オンデマンド クエリは、読み取られたバイト数に基づいて課金されます。現在のオンデマンド クエリの料金については、料金ページをご覧ください。
クエリを実行する前に費用を見積もるには、以下を使用します。
- Cloud Console のクエリ検証ツール
bq
コマンドライン ツールの--dry_run
フラグdryRun
パラメータ(API を使用してクエリジョブを送信する場合)- Google Cloud 料金計算ツール
- クライアント ライブラリ
クエリ費用の見積もり
クエリ費用を見積もるには:
Console
Cloud Console でクエリを入力すると、クエリ検証ツールがクエリ構文を検証し、読み取られるバイト数を見積もります。この見積もりを使用して料金計算ツールで、クエリ費用を計算できます。
bq
bq
コマンドライン ツールでクエリを実行するときは、--dry_run
フラグを使用して、読み取られるバイト数を見積もることができます。この見積もりを使用して料金計算ツールで、クエリ費用を計算できます。
--dry_run
フラグを使用する bq
ツールクエリは、次のようになります。
bq query \ --use_legacy_sql=false \ --dry_run \ 'SELECT column1, column2, column3 FROM `project_id.dataset.table` LIMIT 1000'
このコマンドを実行すると、レスポンスに次のように推定読み取りバイト数が示されます。Query successfully validated. Assuming the tables are not modified, running
this query will process 10918 bytes of data.
API
API を使用してドライランを実行するには、dryRun
を true
に設定したクエリジョブを送信します。
Go
このサンプルを試す前に、BigQuery クイックスタート: クライアント ライブラリの使用の Go の手順に従って設定を行ってください。詳細については、BigQuery Go API のリファレンス ドキュメントをご覧ください。
Java
このサンプルを試す前に、BigQuery クイックスタート: クライアント ライブラリの使用の Java の設定手順を実施してください。詳細については、BigQuery Java API のリファレンス ドキュメントをご覧ください。
Node.js
このサンプルを試す前に、BigQuery クイックスタート: クライアント ライブラリの使用の Node.js の設定手順を実施してください。詳細については、BigQuery Node.js API のリファレンス ドキュメントをご覧ください。
Python
このサンプルを試す前に、BigQuery クイックスタート: クライアント ライブラリの使用の Python の手順に従って設定を行ってください。詳細については、BigQuery Python API のリファレンス ドキュメントをご覧ください。
Python クライアント ライブラリを使用してドライランを実行するには、QueryJobConfig.dry_run プロパティをTrue
に設定します。ドライランのクエリ構成が渡されると、Client.query() は常に完了した QueryJob を返します。
Google Cloud 料金計算ツールを使用したクエリ費用の見積もり
Google Cloud 料金計算ツールでオンデマンド クエリ費用を見積もるには、クエリで処理されるバイト数を B、KB、MB、GB、TB、および PB 単位で入力します。BigQuery では月間 1 TB のオンデマンド クエリ処理が無料で提供されるため、クエリで処理されるのが 1 TB 未満の場合、見積もりは $0 になります。
料金計算ツールを使用してクエリ費用を見積もるには:
- Google Cloud 料金計算ツールを開きます。
- [BigQuery] をクリックします。
- [ON-DEMAND] タブをクリックします。
- [Table Name] に、テーブルの名前を入力します。例:
airports
- [Storage Pricing] の [Storage] フィールドに「
0
」と入力します。 - [Query Pricing] に、ドライランまたはクエリ検証ツールから返された推定読み取りバイト数を入力します。
- [Add To Estimate] をクリックします。
- 見積もりが右側に表示されます。見積もりの保存やメールの送信を行うことができます。
この場合、クエリで読み取られるバイト数は、無料枠で提供されるオンデマンド処理の 1 TB 未満です。そのため、見積もり用は $0 です。
料金計算ツールに定額料金を含める
請求先アカウントに定額料金が適用されている場合は、[FLAT-RATE] タブをクリックして定額料金プランを選択し、見積もりにストレージ費用を追加できます。
詳細については、定額料金をご覧ください。
Google Cloud 料金計算ツールを使用したストレージ費用の見積もり
Google Cloud 料金計算ツールでストレージ費用を見積もるには、保存されるバイト数を B、KB、MB、GB、TB、および PB 単位で入力します。BigQuery では月間 10 GB のストレージが無料で提供されます。
料金計算ツールを使用してストレージ費用を見積もるには:
- Google Cloud 料金計算ツールを開きます。
- [BigQuery] をクリックします。
- [ON-DEMAND] タブをクリックします。
- [Table Name] に、テーブルの名前を入力します。例:
airports
- [Storage Pricing] の [Storage] フィールドに「
100
」と入力します。測定単位をGB
に設定したままにします。 - [Add To Estimate] をクリックします。
- 見積もりが右側に表示されます。見積もりの保存やメールの送信を行うことができます。