエージェントの権限とアクティビティを安全に管理できます。給与計算や四半期財務報告といった不可欠なビジネス アプリケーションと同等のレベルの監視および監査能力を提供します。
Gemini Enterprise の統合されたアプローチは、組織全体に多くのメリットをもたらします。
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デベロッパー向け:Gemini Enterprise Agent Platform は、Google Cloud のインフラストラクチャ上に構築され、データおよびセキュリティ機能と深く統合された、エージェンティック エンタープライズのための基盤です。技術チームは、組織内の業務を拡張するエージェントとともに、製品やサービスを革新する画期的なエージェントを構築できます。ローコードの Agent Studio、 Agent Development Kit(ADK)のサポート、 A2A や MCP といったプロトコルなどのツールを備えた Gemini Enterprise Agent Platform は、組織全体でエージェントを構築、拡張、最適化するための鍵となります。
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IT チーム向け:Gemini Enterprise Agent Platform でガバナンスのための一元的なコントロール プレーンを提供するため、すべての従業員が IT 部門の完全な可視性の下でエージェントを使用し、共有できます。ノーコードおよびプロコードの両方のエージェントも、アイデンティティ、セキュリティ、監査に関する一貫したモデルを通じて管理されるため、イノベーションを妨げることなく AI の乱立を防ぐことが可能です。
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ナレッジ ワーカー向け: Gemini Enterprise app は、組織のすべての従業員にとって AI への入り口となります。ナレッジ ワーカーは、ノーコードの Agent Designer を使用して独自のエージェントを構築し、Google Cloud Marketplace の幅広いパートナー製エージェントを活用できます。これらのエージェントは、ガバナンスとコンプライアンスの制御機能が組み込まれた状態で、組織全体で簡単に共有可能です。Gemini Enterprise の Inbox は、長期間実行されるエージェントを含め、エージェントを管理および監視するための一元的な場所を提供します。
Gemini Enterprise Agent Platform : エージェンティック時代の企業の統合管理を支援
Gemini Enterprise のエクスペリエンスの中核となるのが、 新しい Gemini Enterprise Agent Platform です。これは、開発者がエージェント群の構築、拡張、管理、最適化を行える中心的な場所となります。本日、 Google Cloud は 4 つの主要な領域にわたる新機能の導入を発表しました。
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構築:強化された Agent Development Kit(ADK)は、エージェントをサブエージェントのネットワーク内に構成することで、より強力な推論を可能にします。 ADK の新しいグラフベースのフレームワークにより、新しいエコシステムとの統合や MCP のサポートを活用して、複雑なプロセスをオーケストレーションできます。
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拡張:向上した Agent Runtime により、エージェントは高速かつ永続的な動作が可能になります。また、エージェント間(A2A)の連携により、エージェント同士がタスクを相互にシームレスに委譲できます。さらに、 Memory Bank と Memory Profiles のリリースにより、エージェントが長期的なコンテキスト メモリを保持して動作できるようになります。これにより、異なるセッション間でもユーザーの好みや過去の履歴を参照することができます。
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ガバナンス:セキュリティ バイ デザインのアーキテクチャにより、 IT チームはエージェントのライフサイクル全体を一元的に管理できます。Agent Identity は、すべてのエージェントに一意の暗号化 ID を割り当て、完全なトレーサビリティと監査を可能にします。Agent Gateway は、エージェントとデータの間のやり取りが安全であることを保証する、管制塔のような役割を果たします。Model Armor は、プロンプト インジェクション、ツール ポイズニング、機密データの漏洩といったアクティビティから保護します。
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最適化:試行錯誤の段階から脱却するために、新しい Agent Simulation ツールでは、エージェントをリリースする前に実世界のシナリオに即してストレス テストを行うことが可能です。また Agent Observability は、エージェントが意図した通りに正確に機能することを保証し、安全性とパフォーマンスに関するリアルタイムの可視性を提供します。
Gemini Enterprise Agent Platform 上で構築されたエージェントは、 従業員がアクセスできるように Gemini Enterprise app 内ですぐに公開できます。セキュリティとアイデンティティがデフォルトで組み込まれた基盤上に構築することで、リスク管理を懸念することなく、エージェントによるビジネス成果の管理に集中することが可能になります。
Gemini Enterprise Agent Platform の最新情報
Gemini Enterprise app:日常業務のハブ
Gemini Enterprise app では、チームは単一の環境でエージェントの検索、作成、共有、連携、実行できます。データ ガバナンスとコンプライアンスが組み込まれているため、ビジネス データに基づいてグラウンディングされたエージェントをセキュアな環境で活用できます。また、ユーザーが操作しやすいシンプルなインターフェースを提供することで、エージェントの作成、オーケストレーション、拡張の機能を、組織のあらゆる個人が容易に活用できるようにします。
Gemini Enterprise app で利用可能な新機能は、以下の通りです。
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ノーコード エージェントによる革新:新しく統合された Agent Designer を使用すると、誰でもシンプルな自然言語を使用して、複数のシステムにまたがる複雑なプロセスを自動化するエージェントを作成できます。これには、スケジュールに基づいたエージェントや、パートナー コネクタを介した別のビジネス アプリケーションによってトリガーされるエージェントが含まれます。
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エージェントの監視を一元化: Inbox in Gemini Enterprise は、複雑なワークフローを実行する長時間実行エージェントを含む、大規模なエージェント管理のための統合的なハブ機能を提供します。ユーザーは、アクティブなエージェントを監視し、設定を調整できるほか、メールやチャットを通じてリアルタイムのステータス 通知を直接受け取ることができるため、自動化されたプロセスを予定通りに進めることが可能です。
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永続的なチーム メモリの確立:個別のチャットを超え、 Projects はチームとエージェントのための共有ワークスペースを作成します。これにより、特定のトピックに関するコンテキストと履歴が一元化され、チーム メンバーや役割が変わっても、重要なプロジェクト インテリジェンスが企業の恒久的な資産として維持されます。
- 動的なワークスペースでの共同作業: Canvas は、 Google ドキュメント や Google スライド での共同作成および編集を可能にする、チーム向けのインタラクティブ エディタを提供します。また、 Microsoft 365 との相互運用性を追加し、Canvas 内で作成した Google ドキュメントや Google スライドを、Microsoft Office 形式でエクスポートすることが可能です。


エージェント エコノミー:パートナーとの連携による拡大
すべてのエージェントをゼロから構築できる組織はありません。エージェンティック エンタープライズは、オープンで相互運用可能なエコシステムによって発展します。そのため、 Google Cloud は、パートナーが提供する特化型エージェントの検索と展開をこれまで以上に容易にできるよう支援しています。
主な利点は以下の通りです。
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Gemini Enterprise app 内からサードパーティ製エージェントを有効化: Google Cloud Marketplace のパートナー製エージェントの全カタログを Agent Gallery に直接統合しました。強力なサードパーティ製エージェントを検索し、展開するために、ワークフローを離れる必要はありません。Gemini Enterprise app は、従業員のニーズと IT 部門が検証済みのソリューションをつなぐ、セキュアなリクエストと承認ゲートウェイを提供します。
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信頼できるソリューション ライブラリを拡充:Agent Gallery には、主要な SaaS プロバイダーや革新的なスタートアップ企業による、検証済みのエージェントの膨大なコレクションが揃っています。たとえば、 Adobe、Salesforce、ServiceNow、Workday といったパートナーが提供する特化型エージェントを、 Gemini Enterprise app 内で直接利用することが可能です。
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安心して展開:ギャラリー内のすべてのパートナー エージェントは、セキュリティと相互運用性の要件を満たしていることが Google Cloud によって検証済みです。これにより、企業が求める一元的なガバナンスと制御を確保しつつ、世界中の最新のイノベーションを迅速に取り入れることが可能になります。
Gemini Enterprise で利用可能なパートナー製エージェントについて
Gemini Enterprise は、 Google AI の優れた技術をすべての従業員、開発者、お客様に提供し、最先端の AI エージェントで支援します。今すぐ Gemini Enterprise を始めましょう。



