Vertex AI の Claude でマルチリージョン エンドポイントが利用可能に

Chase Lyall
Product Manager, Vertex AI
Tao Li
Senior Staff Software Engineer, Vertex AI
※この投稿は米国時間 2026 年 4 月 16 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。
本日は、Vertex AI の Claude で米国と EU の マルチリージョン エンドポイントの公開プレビュー版が利用可能になったことをお知らせします。複数のリージョンにわたって容量をプールすることで、これらのエンドポイントはリクエストを動的にルーティングして信頼性を向上させるとともに、コンプライアンスのニーズを満たすために、データ処理を指定した地域内にとどめます。
米国と EU で利用可能なこのアプローチにより、データ所在地要件を犠牲にすることなく、分散アーキテクチャによる復元力を備えたデプロイが可能になります。詳細な手順と今すぐ構築を開始する方法については、Vertex AI のドキュメントをご覧ください。
マルチリージョン エンドポイントの概要と使用する場面
Vertex AI で Claude を使用する場合、以前は次の 2 つの選択肢がありました。
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リージョン エンドポイント(例: us-central1): データと処理を単一の特定のロケーション内に保つ。低レイテンシを重視する場合に最適。
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グローバル エンドポイント: 世界中の容量に空きがある場所にトラフィックをルーティングする。最大容量と最小コストを重視する場合に最適。
マルチリージョン エンドポイントはこれらの「中間」の役割を果たします。これにより、Vertex AI は単一の地域内の異なるリージョン間でトラフィックを自動的にシフトできます(us-central1 と us-east4 の間でトラフィックを移動するなど)。
マルチリージョン エンドポイントが適切な選択肢となる場合
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データ所在地のコンプライアンス: 組織の要件により、データを米国または EU 内に留める必要があるが、単一のリージョンに縛られることは避けたい場合。
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信頼性の向上: トラフィックをグローバルに送信することなく、単一リージョンの停止や容量の制約からアプリケーションを保護したい場合。
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トラフィック管理の簡素化: us-central1 や us-west1 などのリージョン エンドポイント間のフェイルオーバー ロジックを自分で管理する代わりに、マルチリージョン エンドポイントで自動的に処理したい場合。
エンドポイント オプションの比較
プロンプトのキャッシュ保存を完全にサポート
マルチリージョン エンドポイントは、プロンプトのキャッシュ保存を完全にサポートしています。マルチリージョン エンドポイントにリクエストが送信されると、Vertex AI は、プロンプトがすでにキャッシュに保存されている特定のリージョンにリクエストをルーティングして、可能な限り低いレイテンシと費用を実現しようとします。特定のリージョンに大きな負荷がかかっている場合、システムはリクエストをその地域内で次に利用可能なリージョンにインテリジェントに分散し、稼働時間を維持します。
ベスト プラクティス
パフォーマンスを最大化するには、米国と EU 内での所在地を必要とする本番環境ワークロードのデフォルトとして、マルチリージョン エンドポイントを使用することをおすすめします。
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割り当てのモニタリング: マルチリージョン エンドポイントは、シングル リージョンの割り当てとは別の独自の割り当てプールを使用します。
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整合性: キャッシュのパフォーマンスを最大限に高めるには、ワークロードごとに 1 つのロケーション(例: 米国のマルチリージョン)を使用します。
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料金: マルチリージョン エンドポイントのリクエストには、Vertex AI の標準の Claude 従量課金制料金モデルが適用されます。料金はロケーションによって異なる場合がありますが、通常はグローバル エンドポイントの方が安くなります。
ご利用方法
Claude モデルのマルチリージョン エンドポイントを統合するには、構成を少し変更するだけで済みます。
ステップ 1: サポートされている Claude モデルが Vertex AI プロジェクトで有効になっていることを確認します。
ステップ 2: API ベース URL またはロケーション変数を更新します。us-central1 などの特定のリージョンの代わりに、マルチリージョン識別子 us または eu を使用します。
cURL の例:
Bash
- Vertex AI、プロダクト マネージャー、Chase Lyall
- Vertex AI、シニアスタッフ ソフトウェア エンジニア、Tao Li



