BigQuery のロケーション

このページではロケーションの概念について、またデータを保存して処理できるさまざまなリージョンについて説明します。さらに、ストレージと分析の料金もデータおよび予約のロケーションによって定義されます。ロケーションの料金の詳細については、BigQuery の料金をご覧ください。データセットのロケーションを設定する方法については、データセットの作成をご覧ください。予約のロケーションについては、さまざまなリージョンでの予約の管理をご覧ください。

BigQuery Data Transfer Service がどのようにロケーションを使用するかについて、詳しくはデータのロケーションと転送をご覧ください。

ロケーションとリージョン

BigQuery のデータおよびコンピューティングのロケーションには次の 2 種類があります。

  • リージョンは、特定の地理的な場所です(たとえばロンドン)。

  • マルチリージョンは、2 つ以上のリージョンを含む広い地理的なエリアです(たとえば米国)。マルチリージョン ロケーションでは、単一のリージョンよりも大きな割り当てを提供できます。

どちらのロケーションの場合も、BigQuery は、選択したロケーションの 1 つのリージョン内にある 2 つの異なる Google Cloud ゾーンにデータのコピーを自動的に保存します。データの可用性と耐久性の詳細については、信頼性: 障害対策をご覧ください。

サポートされているロケーション

BigQuery データセットは、次のリージョンとマルチリージョンに保存可能です。リージョンとゾーンの詳細については、地域とリージョンをご覧ください。

リージョン

次の表は、BigQuery が利用可能な南北アメリカのリージョンを示しています。
リージョンの説明 リージョン名 詳細
コロンバス(オハイオ州) us-east5
ダラス us-south1
アイオワ us-central1 リーフアイコン 低 CO2
ラスベガス us-west4
ロサンゼルス us-west2
モントリオール northamerica-northeast1 リーフアイコン 低 CO2
北バージニア us-east4
オレゴン us-west1 リーフアイコン 低 CO2
ソルトレイクシティ us-west3
サンパウロ southamerica-east1 リーフアイコン 低 CO2
サンティアゴ southamerica-west1 リーフアイコン 低 CO2
サウスカロライナ us-east1
トロント northamerica-northeast2 リーフアイコン 低 CO2
次の表は、BigQuery が利用可能なアジア太平洋のリージョンを示しています。
リージョンの説明 リージョン名 詳細
デリー asia-south2
香港 asia-east2
ジャカルタ asia-southeast2
メルボルン australia-southeast2
ムンバイ asia-south1
大阪 asia-northeast2
ソウル asia-northeast3
シンガポール asia-southeast1
シドニー australia-southeast1
台湾 asia-east1
東京 asia-northeast1
次の表は、BigQuery が利用可能なヨーロッパのリージョンを示しています。
リージョンの説明 リージョン名 詳細
ベルギー europe-west1 リーフアイコン 低 CO2
フィンランド europe-north1 リーフアイコン 低 CO2
フランクフルト europe-west3 リーフアイコン 低 CO2
ロンドン europe-west2 リーフアイコン 低 CO2
マドリッド europe-southwest1
ミラノ europe-west8
オランダ europe-west4
パリ europe-west9 リーフアイコン 低 CO2
トリノ europe-west12
ワルシャワ europe-central2
チューリッヒ europe-west6 リーフアイコン 低 CO2
次の表は、BigQuery が利用可能な中東のリージョンを示しています。
リージョンの説明 リージョン名 詳細
ドーハ me-central1
テルアビブ me-west1

マルチリージョン

次の表は、BigQuery が利用可能なマルチリージョンを示しています。
マルチリージョンの説明 マルチリージョン名
欧州連合の加盟国内のデータセンター1 EU
米国内のデータセンター US

1 EU マルチリージョン内のデータは europe-west1(ベルギー)または europe-west4(オランダ)のデータセンターにのみ保存されます。

BigQuery Omni のロケーション

BigQuery Omni は、クエリの対象となるテーブルを含むデータセットと同じロケーションでクエリを処理します。データセットを作成した後で、そのロケーションを変更することはできません。データは AWS アカウントまたは Azure アカウント内に存在します。BigQuery Omni リージョンでは、Enterprise エディションの予約とオンデマンド コンピューティング(分析)の料金がサポートされています。エディションの詳細については、BigQuery エディションの概要をご覧ください。
リージョンの説明 リージョン名 コロケーションされた BigQuery リージョン
AWS
AWS - US East(北バージニア) aws-us-east-1 us-east4
AWS 米国西部(オレゴン) aws-us-west-2 us-west1
AWS - アジア太平洋(ソウル) aws-ap-northeast-2 asia-northeast3
AWS - ヨーロッパ(アイルランド) aws-eu-west-1 europe-west1
Azure
Azure - East US 2 azure-eastus2 us-east4

BigQuery ML のロケーション

BigQuery ML は、データを含むデータセットと同じロケーションでデータを処理し、ステージングします。

BigQuery ML では、サービス固有の規約に従って、選択されたロケーションにデータが保存されます。

BigQuery ML モデル予測および他の ML 関数は、すべての BigQuery リージョンでサポートされています。モデル トレーニングのサポートはリージョンによって異なります。

  • 組み込みモデル(線形回帰、ロジスティック回帰、K 平均法、行列分解、時系列)およびインポートされたモデルのトレーニングは、すべての BigQuery リージョンでサポートされています。

  • XGBoost モデルを使用した DNN ツリーとブーストツリーのトレーニングは、マルチリージョン US および EU と、ほとんどのリージョンで利用可能です。詳しくは、次の表をご覧ください。

  • AutoML Tables のトレーニングは、マルチリージョン US および EU と、ほとんどの単一リージョンでサポートされています。

リージョン ロケーション

リージョンの説明 リージョン名 インポートされた
モデル
組み込み
モデルの
トレーニング
DNN/オートエンコーダ/
ブーストツリー/
ワイド&ディープ モデル
トレーニング
AutoML
モデルの
トレーニング
ハイパーパラメータ
調整
外部モデル トレーニング Vertex AI Model Registry インテグレーション
南北アメリカ
コロンバス(オハイオ州) us-east5
ダラス us-south1
アイオワ us-central1
ラスベガス us-west4
ロサンゼルス us-west2
モントリオール northamerica-northeast1
北バージニア us-east4
オレゴン us-west1
ソルトレイクシティ us-west3
サンパウロ southamerica-east1
サンティアゴ southamerica-west1
サウスカロライナ us-east1
トロント northamerica-northeast2
ヨーロッパ
ベルギー europe-west1
フィンランド europe-north1
フランクフルト europe-west3
ロンドン europe-west2
マドリッド europe-southwest1
ミラノ europe-west8
オランダ europe-west4
パリ europe-west9
トリノ europe-west12
ワルシャワ europe-central2
チューリッヒ europe-west6
アジア太平洋
デリー asia-south2
香港 asia-east2
ジャカルタ asia-southeast2
メルボルン australia-southeast2
ムンバイ asia-south1
大阪 asia-northeast2
ソウル asia-northeast3
シンガポール asia-southeast1
シドニー australia-southeast1
台湾 asia-east1
東京 asia-northeast1
中東
ドーハ me-central1
テルアビブ me-west1

マルチリージョンのロケーション

リージョンの説明 リージョン名 インポートされた
モデル
組み込み
モデルの
トレーニング
DNN/オートエンコーダ/
ブーストツリー/
ワイド&ディープ モデルト レーニング
AutoML
モデルの
トレーニング
ハイパーパラメータ
調整
Vertex AI の統合
欧州連合の加盟国内のデータセンター1 EU
米国内のデータセンター US

1 EU マルチリージョン内のデータは europe-west2(ロンドン)や europe-west6(チューリッヒ)のデータセンターには保存されません。

Vertex AI Model Registry インテグレーションは、単一リージョン インテグレーションでのみサポートされています。マルチリージョン BigQuery ML モデルを Model Registry に送信した場合、それが Vertex AI のリージョン モデルに変換されます。 BigQuery ML のマルチリージョン US モデルは Vertex AI us-central1 に同期され、BigQuery ML のマルチリージョン EU モデルは Vertex AI europe-west4 に同期されます。単一リージョン モデルの場合、変更はありません。

ロケーションを指定する

BigQuery は、データの読み込み、データのクエリ、データのエクスポートを行うときに、リクエストで参照されるデータセットに基づいて、ジョブを実行するロケーションを決定します。たとえば、asia-northeast1 リージョンに格納されたデータセット内のテーブルがクエリで参照される場合、クエリジョブはそのリージョンで実行されます。

クエリがデータセット内のテーブルやその他のリソースを参照せず、宛先テーブルが指定されていない場合、クエリジョブは US マルチリージョンで実行されます。

プロジェクトUS 以外のリージョンにおける容量ベースの予約があり、しかもデータセット内のテーブルやその他のリソースがクエリで参照されない場合には、ジョブの送信時に容量ベースの予約のロケーションを明示的に指定する必要があります。容量ベースのコミットメントは、USEU などのロケーションに関連付けられます。容量のロケーションの外でジョブを実行すると、そのジョブの料金は自動的にオンデマンド料金に切り替わります。

ジョブを明示的に実行するロケーションは、次の方法で指定できます。

  • Query Editor で Google Cloud コンソールを使用してデータのクエリを実行する場合は、 [詳細] > [クエリの設定] をクリックし、[詳細オプション] を展開して、[データのロケーション] を選択します。
  • bq コマンドライン ツールを使用する場合は、--location グローバル フラグを指定し、その値を該当するロケーションに設定します。
  • API を使用する場合は、ジョブリソースjobReference セクションにある location プロパティで該当するリージョンを指定します。

指定したロケーションがリクエスト内のデータセットのロケーションと一致しない場合、BigQuery はエラーを返します。リクエストで処理されるすべてのデータセット(読み取り元 / 書き込み先を含む)の場所は、推定されるジョブまたは指定されたジョブのロケーションと一致する必要があります。

単一リージョン ロケーションがマルチリージョン ロケーションに含まれている場合でも、単一リージョン ロケーションはマルチリージョン ロケーションと一致しません。したがって、ロケーションに単一リージョン ロケーションとマルチリージョン ロケーションの両方が含まれていると、クエリまたはジョブが失敗します。たとえば、ロケーション US が設定されたジョブが us-central1 内のデータセットを参照した場合は、ジョブが失敗します。同様に、US にあるデータセットと us-central1 にある別のデータセットを参照するジョブも失敗します。これは、リージョンとマルチリージョンの両方のテーブルを含む JOIN ステートメントにも当てはまります。

ロケーション、予約、ジョブ

容量コミットメントはリージョン リソースです。スロットをご購入いただくとき、そのスロットは特定のリージョンまたはマルチリージョンに制限されます。唯一の容量コミットメントが EU に存在する場合、US に予約を作成することはできません。予約を作成するときに、ロケーション(リージョン)と複数のスロットを指定します。それらのスロットは、そのリージョン内の容量コミットメントから pull されます。

同様に、リージョン内でジョブを実行するとき、ジョブのロケーションが予約のロケーションと一致する場合にのみ、予約が使用されます。たとえば、EU 内のプロジェクトに予約を割り当て、US にあるデータセットに対してそのプロジェクトでクエリを実行した場合、そのクエリは EU の予約では実行されません。US の予約がないと、ジョブはオンデマンドとして実行されます。

ロケーションに関する留意事項

データのロケーションを選択するときには、次の点を考慮してください。

Cloud Storage

BigQuery を使用して Cloud Storage データを操作するには、以下の方法があります。

Cloud Storage データのクエリ

BigLake または BigLake 以外の外部テーブルを使用して Cloud Storage 内のデータをクエリする場合、クエリ対象のデータは BigQuery データセットと同じロケーションに存在する必要があります。 次に例を示します。

  • 単一リージョン バケット: BigQuery データセットがワルシャワ(europe-central2)リージョンにある場合、対応する Cloud Storage バケットもワルシャワ リージョン、またはワルシャワを含む Cloud Storage デュアルリージョンに存在する必要があります。BigQuery データセットが US マルチリージョンにある場合、Cloud Storage バケットの場所として US マルチリージョン、アイオワ(us-central1)の単一リージョン、またはアイオワを含む任意のデュアルリージョンが可能です。その他の単一リージョンからのクエリは失敗します(たとえデータセットのマルチリージョンに含まれるロケーションにバケットが存在する場合でも)。たとえば、外部テーブルが US マルチリージョンにあり、Cloud Storage バケットがオレゴン(us-west1)にある場合、ジョブは失敗します。

    BigQuery データセットが EU マルチリージョンにある場合、Cloud Storage バケットの場所として EU マルチリージョン、ベルギー(europe-west1)の単一リージョン、ベルギーを含む任意のデュアルリージョンが可能です。その他の単一リージョンからのクエリは失敗します(たとえデータセットのマルチリージョンに含まれるロケーションにバケットが存在する場合でも)。たとえば、外部テーブルが EU マルチリージョンにあり、Cloud Storage バケットがワルシャワ(europe-central2)にある場合、ジョブは失敗します。

  • デュアルリージョン バケット: BigQuery データセットが東京(asia-northeast1)リージョンにある場合、対応する Cloud Storage バケットは東京リージョン、または東京を含むデュアルリージョン(ASIA1 デュアルリージョンなど)に存在する必要があります。詳細については、デュアルリージョン バケットを作成するをご覧ください。

    Cloud Storage バケットが NAM4 デュアルリージョン、またはアイオワ(us-central1)リージョンを含む任意のデュアルリージョンにある場合、対応する BigQuery データセットの場所として US マルチリージョンまたはアイオワ(us-central1)が可能です。

    Cloud Storage バケットが EUR4 デュアルリージョン、またはベルギー(europe-west1)リージョンを含む任意のデュアルリージョンにある場合、対応する BigQuery データセットの場所として EU マルチリージョンまたはベルギー(europe-west1)が可能です。

  • マルチリージョン バケット: 外部クエリのパフォーマンスは最小限のレイテンシと最適なネットワーク帯域幅に依存しますから、外部テーブルの場合、マルチリージョン Cloud Storage バケットでマルチリージョン データセット ロケーションを使用することはおすすめしません

    BigQuery データセットが US マルチリージョンにある場合、対応する Cloud Storage バケットは US マルチリージョン、NAM4 デュアルリージョンなどのアイオワ(us-central1)を含むデュアルリージョン、またはアイオワ(us-central1)を含むカスタム デュアルリージョンに存在する必要があります。

    BigQuery データセットが EU マルチリージョンにある場合、対応する Cloud Storage バケットは EU マルチリージョン、EUR4 デュアルリージョンなどのベルギー(europe-west1)を含むデュアルリージョン、またはベルギーを含むカスタム デュアルリージョンに存在する必要があります。

サポートされる Cloud Storage ロケーションについて詳しくは、Cloud Storage ドキュメントのバケットのロケーションをご覧ください。

Cloud Storage からデータを読み込む

BigLake または BigLake 以外の外部テーブルを使用して Cloud Storage からデータを読み込む場合、読み込まれるデータは BigQuery データセットと同じロケーションにある必要があります。

  • BigQuery データセットが US マルチリージョンにある場合、任意のロケーションにある Cloud Storage バケットからデータを読み込むことができます。

  • マルチリージョン バケット: 読み込み元の Cloud Storage バケットがマルチリージョン バケットにある場合、BigQuery データセットの場所として同じマルチリージョン バケット、または同じマルチリージョン バケットに含まれる任意の単一リージョンが可能です。たとえば、Cloud Storage バケットが EU リージョンにある場合、BigQuery データセットの場所として EU マルチリージョンまたは EU の任意の単一リージョンが可能です。
  • デュアルリージョン バケット: 読み込み元の Cloud Storage バケットがデュアルリージョン バケットにある場合、BigQuery データセットの場所として、デュアルリージョン バケットに含まれるリージョン、またはデュアルリージョンを含むマルチリージョンが可能です。たとえば、Cloud Storage バケットが EUR4 リージョンにある場合、BigQuery データセットの場所としてフィンランド(europe-north1)の単一リージョン、オランダ(europe-west4)の単一リージョンまたは EU マルチリージョンが可能です。

    詳細については、デュアルリージョン バケットを作成するをご覧ください。

  • 単一リージョン バケット: 読み込み元の Cloud Storage バケットが単一リージョンにある場合、BigQuery データセットの場所として同じ単一リージョン、またはその単一リージョンを含むマルチリージョンが可能です。たとえば、Cloud Storage バケットがフィンランド(europe-north1)リージョンにある場合、BigQuery データセットの場所としてフィンランドまたは EU マルチリージョンが可能です。

  • 1 つ例外があります。BigQuery データセットが asia-northeast1 リージョンにある場合、Cloud Storage バケットは EU マルチリージョンに存在することができます。

詳細については、データのバッチ読み込みをご覧ください。

Cloud Storage の中にデータをエクスポートする

データのエクスポート用に Cloud Storage バケットを同じロケーションに配置します:
  • BigQuery データセットが EU マルチリージョンにある場合、エクスポート対象のデータを含む Cloud Storage バケットは、同じマルチリージョン、またはマルチリージョンに含まれるロケーションに存在している必要があります。たとえば、BigQuery データセットが EU マルチリージョンにある場合、Cloud Storage バケットは EU 内の europe-west1 ベルギー リージョンに配置できます。

    データセットが US マルチリージョンにある場合、任意のロケーションにある Cloud Storage バケットにデータをエクスポートできます。

  • データセットがリージョンにある場合、Cloud Storage バケットは同じリージョンに存在する必要があります。たとえば、データセットが asia-northeast1 の東京リージョンにある場合、Cloud Storage バケットを ASIA マルチリージョンに配置することはできません。

詳細については、テーブルデータのエクスポートをご覧ください。

Cloud Bigtable

BigQuery 外部テーブルを介して Bigtable のデータにクエリを実行する場合は、Bigtable インスタンスが BigQuery データセットと同じロケーションに存在しなければなりません。

  • 単一リージョン: BigQuery データセットがベルギー(europe-west1)のリージョン ロケーションにある場合は、対応する Bigtable インスタンスがベルギー リージョンに存在しなければなりません。
  • マルチリージョン: 外部クエリのパフォーマンスは最小のレイテンシと最適なネットワーク帯域幅に依存するため、Bigtable の外部テーブルにマルチリージョン データセットのロケーションを使用することはおすすめしません

サポートされている Bigtable ロケーションについて詳しくは、Bigtable のロケーションをご覧ください。

Google ドライブ

ロケーションに関する考慮事項は、Google ドライブの外部データソースには該当しません。

Cloud SQL

BigQuery の連携クエリを使用して Cloud SQL のデータに対してクエリを実行する場合、Cloud SQL インスタンスは BigQuery データセットと同じロケーションに存在する必要があります。

  • 単一リージョン: BigQuery データセットがベルギー(europe-west1)のリージョン ロケーションにある場合は、対応する Cloud SQL インスタンスがベルギー リージョンに存在する必要があります。
  • マルチリージョン: BigQuery データセットが US マルチリージョンにある場合、対応する Cloud SQL インスタンスは米国の地理的エリアの単一リージョンに存在する必要があります。

サポートされている Cloud SQL ロケーションについて詳しくは、Cloud SQL のロケーションをご覧ください。

Cloud Spanner

BigQuery の連携クエリを使用して Spanner のデータに対してクエリを実行する場合、Cloud Spanner インスタンスは BigQuery データセットと同じロケーションに存在する必要があります。

  • 単一リージョン: BigQuery データセットがベルギー(europe-west1)のリージョン ロケーションにある場合は、対応する Spanner インスタンスがベルギー リージョンに存在する必要があります。
  • マルチリージョン: BigQuery データセットが US マルチリージョンにある場合、対応する Spanner インスタンスは米国の地理的エリアの単一リージョンに存在する必要があります。

サポートされている Spanner ロケーションについて詳しくは、Spanner のロケーションをご覧ください。

分析ツール

分析ツールを使用して BigQuery データセットを同じロケーションに配置する:

データ マネジメント計画

データ マネジメント計画を開発する:
  • BigQuery データセットや Cloud Storage バケットなどのリージョン ストレージ リソースを選択する場合は、データの地理的管理を行うための計画を作成します。

ロケーションを制限する

組織ポリシー サービスを使用すると、データセットを作成できるロケーションを制限できます。詳細については、リソース ロケーションの制限リソース ロケーションのサポート対象サービスをご覧ください。

データセットのセキュリティ

BigQuery でデータセットへのアクセスを制御するには、データセットへのアクセスの制御をご覧ください。データ暗号化の詳細については、保存データの暗号化をご覧ください。

次のステップ