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AI & 機械学習

Vertex AI の Claude でマルチリージョン エンドポイントが利用可能に

2026年4月24日
https://storage.googleapis.com/gweb-cloudblog-publish/images/multi-region_endpoints_claude.max-2500x2500.jpg
Chase Lyall

Product Manager, Vertex AI

Tao Li

Senior Staff Software Engineer, Vertex AI

※この投稿は米国時間 2026 年 4 月 16 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。

本日は、Vertex AI の Claude で米国と EU の マルチリージョン エンドポイントの公開プレビュー版が利用可能になったことをお知らせします。複数のリージョンにわたって容量をプールすることで、これらのエンドポイントはリクエストを動的にルーティングして信頼性を向上させるとともに、コンプライアンスのニーズを満たすために、データ処理を指定した地域内にとどめます。

米国と EU で利用可能なこのアプローチにより、データ所在地要件を犠牲にすることなく、分散アーキテクチャによる復元力を備えたデプロイが可能になります。詳細な手順と今すぐ構築を開始する方法については、Vertex AI のドキュメントをご覧ください。

マルチリージョン エンドポイントの概要と使用する場面

Vertex AI で Claude を使用する場合、以前は次の 2 つの選択肢がありました。

  1. リージョン エンドポイント(例: us-central1): データと処理を単一の特定のロケーション内に保つ。低レイテンシを重視する場合に最適。

  2. グローバル エンドポイント: 世界中の容量に空きがある場所にトラフィックをルーティングする。最大容量と最小コストを重視する場合に最適。

マルチリージョン エンドポイントはこれらの「中間」の役割を果たします。これにより、Vertex AI は単一の地域内の異なるリージョン間でトラフィックを自動的にシフトできます(us-central1 と us-east4 の間でトラフィックを移動するなど)。

マルチリージョン エンドポイントが適切な選択肢となる場合

  • データ所在地のコンプライアンス: 組織の要件により、データを米国または EU 内に留める必要があるが、単一のリージョンに縛られることは避けたい場合。

  • 信頼性の向上: トラフィックをグローバルに送信することなく、単一リージョンの停止や容量の制約からアプリケーションを保護したい場合。

  • トラフィック管理の簡素化: us-central1 や us-west1 などのリージョン エンドポイント間のフェイルオーバー ロジックを自分で管理する代わりに、マルチリージョン エンドポイントで自動的に処理したい場合。

エンドポイント オプションの比較

機能

グローバル エンドポイント

マルチリージョン エンドポイント

リージョン エンドポイント

可用性

最大(グローバル フェイルオーバー)

高(マルチリージョン フェイルオーバー)

単一リージョンの容量に依存(マルチゾーン フェイルオーバー)

データ所在地

データ所在地に関する保証なし

特定の地域(米国、EU)

特定のリージョン(アイオワなど)に限定

レイテンシ

変動(グローバル ルーティングに基づく)

地域内で最適化

最低(ユーザーがリージョンの近くにいる場合)

割り当て

独立したグローバル割り当て

地域ベースの共有割り当て

リージョン固有の割り当て

サポートされているモデル

  • Claude Opus 4.7

  • Claude Opus 4.6

  • Claude Sonnet 4.6

  • Claude Opus 4.5

  • Claude Sonnet 4.5

  • Claude Haiku 4.5

  • Claude Opus 4.1

  • Claude Opus 4

  • Claude Sonnet 4

  • Claude 3.7 Sonnet

  • Claude Opus 4.7

近日提供予定:

  • Claude Opus 4.6

  • Claude Sonnet 4.6

  • Claude Opus 4.5

  • Claude Sonnet 4.5

  • Claude Haiku 4.5

  • Claude Sonnet 4

  • Claude Opus 4.7*

  • Claude Opus 4.6

  • Claude Sonnet 4.6

  • Claude Opus 4.5

  • Claude Sonnet 4.5

  • Claude Haiku 4.5

  • Claude Opus 4.1

  • Claude Opus 4

  • Claude Sonnet 4

  • Claude 3.7 Sonnet

  • Claude 3.5 Haiku

*リージョンと消費モードを選択する

プロンプトのキャッシュ保存を完全にサポート

マルチリージョン エンドポイントは、プロンプトのキャッシュ保存を完全にサポートしています。マルチリージョン エンドポイントにリクエストが送信されると、Vertex AI は、プロンプトがすでにキャッシュに保存されている特定のリージョンにリクエストをルーティングして、可能な限り低いレイテンシと費用を実現しようとします。特定のリージョンに大きな負荷がかかっている場合、システムはリクエストをその地域内で次に利用可能なリージョンにインテリジェントに分散し、稼働時間を維持します。

ベスト プラクティス

パフォーマンスを最大化するには、米国と EU 内での所在地を必要とする本番環境ワークロードのデフォルトとして、マルチリージョン エンドポイントを使用することをおすすめします。

  • 割り当てのモニタリング: マルチリージョン エンドポイントは、シングル リージョンの割り当てとは別の独自の割り当てプールを使用します。

  • 整合性: キャッシュのパフォーマンスを最大限に高めるには、ワークロードごとに 1 つのロケーション(例: 米国のマルチリージョン)を使用します。

  • 料金: マルチリージョン エンドポイントのリクエストには、Vertex AI の標準の Claude 従量課金制料金モデルが適用されます。料金はロケーションによって異なる場合がありますが、通常はグローバル エンドポイントの方が安くなります。

ご利用方法

Claude モデルのマルチリージョン エンドポイントを統合するには、構成を少し変更するだけで済みます。

ステップ 1: サポートされている Claude モデルが Vertex AI プロジェクトで有効になっていることを確認します。

ステップ 2: API ベース URL またはロケーション変数を更新します。us-central1 などの特定のリージョンの代わりに、マルチリージョン識別子 us または eu を使用します。

cURL の例:

Bash

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- Vertex AI、プロダクト マネージャー、Chase Lyall

- Vertex AI、シニアスタッフ ソフトウェア エンジニア、Tao Li

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